東京都青梅市のあじさい隠れ名所|塩船観音寺を紹介

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東京都青梅市にある塩船観音寺と言えば、立派なつつじ園で有名なお寺です。

しかし、あじさいの名所でもあるのをご存じでしょうか。

この記事では、東京都青梅市にある塩船観音寺や名物のあじさいについて紹介しています。

入場無料なので、気軽にキレイなあじさいを眺めながら散歩できるのでおすすめですよ。

目次

塩船観音寺とは

東京都青梅市の塩船にある真言宗醍醐派のお寺です。

塩船という地名は、周囲が小丘に囲まれており、舟の形に似ていることから名づけられたそうですよ。

塩船観音寺は、若狭国の八尾比丘尼(やおびくに)が紫金の観音像を塩船の地に安置した、大化年間(西暦645~650年)に開山したと伝えられているそうです。

塩船観音寺のあじさい園

塩船観音寺のあじさい園について紹介します。

あじさいの見頃は?

塩船観音寺のあじさいの見頃は6月下旬と記されていました。

ともみ

以前私が行ったのは6月上旬でしたが、それなりに咲いていましたよ。

ちなみに、塩船観音寺で見られる他の花の見頃は以下の通りです。

つつじ:4月中旬~5月中旬

はぎ:9月中旬

つつじが見頃の時は、「つつじまつり」が開催されています。

あじさい園の様子

塩船観音寺山内図の画像

仁王門を正面に見て右方へ進んで行くと、あじさい園にたどり着けます。

あじさい園があるのは寺院内ではなく、塩船観音寺がある山の斜面です。

ともみ

あじさい園までの道中にも、たくさんのあじさいが植えられているので、既にあじさい園の中にいるのかと思っていました。

あじさい園の中の遊歩道は舗装されていませんが、険しい山道ではないので、ゆっくり散歩を楽しめます

遊歩道の入口に「ハチや毛虫などの生物に注意」と看板があるので、時期によっては虫に注意してくださいね。

ともみ

私が訪れた6月上旬は、ハチや毛虫の姿は見ませんでした。

舗装されていないので、遊歩道をベビーカーで通るのは厳しそうですが、小さなお子さんを連れても散歩できそうです。

ともみ

育児疲れのママさんのリフレッシュにおすすめです。

あじさいの色は水色や白が多かったです。

全てのあじさいが満開になっていたら、もっと圧巻の景色が楽しめたんだろうなと思います。

塩船観音寺あじさい園のあじさいの画像1枚目
塩船観音寺あじさい園のあじさいの画像2枚目

八尾比丘尼(やおびくに)ってどんな人?

簡単に言えば、八尾比丘尼は塩船観音寺を開山した人です。

17歳の時に誤って人魚の肉を食べてしまい、その美しい姿のまま800年生きたと言われる女性の僧侶(尼僧)です。

日本全国を行脚していたのですが、その際に塩船の地を訪れ、霊木の植樹や観音像の安置をしたと言われています。

八尾比丘尼は霊木の椿を特別大事にし、また美しい容姿から、別名「白玉椿姫(しろたまつばきひめ)」とも言われていたそうです。

ともみ

こんな可愛らしい別名がつく程の人だったのなら、お目にかかりたかったものです。

余談ですが、つつじまつり50周年であった2016年に、「やおびくにちゃん」というマスコットキャラクターが誕生しました。

かなりアニメな感じにデフォルメされていて、「お寺なのに、いいのか?」と心配になりましたが、今の時代の流れなんでしょうね(笑)

LINEスタンプもあるそうです。

塩船観音寺にある文化財

塩船観音寺には文化財に指定されている建物や像がたくさんあります。

  • 山門(仁王門)(国指定重要文化財・室町時代建立)
  • 薬師堂(青梅市有形文化財・桃山時代建立と推定)
  • 阿弥陀堂(国指定重要文化財・室町時代建立)
  • 鐘楼(青梅市有形文化財)
  • 本堂・厨子(国指定重要文化財・室町時代建立)
  • 十一面千手観音立像(国指定重要文化財・鎌倉時代造立 文永元年1264年)
  • 二十八部衆立像(国指定重要文化財・鎌倉時代造立 文永五年~弘安十一年1268年~1288年)
  • 阿弥陀三尊 (聖観音菩薩 青梅市有形文化財)
  • 薬師如来(青梅市有形文化財)
  • 仁王像二体(東京都有形文化財)

あじさいやつつじの季節以外でも、見どころがたくさんありますね。

私が以前訪れた際に撮った写真で、一部紹介しますね。

下の画像は、塩船観音寺の入口である仁王門です。

塩船観音寺の仁王門の画像

こちらは、塩船観音寺の本堂です。

個人的に、私は苔が好きなので、この屋根の感じは萌えます。

塩船観音寺の本堂の画像

文化財の指定は受けていないようですが、塩船観音寺のシンボルである、塩船平和観音立像です。

曇りだったので背景がちょっと残念ですが、立派な観音様の像です。

塩船平和観音立像の画像

塩船観音寺へのアクセス

東京都青梅市の塩船観音寺への行き方はこちらです。

バスJR青梅線河辺駅下車
または西東京バス・都バス/塩船観音入口下車 徒歩10分
※つつじまつりの数日間、「河辺-塩船観音寺」直通の臨時バスあり
徒歩河辺駅より徒歩約35分
圏央道・青梅インターより約10分
駐車場:第一駐車場、第二駐車場、明王院駐車場(約200台)
※つつじまつり期間中は混雑状況により第三、第四駐車場を開放
※つつじまつり期間中は駐車場が有料

住所や電話番号はこちらです。

所在地〒198-0011
東京都青梅市塩船194番地
TEL0428-22-6677

まとめ

隠れたあじさいの名所である、東京都青梅市の塩船観音寺を紹介しました。

無料でキレイなあじさいを観賞できるので、おすすめなスポットです。

遊歩道がありますので、お子さん連れでも気軽に散歩できます。

また、塩船観音寺には文化財の指定を受けた建物や像も豊富にありますので、どの季節に訪れても見どころがたくさんあります。

つつじだけでなく、塩船観音寺のあじさいにも、ぜひ足を運んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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