みなさんは、【自分軸手帳】をご存じでしょうか?
2024年版から、公式サイト以外の通信販売や書店でも購入できるようになり、見かけたことがある人もいらっしゃるかもしれませんね。
私は2023年、自分軸手帳と共に歩んできました。
2024年、自分軸手帳を使うよ~って人や、自分軸手帳に興味のある人は、ぜひ最後までお付き合いください。
自分軸手帳とは?
シンプルに言えば、「自分軸を見つけて育てる手帳」です。
自分軸って何?
という人もいるかもしれませんね。
公式ホームページでは、
自分軸=「こうありたい姿」
と定義しています。
世間一般の常識や、周囲の目を気にせず、自分が本当にやりたいこと・なりたい姿を実現できたら、人生ハッピーになりそうですよね?
「自分の人生を生きてる!!」って感じがすると思うんです!!
以下、公式ホームページからの抜粋です。
自分軸とは、他人の期待や世間の評価ではなく、
引用元:自分軸を見つけること|自分軸手帳
自分自身が本当に望む人生の方向性や価値観のこと。
自分が好きなものは何なのか。
本当は、どんな人生を生きたいのか。
「ちゃんとした」目標や、壮大な計画を立てる必要はありません。
あなたの自分軸は、あなたの中にあります。手帳を通じて自分と向き合い、あなたの中にある自分軸を見つけて育ててほしいのです。
他人軸に追われる毎日から、自分軸を育てる日々へ。
あなただけの自分軸を見つけて、
自分の人生に夢中になってください。
自分軸手帳は、ワークの活用や自分軸手帳部の活動を通して、仲間と一緒に自分軸を育てていけるのが魅力です。
自分軸手帳の基本情報
自分軸手帳の基本情報を紹介します。
※2024年版のデータです。
価格 | ¥3,850 |
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サイズ | A5判 幅15cm×高さ21cm×厚み1.3cm |
重さ | 293g |
付属 | スピン2本、透明カバー |
特徴 | ・ページが180°開く ・書きやすさと軽量化にこだわった紙 ・カバーは選べるようシンプルな表紙 ・9つのワークを収録 ・自分軸手帳部(2024年はサブスク化) |
「手帳にしては高い!!」と思う人もいるかもしれませんが、豊富なワークがあり、紙質にもこだわっているので、私的には納得のお値段だと思っています。
他にもワークがついている自己啓発系手帳はありますが、料金は同じような感じです。
たとえば…
pure life diary:¥3,980
FOCUS EiTO手帳:¥4,730+税
※2024年版の価格です
その中でも、自分軸手帳は良心的な価格でした。
収録ワーク
気になるワークページは以下のような内容です。
資源を見える化するワーク | 時間:24時間の棚卸しワーク お金:お金の見える化ワーク 意志力:引き算のワーク |
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自分軸を見つけるワーク | ありたい姿:足し算のワーク 強み・弱み:自分のトリセツ リセットボタン:ご機嫌発掘リスト 幸せ:感謝のリスト 能力・スキル:行動を生む!学びリスト ワクワク:わたしの〔 〕リスト |
自分軸を見つけて育てていく、大事なワークです。
最初はなかなか書けないワークもありましたが、自分のペースで取り組めるので、納得のいくまで向き合いましす。
また、自分軸手帳部に入れば、それぞれのワークのやり方、他の部員さんとの情報共有などができ、ワークも進めやすいです。
スケジュールページ
ざっくりとですが、自分軸手帳のスケジュールページについて紹介します。
今年の目標と計画 | ・左ページが今年の目標 ・方眼スペースでデザインの自由度が高い ・右ページが毎月の目標一覧 |
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今年の振り返り | ・1年を締めくくる ・左ページは方眼でデザインの自由度が高い |
今月の目標と振り返り | ・左ページが目標、右ページが振り返り ・ワークや年間目標の内容を落とし込む ・方眼スペースでデザインの自由度が高い |
マンスリーページ | ・月曜始まり ・方眼メモ、ハビットトラッカー付き |
ウィークリーページ | ・1日24時間表記のバーチカルタイプ ・ToDoリストや習慣化リスト付き |
ワークに魅力を感じたのも勿論ですが、私にとってはウィークリーのバーチカルは外せないポイントです。
もしバーチカルタイプではなかったら、自分軸手帳を購入していたかどうか…(笑)
2023年自分軸手帳に決めた理由
自分軸手帳のコンセプトと、私が求める「自分を取り戻す(自分軸を明確化する)」が合致したからです。
私だけでなく、子育てや仕事、日々の生活に邁進している人は、自分の「好き」や「やりたいこと」が分からない人って、結構いるのではないでしょうか。
私も子供が生まれてから、とにかく子供中心で日々を送り、HP0状態で一日を終えるという生活でした。
こんな生活をしていると、「自分のことは二の次!!」と、本当に自分の感情が分からなくなっていくんですよ。
これからママになろうとしている人に恐怖を与えてます!?
