HSPさんは些細なことでもストレスに感じたり、周囲の環境により疲弊したりしやすいですよね。
そんなHSPさんにはストレス発散や気分転換がとっても大事です。
自身も内向型HSPである私が実際にしている気分転換方法も紹介しちゃいます。
HSPさんにおすすめの気分転換方法
自身もHSPである私が、HSPさんにおすすめの気分転換方法を紹介します。
- 五感から癒す
- 自然に癒してもらう
- 気心の知れた人と過ごす
- 軽い運動をする
- 読書をする
- 書く瞑想をする
- 番外:デジタルデトックスをする
一つずつ紹介しますね。
五感から癒す
HSPさんは感覚が鋭い人も多いようです。
そんな敏感な五感を利用して、心地よい感覚刺激で癒してあげましょう。
具体的に例を挙げていきますね。
※独断と偏見でディープな内容も含まれていますのでご注意を(笑)
視覚
視覚からアプローチする具体例を挙げてみました。
- 推しを愛でる
- 自然の景色を見に行く
- 演劇やミュージカルなどを見に行く
- アート展を見に行く
- 夜景を見に行く
- 生花を飾る

この夏、2~3年前から気になっていた、金魚のアート展に行きました。
聴覚
聴覚からアプローチする具体例を挙げてみました。
- 好きなアーティストの曲を聴く
- 楽器を演奏する
- 声が好きな人とお茶をする
- 川のせせらぎや海のさざ波を聴く
- 家の窓を開けて外の音に耳を澄ませる



元吹奏楽部の私は、楽器演奏が趣味です。
何か没頭できる趣味があると、ストレス解消に役立ちますよね。
嗅覚
嗅覚からアプローチする具体例を挙げてみました。
- 好きなアロマを焚く
- アロママッサージを受ける
- ペットの匂いを嗅ぐ
- 原っぱに寝転ぶ



愛鳥の匂いを嗅ぐのが好きです。
鳥好きさんなら分かる!?
両手で包み込んで、背中ら辺に鼻を近づけ、深呼吸します(笑)
味覚
味覚からアプローチする具体例を挙げてみました。
- 好きなデザートを堪能する
- 食べたいものを食べる
- カフェの新規開拓をする



普段は「これ食べたら太るよな…」とか考えますが、「今日は食べたいものを食べる!!」と決めたら気にせず舌を喜ばせましょう(笑)
触覚
触覚からアプローチする具体例を挙げてみました。
- 動物園でモフモフの動物たちと触れ合う
- 寝心地の良い寝具に変える
- ちょっとイイ(高級)タオルに替える
- 革の手帳を撫でまわす
- マッサージを受ける



持ち歩き手帳にトラベラーズノートパスポートサイズを使っています。
7年持ち歩いているので、くったり感、しっとり感が堪りません。
娘のピアノレッスン中などに撫でまわしています(笑)
自然に癒してもらう
自然豊かな場所へ赴き、景色や音、匂いなどを感じてみましょう。
五感と通ずるところもありますが、周囲の人や物からストレスを受けやすいHSPさんには、静かで落ち着ける、ゆったりくつろげる時間が必要です。
自然の景色を見るだけでも癒しになりますが、もう少し踏み込んでみるのも良いですよ。
たとえば、緑豊かな自然公園で読書をする、気軽に行ける山に登る、川や海に足を浸けてみるなど、自然の味わい方は色々あります。



湖の周りにあるベンチに座って読書、小学校の遠足でも使われる近くの山へ1人登山など時々やっています。
また、なかなか近場に自然豊かな場所がない、行く暇がない人は自宅でグリーンを育ててみるのもおすすめです。


気心の知れた人と過ごす
一緒にいて心地良い、気心の知れた友人と会うのもおすすめです。
HSPだからと言って人が嫌い・苦手というわけではありませんからね。
HSPにも大好きな人はいます。
会うと元気をもらえる人、楽しくお喋りができる人、じっくり話を聞いてくれる人など、一緒に過ごすことが苦にならない人と過ごしましょう。
どんなに好きな人でも、長時間一緒にいると疲れてしまうという場合は、あらかじめ「●時に予定があるから、その時間までね。」と、一緒に過ごしたい時間を伝えておくのがおすすめです。
軽い運動をする
習慣的に運動することは、うつや不安などの心の症状が軽減されるというデータがあります。
なので、「うつ」とまでいかなくても、不安などいろいろと抱え込みやすいHSPさんにも運動は有効と言えます。
健康増進の観点から、軽く汗をかく程度の運動を週3~4回など指標はあります。
しかし、気分転換として取り入れるなら、固く考えることはないでしょう。
- 景色の良いところでゆったり散歩をする
- ストレッチをする
- プールで泳ぐ
- ヨガを始める
- ハイキング、登山をする
- ジムで筋トレする
など、お好きな内容・運動負荷でおこなってみましょう。
参考:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023|厚生労働省
読書をする
静かにゆったりとした時間を過ごす代表例が読書ですよね。
ある研究では、6分間の読書がストレスを7割減少させるという結果が出ているそうですよ。
HSPさんや内向型さんにおすすめの本がありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。


