私には小学生の娘がいるのですが、そろそろ生理の準備も必要かな~というお年頃。
そんな娘に、今ハマっている「シマエナガ」柄の布を使って、サニタリーポーチを手作りしました。
はじめての生理に不安や戸惑いのある娘さんに、お気に入りの布で可愛いサニタリーポーチを作ってあげましょう♪
紹介するサニタリーポーチの特徴
紹介するサニタリーポーチの特徴はこんな感じです。
- サイズは11cm×11cm
- 一見、ハンカチのよう
- お裁縫初心者でも簡単に作れる
- ミシンがなくても作れる
- ハギレの活用にも
お裁縫初心者さんでも、つくれそうな気がしてきたでしょ?
サニタリーポーチ作りで準備するもの
まずは以下の準備をお願いします。
- 本体布1枚(44cm×13cm)
- 裏地布1枚(44cm×13cm)
- 裁縫セット
お気に入りの布2枚を用意すれば作れます。
ちなみに、私が使ったシマエナガの布は楽天で購入しました。
また、以下のアイテムもあると便利です。
- アイロン
- ミシン
キレイに仕上げたい、お裁縫はほぼ初心者、の場合はアイロンを使った方が作りやすくなります。
また、ミシンの方が断然楽にキレイに仕上がりますが、直線縫いのみなので、手縫いでもOKです。
サニタリーポーチの作り方
それでは、サニタリーポーチを作る手順を紹介します。
- 本体布と裏地布を中表に重ねる
- 生地の両端を縫う
- 本体を折りたたむ
- 両サイドを縫う
- 返し口からひっくり返す
- 返し口を閉じる
詳しく説明していきますね。
裁断した生地を中表に合わせます。
中表…生地の表同士を合わせること
どちらの布も裏面が見えている状態
この時に布の短辺に仕上がり線を書いておくと便利です。
縫う際にズレないよう、まち針や仮縫いで固定しておきましょう。
生地短辺の端から1cmのところを縫います。
ポケットの部分が10cm、間が2cmになるように折りたたみます。
本体布も裏地布も、両方同じように折りたたみます。
折りたたんだ後、アイロンを掛けた方が縫いやすく、キレイに仕上がりますよ。
折りたたんだ布の長辺を縫います。
先ほどと同様に、端から1cmのところを縫っていきますよ。
ここで注意することは…返し口を残しておくことを忘れずに!!
返し口は6~7cmくらいあると、後に作業しやすくなります。
返し口から布を引き出し、布の表面が出るように返します。
無理に引き出すと、返し口の横からほつれてしまうので、ゆっくり丁寧に行いましょうね。
ポケットの角の方まで、しっかり引き出します。
ピンセットでつまみ出したり、割り箸など細い物で角を押し込んだりすると良いで。
コの字とじで縫いとじます。
返し口のとじ方に関しては、「返し口を上手く縫うコツ」で詳しく説明します。
返し口を上手く縫うコツ
返し口はコの字とじで縫うと、キレイに仕上がります。
お裁縫初心者の人は「コの字とじ」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、そんなに難しくありませんし、ちょっとした工夫で縫いやすくなるため、マスターしましょう。
コの字とじの方法やコツを紹介しますね。
- 返し口は直線部でつくる
- 縫う前にアイロンを当てておく
- 内側から針を刺す
- 折り目の上を縫う
詳しく説明します。
そもそもの話ですが、返し口は直線部につくりましょう。
曲線部でもできないことはないが、直線部よりは難易度が上がってしまいます。
どうしても曲線部に返し口をつくる場合、とじる前に内側を仮縫いすると縫いやすくなります。
アイロンを当てることで、縫うラインが明確になります。
アイロンを当てる前はこんな感じで、どこを縫ったら良いのかまるで見当がつきません。
この折り目が重要なポイントになりますよ。
玉止めが表に出ないように、内側から針を刺します。
返し口の折れている内側から針を刺しますが、私は見えないところならどこから刺してもいいじゃんと思っています。
玉止めが丸見えだと、すごく初心者感が出てしまいます。
アイロンでつけた折り目を目印に、折り目の上を縫います。
折り目を縫うことで、表に出る糸の面積が最小になるため、目立たず、キレイに仕上がりますよ。
完成したサニタリーポーチのサイズ感
今回紹介したのは、11cm×11cmのサニタリーポーチになります。
実際に両方のポケットに1つずつナプキンを入れるとこんな感じです。
入れたナプキンは昼用羽つきのものです。
2つずつも入りますが、かなりパンパンになってしまいます。
頑張れば、片側のポケットにナプキン3枚は入れられます。
さすがに片側3枚ずつ入れると、パタンと二つ折にならないですね(笑)
小学生女の子の生理前準備
これから生理を迎える娘さんがいるママは、どんな準備をしておけば良いのか、紹介しますね。
初めての生理が来るのはいつ頃?