子供が乳児期のうちは、忙し過ぎてモヤモヤする暇もあまりないのですが、成長するにつれて徐々に手が離れていきます。
そうすると…
- いつも家族優先のサポートばかり
- 私も好きなことやりたい!!
- でも好きなことってなんだっけ?
- 子供や家のことがあるから、自分の時間は取れないな…
などが湧き起こってきます。
これではイライラ、モヤモヤしてしまうのは明白ですよね。
そんな自分から抜け出したくて、自分軸手帳を使ってみることにしました。
自分軸は見つかったか?
率直にいうと、「多少ぼんやりしているところもあるけど、軸は見つかった」です。
自分の「好き」や「やりたいこと」も分からなかった1年前と比べたら、軸自体は見えてきたので、成長したと言えます!!(自画自賛)
やっと自分を取り戻せてきたので、これからも育てていきたいと思っています。
私は自分軸手帳部にも所属していたので、手帳のワークだけではなく、サークルなどにも参加しました。
また、日々、他の部員さんのアウトプットを共有できるため、情報や気づきを得られ、自分軸探しが加速したのかもしれません。
自分軸手帳を使って変化・成長したこと
2023年、自分軸手帳を使うことで変化した点を挙げます。
- 目標を立てるようになった
- 筆記しやすくなり、チョコチョコ記入するようになった
- 自分の感情を記録するようになった
- 振り返るようになった
詳しく説明していきますね。
目標を立てるようになった
自分軸手帳には目標ページがあるので、素直に取り組むと自動的に目標が立てるようになります。
私の今までの手帳の使い方は、スケジュールやタスク管理が主な使い方でした。
とにかく毎日忙しいので、予定を把握して、やるべきことを忘れずこなすことが第一の目的となっていたのです。
人生を豊かにすると言われる、「緊急ではない、重要なこと」に当たる第Ⅱ領域は完全に置き去りでした。
自分軸手帳での目標は自然に第Ⅱ領域を大事にする内容になっていました。
「目標」といっても難しく考えず、今の気持ちや体調、家族や自分の予定などを加味しつつ、自分軸な目標を設定することを習慣にできたと思います。
7つの習慣で有名な、スティーブン・R・コヴィー氏が提唱する、時間管理マトリックスの領域の一つです。
この第Ⅱ領域の「緊急ではない重要なこと」を優先して計画することで、人生の充実度が向上すると言われています。
参考:7つの習慣 演習ノート 改訂版|キングベアー出版
まめに記入するようになった
これに関しては自分軸手帳だからというよりは、システム手帳から綴じ手帳に変えたことが大きいかと思います。
2022年までは5、6年くらいシステム手帳を愛用していました。
好きなリフィルを入れられますし、年をまたいで繰り越したいことも残せるので気に入っていましたが、「書きにくさ」は否めません。
私は右利きなので、右ページを書く時に、リングが手に当たるのです。
リフィルを外せば良いのですが、正直面倒くさい…。
書きにくさにも目をつぶって使い続けてきましたが、綴じ手帳はやっぱり書きやすかった!!