書く瞑想をする
文具好きの私としてはおすすめしたいのが「書く瞑想」です。
人は思っていることを紙に書き出す(=言語化する)だけで、気持ちが整理され、ストレス解消に繋がると言われています。
「瞑想」と聞くとちょっと怪しげとか、難しそうと感じる人もいるかもしれませんね。
しかし「書く瞑想」はとっても簡単です。
紙に気持ちをバーーーーッ!!と書くだけです。
色々なメソッドがあるものもありますが、基本的にはただ書き殴るだけでOKです。
HSPさんにおすすめしたいノート術は、こちらの記事に詳しく紹介していますので、参考にどうぞ。


また、書く瞑想を行うノートや筆記具にこだわるのもおすすめです。
書き味の良いノートはこんなのがあります。


筆記具に万年筆を使ってみるのはいかがでしょうか。




番外:デジタルデトックスをする
スマホやPCから離れて、目や脳、心を休ませてあげましょう。
最近の研究では、SNSをやると幸福度が下がるなんて研究結果もありますよね。
顔が見えないからこそ、ネット上でのコミュニケーションでトラブルが起こりやすくなっていたり、キラキラした投稿を見ることで、自分の生活満足度が下がったりなんて話を聞いたことはありませんか?
敷居が低く、誰でも始めやすいSNSだからこそネットリテラシーの低い人、マナーの悪い人がいるものです。



SNSは人に見せるものだから、盛ったり、良い面しか見せていなかったりなんて、よく言われていることです。
HSPさんがSNSをやる時は距離感を持って、適度に使用しましょう。
また、スマホやPC画面から発せられるブルーライトも眼精疲労や睡眠障害を招くなど言われていますよね。
心と体を守るために、デジタルツールの使い方を見直してみましょう。
デジタルデトックス:スマホやPCなどのデジタルツールを意識的に使わず、距離を取ること
ネットリテラシー:ネットを正しく使う能力
参考:SNSをチェックすればするほど「幸福度」が減る理由|DIAMOND online
HSPさんがストレスを溜めこみやすい理由


なぜ、HSPさんはストレスを溜めこみやすいのでしょうか。
単刀直入に言えば、自分の周りの人や物から刺激を受けるからです。
相手の態度や仕草、口調などから無意識に機嫌を察知していませんか?
外の道路工事、他人のイヤホンから漏れる音、見知らぬ人の大きな話声、うるさくありませんか?
良くも悪くも、HSPさんは周囲の人や物をよく観察し、情報を受け取り、気を遣いまくります。
さらに、生まれた時からHSPなので、無意識で過剰に気を遣っていることもザラです。
そんなHSPさんはストレス過多になりやすく、発散も苦手な人が多いので、どんどん溜め込んでいってしまうのです。
HSPさんが周囲から受けるストレスは人間関係や環境です。
詳しく知りたい人はこちらの記事からどうぞ。




HSPさんがストレスを溜めるとどうなるの?


HSPさんに限らずですが、ストレスを溜めこむと良いことはありません。
- イライラしやすくなる
- 落ち込んだり、悲しくなったりする
- 自律神経のバランスが崩れる
- 頭痛、腹痛などの身体症状が出る
- 気力がなくなる
- 「うつ」などの心の病気になる可能性も
HSPさんは対人関係や周囲の環境から刺激を受けやすいため、ストレスを溜めこみやすい傾向にあります。
ストレスを溜め込むと、心にも体にも良くない影響が出てきます。



溜め込んだストレスを周囲への過剰な気遣いで、発散するのが下手な人も多いですよね。私もそうでした。
心や体に症状が出る前に、ストレス解消しましょうね。
HSPさんが注意したい心の病気に、ストレス過多が原因で引き起こす「自律神経失調症」があります。
気になる人はこちらの記事からどうぞ。


まとめ
HSPさんにおすすめの気分転換方法を紹介しました。
過度に気を遣って対人関係に疲弊したり、周囲の環境からの刺激を受け過ぎたりと、何かとストレスを溜め込みやすいのがHSPさんです。
ストレスを溜め込み過ぎると、心や体に良くない影響が出てきます。
そんなHSPさんは、過敏な五感を逆手にとって癒しを得たり、心地良い人と過ごしたり、頭の中を整理したりして、ストレスを手放しましょう。
具体的な方法をたくさん紹介しましたので、興味のあるものから試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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