折角お気に入りの手帳を買ったのに、上手く使いこなせず挫折した経験はありませんか?
「今年こそは!!」と意気込んでも、3日坊主で終わってしまったという人も大勢いることでしょう。
私に手帳は無理!!
どうせ私は手帳を使いこなせない!!
と、思ってしまったそこのあなた、ちょっと待ってください。
手帳が続かないのは、あなたと手帳の相性が合っていないのが原因かもしれません。
手帳を使いこなしたい人、3日坊主で終わらせたくない人は参考にしてください。
手帳選びのコツ①|使う目的を決める
一番大事なのが、手帳を使う目的を決めることです。
手帳の用途をざっくり分けると、
「未来」のことを書く…スケジュールやタスクを管理
「過去」のことを書く…記録をとる
です。
上記を踏まえて、手帳の使用目的を考えてみましょう。
いくつか例に挙げると…
未来 | 過去 |
---|---|
・スケジュールを管理したい ・夢を叶えたい ・タスク管理をしたい | ・ライフログを書きたい ・日記を書きたい ・習慣づけをしたい |
何を書きたいかを最初に決めないと、後ほど紹介する「手帳選びのコツ」が決められないので、しっかり決めましょう。
手帳初心者さんは一冊の手帳から
今まで手帳が長続きしたためしがない、手帳を初めてor久しぶりに使う人は、一冊使いがおすすめです。
手帳を複数冊使えば見返しやすいなどのメリットもありますが、使いこなせなくなるデメリットもあります。
まずは自分に合う手帳を見つけ、継続させることを目標に、一冊使いから始めましょう。
手帳を複数冊使用する場合
どうしても好きな手帳を全部使いたい、一つの手帳に全部書くとごちゃごちゃして見返しづらくなる、という場合は、手帳の複数使いをしてみましょう。
手帳の複数冊使用を継続させる秘訣は、手帳ごとの目的を明確にすることです。
「あっちにも書いてこっちにも書いて」では、面倒臭くなりますし、結局ごちゃついて見返しにくくなります。
それに、折角の情報をどこに書いたか分からなくなってしまったら、本末転倒ですよね。
手帳初心者さんの場合、多くても2冊にすることをおすすめします。
手帳は一元化したい派と複数使いしたい派に分かれます。
自分がどっちのタイプか分からない人は、まず一冊の手帳から始めましょう。
手帳を使う目的|私の場合
私はメインの手帳が2冊使いで、以下のように使う目的を決めています。
左脳:スケジュール管理、タスク管理
右脳:感情・気持ちの記録
私は手帳歴10年以上で、手帳は一元化するのが好きです。
一元化が好きではあるのですが、メイン手帳は去年から2冊使いをし、2025年も2冊を予定しています。
本当はシステム手帳で全ての情報を集約したいのですが、素敵な綴じ手帳に出会ってしまい、2冊を使用しています。
手帳選びのコツ②|サイズを決める
手帳の大きさも、自分に合うか合わないかの重要なポイントになります。
手帳の携帯性から考える
まずはざっくりと
持ち運ぶか否か
を考えます。
- 手帳を学校や職場に持って行くのか
- 日頃から肌身離さず手帳を携帯するか
- 家以外では手帳を書かない
などを考えてみてください。
手帳は家置きで、家以外で書かないのであれば、お好きなサイズで何の問題もありません。
手帳を持ち運ぶ場合、言うまでもなく、小さいサイズの方が圧倒的に楽です。
ですが、移動が車メイン、使用するカバンが大きいなら、大きめサイズの手帳でもあまり問題にならないかもしれません。
ちょっと脱線しますが、私のA5手帳の持ち歩き方法について気になる人は、こちらの記事もどうぞ。
手帳の筆記スペースから考える
次に、どれだけ書きたいか、を考えましょう。
- その日の出来事をびっしりたくさん書きたい
- 重要なことだけサッと書ければいい
- タスク管理もしたいし、日記も書きたい
書きたい内容や目的が多ければ、筆記スペースが必要になるので、大きめサイズの方が合うかもしれません。
書く内容が少ないのに、大きいサイズの手帳では、余白が気になって書く気が失せてしまう可能性もあります。
よく分からない場合は?