女の子が初めて生理を迎える「初潮」を経験する年齢は、平均12歳台です。
しかし、個人差が大きく、早い人と遅い人では4年くらいの差があるそうですよ。
女の子は9~10歳頃から体の変化(第二次性徴)が始まると言われていますが、どれも個人差が大きく、周りのお友達と比べて不安になってしまうこともあるでしょう。
「個人差が大きく、みんながそれぞれのペースで成長していくけど、みんな大人になっていく。
自分はまだか…と焦らなくても大丈夫。」
と大人の女性の先輩として、伝えてあげたいですよね。
生理用品は何を準備したら良い?
今は色んな生理用品がありますが、まずはベーシックなものを揃えましょう。
どれが使いやすいか、何が好みかは、そのうち本人が決めていきますからね。
- 生理用ナプキン
- 生理用ショーツ
- 生理用ポーチ
生理が始まったばかりの女の子は、まだまだ生理が不安定です。
生理用ナプキンは定番の昼用・夜用は準備しておきましょう。
個人的にはズレにくい羽つきが好みですが、外から分かりにくい羽なしの方が安心という子もいるかもしれませんね。
後々「こんなのがあるよ~」と見せながら、親子で決めるのもいいでしょう。
生理用ショーツは汚れてしまった場合や洗い替えなどで、数枚あると便利です。
また、生理用品の使い方だけでなく、捨て方のマナーも一緒に教えたいところです。
生理についてどう教える?
「10歳くらいになると、女の人は赤ちゃんを産める体になる準備が始まる。
お腹が痛くなったり、出血があるけど、病気じゃないから大丈夫。」
ということは伝えておきたいですよね。
小学校でも性教育はありますが、ピンとこなかったり、質問があってもしにくかったりで、不安・疑問を抱いている娘さんも多いでしょう。
また、突然の生理で血を見て恐くなってしまったり、生理になったことを恥ずかしくて言い出せなかったりする場合もあるかもしれません。
前もって「生理というものがある」「ナプキンはここに置いてあるから。」と生理について話をしておくと、いざという時も言い出しやすくなるかもしれませんね。
我が家の場合
そろそろ娘には直接話を、と思っていますが、2年ほど前から性教育の本を本棚に置いてあります。
ほとんどのページがマンガなので、子供も大人もスイスイ読み進められます。
生理だけでなく、自分を守る方法やセルフプレジャーなど、性教育全般を網羅しているのでおすすめの一冊です。
性教育は大事なこととは分かっていますが、親子で話すのって、なんだか気恥ずかしいですよね。
親としては学校任せにせず、キチンと教えたいことではあるのですが、最初のとっかかりというか、キッカケになればと購入しました。
リビングではなく、階段の壁に建てつけた本棚に置き、気になればいつでも読めるようにしてあります。
お祝いする?
生理が来たことをお祝いするかは、娘さんの性格や家族の雰囲気によるでしょう。
昔は生理が来ると、赤飯でお祝いしたんですよね。
昭和生まれの私も、当時は赤飯を用意されました(笑)
私は何とも思いませんでしたし、父から(男兄弟も)何か言われた訳ではないので、知らされたかどうかも分かりません。
娘さんの性格によっては、家族であっても生理を父や男兄弟(姉妹)に知られるのが嫌な子もいるのではないかと。
お祝いするのであれば、ささやかにした方が喜ばれるかもしれません。
赤飯よりケーキでお祝いしてほしかった(笑)
まとめ
この記事では、お裁縫初心者さんでも簡単に作れる、小学生や中学生の女の子が持ち歩きやすいサニタリーポーチの作り方と、生理のお役立ち情報を紹介しました。
小学生の女の子にとって、生理は不安や恥ずかしさなど、いろんな感情でドキドキしています。
そんな女の子たちに、お気に入りの可愛い布で、サニタリーポーチを作ってみましょう。
不安や憂うつな気持ちが、少しでも和らぐと良いですよね。
また、生理だけでなく、性教育に関する話も娘さんとオープンに話せる関係になれたら良いなと思っています。
この記事が、小学生の女の子を持つママさんの役に立ったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント