HSPさんは自己肯定感下がりやすい、低いと感じやすいところがあります。
HSPさんに備わる気質や特性が関係しているのですが、だからといってずっと自己肯定感が低いまま、生きづらさを抱えたまま生きるのはツラいですよね。
ですが、自己肯定感はいつからでも、誰でも高められる能力です。
このブログをお読みいただいている今現在、自己肯定感が低くても大丈夫!!
一緒に「やさしく」自己肯定感を高めていきましょう♪

内向型HSP、自己肯定感アップカウンセラー資格を持つ、私が解説します。
自己肯定感が高いHSPと低いHSPの比較
まず、間違いなくいえるのは、
自己肯定感が高い→生きやすくなる
自己肯定感が低い→生きづらさを感じる
と、いうことです。
自己肯定感が高い・低いによって、どんなことが起きるのか、ざっくりとですが表にまとめました。
自己肯定感が高い | 自己肯定感が低い |
---|---|
・自分を好きになる ・自分軸で生きられる ・行動力が上がる ・人間関係が変わる ・メンタルの安定 | ・他人軸が加速する ・行動できなくなる ・孤独な努力に突き進む ・自分の欠点ばかり目につく ・メンタルの不調に陥る |
一目瞭然ですよね。
この表を見た方なら、誰もが「自己肯定感は高い方がいい!!」「自己肯定感を高めたい!!」と思うはずです。
HSPさんと自己肯定感の関係や、HSPさんの自己肯定感が低いとどうなるのかは、こちらの記事に詳しく書かれています。


HSP向け自己肯定感の高め方
HSPさんには4つの特性がありますから、特性に合わせた自己肯定感の高め方を実践することをおすすめします。
HSPの特性については、こちらの記事を参考にしてくださいね。


一般的な自己肯定感を上げるプロセスに関しては、こちらの記事を参考にしてください。



私が自己肯定感を上げるために実践していることも紹介していますよ。


では、HSPさん向けの自己肯定感の高め方を具体的に解説します。
- HSPを受け入れる
- HSPの強みを知る
- 自分の夢を言語化する
- 小さいチャレンジ・変化を取り入れる
- 小さな「できた」を大切にする
- リラクゼーション
- アファメーションの力を使う
詳しく説明します。
HSPを受け入れる
自分がHSPであること、HSPの気質・特性を持っていることを受け入れましょう。
特別なことは必要ありません。
- 私は、相手の気持ちに気付くことができる
- 私は、物事を深く考えられる
- 私は、小さな変化や違和感も感知できる
HSPは心理学で使われている、性格など内面的な性質を表す言葉に過ぎません。
「HSPだからすごい!!」でもないし、「HSPだからダメ」でもないです。
ただただ、「自分はHSPの気質がある」「ちょっとHSPの傾向があるかも」と事実を受け止めるだけで良いのです。



HSPのみなさんなら、生きづらさは子供の時から始まっていたという方が多いかもしれませんよね。
昔は知らなかったけど、「HSP」という言葉を知って、ものすごく腑に落ちました。
「なんだか分からない生きづらさ」よりも、「この生きづらさはHSPが関係しているかも」と輪郭を持てただけでもホッとしませんか?
HSPについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。


HSPの強みを知る
長所と短所が表裏一体のように、HSPの特性も強みになるんですよ。
HSPって「繊細」「弱い」「気にしすぎ」なんてイメージを持たれますが、見方を変えれば良いのです。
たとえば…
「気にしすぎる」→小さな変化に気付ける、違和感をキャッチできる
「深読みする」→危機回避能力が高い、あらゆる状況を想定し、対処法がわかる
「相手の顔色をうかがう」→共感力が高い、痛みを分かち合える
HSPを強みにすれば、仕事や対人関係でも上手くいくことが増えていくはずです。
HSPをネガティブに捉えず、ぜひHSPを活かしていきましょう。



ちなみに私のHSPな部分の強みは「共感力」「慎重思考」「几帳面」「極める思考」と思っています。
※pure life diary 強みを知るワークにて
pure life diaryが気になる方はこちら。


自分の夢を言語化する
自分の夢、目標、理想、ありたい姿など、「どうなりたいか」を言語化します。
言語化とは、
思考や感情など自分の内面にしかないことを言葉で表出する
ことです。
いきなり夢や理想と言われても思い浮かばなかったり、ぼんやりとしか浮かばなかったり、という方も多くいらっしゃいますよね。
ですが、ゆっくりでいいので、自分と対話し、夢や理想を形にしていきましょう。
なぜ、夢や目標を言語化していくかというと、言語化には、以下のようなメリットがあるからです。
- 頭の中が整理される
- 具体化される
- ゴールまでのプロセスが明確化される
- 他者にわかりやすく説明できる
一番は自分自身が自分の夢や目標を、くっきりと捉えやすくなる、ということです。
夢や目標が具体的に捉えられると、それに向かってどんなプロセスを踏めばいいかが見えてきますよね。
誰かを(良い意味で)巻き込む、助けがほしい時も、言語化できれば伝達もしやすいですよ。
自己肯定感を高めるには、自分の価値観を明確にしたり、自分のために行動したりすることが鍵になってきます。
その第一歩として、夢や目標を言語化してみましょう。



HSPさんは深く考える特性があるため、コツを掴めば言語化はかなり得意になる気がします。
私の夢は、「HSPや内向型で生きづらさを抱えている方の救いになりたい。手帳を使って、生きづらさ解放へ導きたい」です。
まだプロセスや方向性がふわふわしているので、もっと自分の気持ちを深掘りしたいなと思っています。
小さいチャレンジ・変化を取り入れる
自己肯定感を高めるためには、成功体験することが有効です。
ただし、
目標が高すぎる→なかなか達成できず、諦めや挫折につながる
急激な変化を要する→HSPさんには刺激が強すぎるかも
があるため、注意が必要です。
小さなチャレンジ・変化を、私の例で挙げると…
- いつもは断る飲み会だけど、なんとなく行ってみたら意外と楽しめた
- いつもと違う道で帰ったら、気になるお店を見つけた
- 未経験分野の案件だけど、ライター募集に応募したら、採用された



本当にちょっとしたことでもチャレンジしたり、変化を取り入れることで、思わぬ嬉しい結果が待っていることもありますよね。
小さな達成・成功を積み上げることで、HSPさんにも自信が芽生え、自己肯定感も上がっていきますよ。
小さな「できた」を大切にする
小さなチャレンジや変化は大切ですが、「挑戦してみた!!」「できた!!」も大切にしてください。
たとえ良い結果にならなかったとしても、行動したことに意味があります。
「行動できたね!!」
「やればできるじゃん♪」
と、自分自身に声を掛けてあげましょう。
手帳やノートを利用すると〇
ここでおすすめしたいのが、小さな「できた」を手帳やノートに記録することです。
せっかく小さなチャレンジや小さな変化を取り入れても、日々忙しく過ごしていると忘れていってしまうんですよね。
仕事や家事、勉強などに追われていると、「忙しく1日が過ぎたな…」「なんか、何もできなかったな…」みたいな暗い印象で1日が終わってしまいます。



これでは自己肯定感が下がってしまいます。
ですが、手帳やノートに記録していれば、「この日はこんなことができたんだ!!」「案外、できてるじゃん、自分」と、前向きな気持ちになれます。
また、手帳やノートを振り返ることで、チャレンジする内容が変わっていたり、捉え方が変わっていたりと、自身の成長にも気づきやすくなりますよ。



自分がどれだけ成長したかを比べるのは、「過去の自分」です。
他人のキラキラSNSと自分を比較するのはNGです。
以前の自分より今の自分が成長していたら、自分自身をたくさん誉めてあげましょう♪
リラクゼーション
心身ともに疲れ果てていては、ポジティブな思考も行動もできないですよね。
心身を休め、あなた自身を大切に慈しんであげることが大切です。
あなたが好きなことは何ですか?
あなたの心地よいことは何ですか?
どんなことをすると、元気が出ますか?
たまには仕事や家事などのTO DOよりも、自分を癒すことを最優先に行動してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は…
- カフェで手帳タイム
- 山、森林の中を歩く
- 思考や感情を紙に書き出す
- コーヒーを丁寧に淹れる



「いつも頑張っている自分に、心地よい時間をプレゼントしましょう♪」
HSPさん向けの、気分転換に関する記事もあります。
良かったら参考にしてください。


アファメーションの力を使う
HSPさんには、やさしく前向きなアファメーションを使うのも手です。
アファメーションを簡単に説明しますね。
アファメーションとは、なりたい自分を手に入れるための自己宣言のことです。
引用元:アファメーションとは?効果的なやり方・具体的な例文・注意点を解説|ツギノジダイ
ありたい姿、なりたい自分が叶った前提とし、ポジティブな声掛けを自身に繰り返し行います。
すると、自分の潜在意識に働きかけ、自己肯定感や自尊心が高められ、理想の自分に近づいていける、というわけです。
HSPとアファメーション
子供の頃から繊細な自分を守るために、親や周りの人の顔色をうかがってきたHSPさんは、他者に対し深読みしすぎたり、疑心暗鬼になりすぎていたりする場合があります。
すると、
- 自分には価値がない
- 自己主張できない私はダメ
- 本当は私のことメンドウクサイ人間と思ってるよね?
と、自分に自信が持てず、他者も信用できない負のスパイラルに陥ります。



少し専門的な言い方をすれば、「認知の歪みがある」ということです。
そこで、アファメーションを利用し、自分にポジティブな言葉掛けをし、潜在意識から変えていくのです。
ちなみに、私のアファメーションをちょこっと紹介すると…
- どんな自分も、私が受け止める
- 私は自分の気持ちを表出していい
- 私の心はいつも穏やかだ
- 私は社会に貢献している
あなたも、自分に合わせた、しっくりくるアファメーションを考えてみてくださいね。
HSPが自己肯定感を高める時の注意
HSPさんが自己肯定感を高める際、「早く変わりたい」「今すぐ上げたい」という思考は脇に置いておいた方が良いです。
HSPさんは特性上、「変化」に弱いところがあります。
自己肯定感を高めようと、急に違うことをしてみたり、無理矢理思考を変えようとしてみたりすると、大きなストレスとなる可能性大です。
- ゆっくり、やさしく、自分のペースで
- 完璧じゃなくてもいい
- 過去の自分と比べ、変化・成長強いていればOK
と、心に留めておいてくださいね。
まとめ
HSPさん向け自己肯定感の高め方や注意点を紹介しました。
HSPの気質があろうがなかろうが、自己肯定感を高める方法は同じです。
が、HSPさん特有の気質に合わせた方法を取り入れた方が、無理なく効果を得られやすくなるでしょう。
内向型気質の強いHSPさんなら、変化に弱いことは重々承知かと思います。
無理なく、やさしく、自分のペースで自己肯定感を高めてみてください。
自己肯定感が上がれば、今よりももっと生きやすい未来が待っていますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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