自分軸手帳の紙質が好きっていうのも理由にありますね。
書き心地が好きではないと、書く気も失せますから。
自分の感情を記入するようになった
ウィークリーバーチカルの隙間に、自分の感情も記入するようになりました。
今までは手帳でスケジュールやタスク管理、気持ちの吐きだしは別のノートなどに書いていました。
今回のようにバーチカルの中に記入すると、
「この予定の時にこんな気持ちになった」
「この気持ちになった前後にはこんな出来事があった」
などが、後から振り返っても分かります。
自分軸を育てる上で、自分の感情を感じる、味わうことはとても大切です。
振り返るようになった
2022年までは、手帳を見返して振り返ることはほぼありませんでした。
ちょっとした日記を書いていたこともありますが、滅多に振り返らなかったのです。
そのクセ、ネガティブな出来事はまぁまぁ覚えていて「嫌なことなかりだなぁ」とモヤモヤしたりするんですよね。
手帳を振り返ると、「嬉しかったこと」「好きだな~と思ったこと」「できたこと」結構あります。
忙しく、「毎日時間がない!!」と思いつつも、意外とできたことってあるんです。
ヒトの脳って、もともとポジティブな内容よりもネガティブな内容の方が、記憶に残りやすいようです。
ですから、手帳に書き留めて、振り返らないと、折角できたこと、良かったことも忘却の彼方へ飛んで行ってしまうのです。
「できた」「嬉しい」「好き」が増えると、自己効力感もupしていきますよ。
2023年自分軸手帳の反省点
2023年の反省点も振り返っておきます。
- 毎日手帳タイムを取れなかった
- 苦手意識のあるワークは消化不良
- 自分軸手帳部で幽霊化
詳しく説明していきます。
毎日手帳タイムを取れなかった
忙しさを理由に、手帳にしっかり向き合う時間を毎日取り入れることはできませんでした。
隙間時間があれば、ブログを優先することが多く、手帳が疎かになえることも多々ありました。
しかし、恐らく、1日に1回も手帳に触れなかった日はなかったと思います。
そしてパラパラ~くらいは見ていました。
ですが…
- 次の日の予定を確認しなかったことで、手帳に書いてあるのに忘れた
- 次の日忙しいのがわかっていたのに、ToDoを把握しきれずに一日が始まった
- 自分で手帳の優先順位を下げたくせに、手帳が書けないとモヤる
このような事態に陥る訳です。
できればその日の内に、次の日に向けた手帳タイムを取りたいのですが、ブログが…
「アドセンス申請の準備をしたい」
「記事をupしておきたい」
「このネタ書きたい!!」
「書き始めたら楽しくなってきた!!」
と、抑えられない時がありまして…(笑)
手帳タイムをとった方が一日をスムーズに過ごせるのは分かっているので、メリハリをつけるのが課題だなぁと思っています。
苦手なワークが消化不良
全く手をつけられなかったワークはありませんが、ワークによっては空白が目立つものもあります。
お金の見える化ワークが苦手
特に私はお金への苦手意識があり、お金の見える化ワークが苦手でした。
これから、教育費の負担が増していくのと、NISAも始めてみたいなとも思っているので、どうにかお金の苦手意識を克服したいなと思っています。
24時間棚卸ワークが苦手
また、24時間棚卸ワークも、記入はしましたが実生活につなげるところまではできませんでした。
これは私の性格的に、環境や習慣を変えるのが苦手なことも原因があると思っています。
時間は有限ですので、自分時間を確保するためには引き算と足し算のバランスが大切であることは自分軸手帳で学びました。
ちょっとの変化でも、「エイヤー!!」と挑戦してみる気持ちが大事だなと思いました。
自分軸手帳部で幽霊化
自分軸手帳部では、アウトプットをせず、見る専門になっていました。
THE・幽霊部員(笑)
2022年までの自分軸手帳部は無料だったのですが、私が始めた2023年からは有料になりました。
ですが、このサークルみたいなのが「楽しそう!!」と思い、自分軸手帳を購入したというのもあり、有料になっても引き下がれませんでした(笑)
自分軸手帳部の引っ越し
年度途中で自分軸手帳部のプラットホームが変更になり、継続するには追加料金を支払わなければならなくなりました。
これに関しては、自分軸手帳部運営のみなさんにとっても晴天の霹靂だったと思います。
苦渋の決断で、追加料金にせざるを得なかったのも理解しています。
,私は、この頃も特にアウトプットせず、部員さんとの交流もほぼなかったので、辞めても良かったんです。
しかし、一度乗った船を降りるのもなぁと思い、追加料金を支払い継続することにしました。
追加料金を支払っても幽霊部員
お金かかっているのに、積極的に活用しないって…。
積極的アウトプットや交流をしなかった言い訳をすれば、やはり「ブログを軌道に乗せたい」「アドセンスに合格したい」という思いが強すぎました。
ですが、言わせてください!!