手帳初心者さんで「手帳を持ち運ぶのか、書きたい量がどれくらいかなんて分からないよ」という場合は、綴じ手帳のB6をおすすめします。
綴じ手帳のB6サイズはスタンダードなサイズです。
ゆえに種類もたくさんありますので、気に入る手帳も見つけやすいでしょう。
B6サイズで小さいなと思ったら来年大きくすればいいし、大きなと思ったら小さいものに変えれば良いのです。
手帳のサイズ|私の場合
長らく愛用しいているのはA5サイズです。
私は20代前半の頃はB6サイズの綴じ手帳を使用することが多かったです。
子供が生まれてから、タスク管理や予定が増え、A5サイズをずっと使用しています。
A5サイズってA4サイズの半分だから、保育園や小学校でもらってくるプリントを挟みやすいんですよね。
世の中A4サイズの書類が主流なので、A5サイズは何かと便利です。
手帳選びのコツ③|フォーマットを決める
手帳の使用目的に合ったフォーマットを選ぶのが、手帳の継続に重要です。
フォーマットが合わないと、書きにくく違和感だらけになります。
すると、手帳に書くことが面倒くさくなってしまうんですよね。
昨今のアナログ手帳ブームで、独自のフォーマットを使用している手帳も増えましたね。
ですが、手帳の基本的な仕様は以下の3種類です。
- マンスリーのみ
- マンスリー+ウィークリー(レフト式、バーチカル、ブロックタイプなど)
- マンスリー+デイリー
たとえば、日記やライフログを中心に手帳を使うなら、1日の筆記面積が大きい「マンスリー+デイリー」や「マンスリー+ウィークリーブロック」などがおすすめです。
1週間ごとの枠もほしいけど、広いメモスペースもほしい場合は「マンスリー+ウィークリーレフト」、1日を時間軸で管理したいなら「マンスリー+ウィークリーバーチカル」がおすすめです。
ウィークリーの仕様については、こちらの記事に詳しく書かれていますので、参考にしてください。
手帳のフォーマット|私の場合
私は1日の行動を細かく計画&記録をしたいため、「マンスリー+ウィークリーバーチカル」タイプを愛用しています。
手帳を使い始めた学生のころは、マンスリーのみの薄く軽量な手帳を、社会人になり立ての頃はさまざまなタイプの手帳を試していました。
私がウィークリーバーチカルを初めて使用したのは育児日記です。
育児日記は子供の授乳・排泄記録を時間軸に沿って記入するタイプでした。
1日を時間軸で管理・記録すると、1週間の俯瞰しやすさ、振り返りやすさに感動しました。
育児日記がきっかけで、バーチカルウィークリーを愛用するようになりました。
手帳選びのコツ④|候補の手帳を決める
手帳の目的、サイズ、フォーマットが決まったら、いよいよ具体的な手帳選びが始まります。
同じフォーマットでも若干枠の取り方が違ったり、日付や枠のカラー・フォントなど違ったりするので、
「好きだな~」「この手帳ワクワクするな~」
と思うものを探しましょう。
見た目の好みも大事ですが、中もしっかりと吟味してくださいね。
ここでは候補を1冊に絞らなくて大丈夫です。
次の【手帳選びのコツ⑤】で選んでいきますよ。
最初から見た目で決めるのもアリ
手帳初心者さんで、使用目的やサイズなんてぶっちゃけ分からないよ!!という場合は、【手帳選びのコツ①~③】をすっ飛ばして、見た目の好みで決めるのもアリです。
極力自分にフィットする手帳を選ぶのが継続の秘訣ではあります。
ですが、難しく考えすぎて「結局何を買えばいいのか分からない」では元も子もありません。
見た目で一目惚れした手帳でも、愛着があれば手帳は継続できる可能性が上がりますよ。
システム手帳の選択もアリ
一冊の手帳で完結させるために、システム手帳を使うという選択もアリです。
システム手帳なら、使いたいフォーマットのリフィルを自分の好みで入れられます。
また、本革製のカバーを買えば、10年20年と長いこと使い続けることも可能ですよ。
ですが、綴じ手帳より高価なことや、リフィルの種類がたくさんあることで、手帳初心者さんは「システム手帳は敷居が高いなぁ」と思うかもしれませんね。
システム手帳については、いずれ詳しくまとめたいなと思います。
手帳の候補【2025年】|私の場合
2025年の手帳は使いたいものがたくさんあり、決めるまでにだいぶ悩みました。
私が迷ったのは以下の手帳たちです。
- pure life diary
- 自分軸手帳
- フランクリンプランナー(システム手帳コンパクトサイズ)
- ほぼ日手帳(カズン)
- CITTA手帳
- maketimeplanner
- 永岡書店 Biz GRID
pure life diaryを継続することは決めていたのですが、相方になる左脳手帳をどうしようかと。
pure life diaryはA5サイズなので、A5サイズ2冊併用は重すぎるかな~
フランクリンプランナー気になるけど、余計重量増すな~
ほぼ日カズンなら一元化できるけど、pure life diaryを使いたいんだよ!!
pure life diaryの糸綴じを解いて、A5システム手帳に一元化もできるなぁ
などなど、仕事に手がつかないくらい悩みに悩みまくっていました。
楽しい悩みです(笑)
結局、pure life diaryとmaketimeplannerの2冊に決まりました。
私が2025年に使う手帳について気になる人は、こちらを参照にしてください。
手帳選びのコツ⑤|譲れないポイントで絞る
手帳の候補は何冊か決まりましたか?
あなたの相棒を決定するために、手帳の譲れないポイントを考えてみましょう。
たとえば、
- 同じサイズの手帳なら、なるべく薄いものが良い
- 同じサイズの手帳なら、たくさんメモページがある方が良い
- 綴じ手帳ではなく、システム手帳を使いたい
- 目標設定や振り返りページがあるものが良い
- 方眼仕様がいい
- 万年筆やマーカーと相性が良い紙質が良い
など。
選んだ手帳の中から、自分が譲れないポイントに合う手帳はどれでしょうか?
それがあなたの相棒手帳です。
手帳の譲れない点|私の場合
私は結構こだわりが強いので、譲れないポイントは…
- ウィークリーはバーチカルタイプ
- 目標や振り返りの記入スペースがある
- 手帳カバーは本革
- 方眼だと嬉しい
- できれば万年筆で書きたい(裏抜けしない紙質)
- 一元化できたらなお良い
手帳の仕様とは関係ないポイントもありますが、上記のような感じです。
全てクリアしている訳ではないですが、私にとっては重要なポイントです。
pure life diary:目標・振り返りページあり
maketimeplanner:ウィークリーバーチカル、目標・振り返りページあり、方眼、万年筆OK
私にとっては、中身も見た目も自分の好みとマッチしています。
まとめ
継続できる手帳を選ぶためのコツ5つを、私の実例と一緒に紹介しました。
「手帳が続かない」「手帳を使いこなせない」という声はよく聞きますが、継続できない理由は手帳との相性かもしれません。
自分の書きたい内容(目的)と、手帳のサイズやフォーマットがしっくりくると、手帳を継続しやすくなりますよ。
手帳で譲れないポイントも考えてみてくださいね。
人それぞれ手帳に求めるものが違いますので、自分に合ったものを選びましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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