他の部員さんがアウトプットしてくださった内容はよく読んでいたので、情報を仕入れることはできました!!
自分軸手帳部の話題や流行りから、「せかさい」「せかやり」に出会い、自分軸の解像度が上がったことも確かです。
入部して、追加料金を支払っても継続したことに後悔はしていません。
2024年に向けて
2023年自分軸手帳を活用した結果、2024年への申し送りをここでさせていただきます。
- 自分軸はこれからも育て続ける
- 自分軸手帳は一旦卒業
- 手帳タイムをより大切にする
詳しく説明します。
自分軸を育て続ける
2023年で自分軸が見えるようになりましたが、2024年はもっともっと純度を上げて育てていきたいと思います。
アラフォーになり、健康の大切さが身に沁みるようになり、「いつまでも元気だと思うなよ」と思うようになったんですよね(笑)
いつ、どうなるのかわかりません。
家族を大事にしたい気持ちは変わらずありますが、自分も大事にしたいなと思っています。
大切な家族に対して「私ばっかり我慢なの!?」「私は家政婦か!?」って感情を抱くって不健全だし、悲しいなと思うのです。
「私も大事にするし、家族も大事にする」こんな生き方をしていきたいです。
マンスリーを使った、自分軸の育て方の記事がありますので、良かったら参考にしてください。
自分軸手帳は一旦卒業
2024年、私が使う手帳はpure life diaryとNOLTYリスティ1です。
ここで言っておきたいのが、決して自分軸手帳が合わなかった、という訳ではありません。
自分軸手帳を知った1年ほど前、pure life diaryにも出会っていたのです。
しかし、2冊を使い倒すのは難しいなと。
2023年は先に出会った自分軸手帳を使い、2024年はpure life diaryを使おうと、2022年から決めていたのです。
Pure life diaryはHSPなどの繊細な人向けに、自分の感性を大切にしていく手帳です。
自分軸手帳のお陰で自分軸を見つけた今、pure life diaryでさらに自分軸の純度(解像度)をあげていきたいなと思っています。
自分軸手帳はこれからも私のお気に入りの手帳ですので、SNSやメルマガなどは登録を残し、情報はキャッチしていきます。
私が2024年に使う、pure life diaryとNOLTYリスティ1について知りたい人は、こちらの記事からどうぞ。
まとめ
2023年自分軸手帳を活用し、変化した点や成長した点などを紹介しました。
- 自分軸手帳を活用すれば、自分軸を見つけることができる
- 手帳を振り返ることで、自己効力感も上がる
- 手帳タイムは確保すべし
- 手帳の振り返りは大事
自分軸手帳は、私のように自分の「好き」や「やりたいこと」がわからなくなった人におすすめの手帳です。
自分軸がないと、充実感や幸福感が薄くなり、自分の人生を生きていないと感じてしまったりしてしまいます。
周りの人や一般常識と言われるようなバリバリの他人軸に支配されていた私でも、「これが自分軸かも」と小さな芽を見つけることができました。
自分軸を見つけたい、ちょっとでも興味を持ったよという人は、ぜひ自分軸手帳をお手に取ってみてください。
一緒に自分軸を育てていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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