どこの集団にもいるボスママ。
保育園や幼稚園、小学校…どこにでも必ずいますよね(笑)
そんなボスママが、お子さんが入ったスポ少チームにいたら…
さらに、自分と合わないタイプのボスママだったら…
スポ少を続けている限り、ボスママとも顔を合わせることになるので憂鬱になりますよね。
人間関係にモヤモヤしても、お子さんのためにと頑張るママさんは少なくないのではないでしょうか。
(もちろん、パパさんも)
できることなら平和に、穏便にスポ少生活を送りたいですよね。
そこで今回は、スポ少にボスママがいてモヤモヤしているあなたに、スポ少のボスママの攻略法をお伝えしたいと思います。
息子が6年間スポ少野球チームに所属し、スポ少ママ6年間を走り抜けた私の実体験や、ママ友からの話を元にご紹介します。
スポ少にボスママがいたら?
お子さんのスポ少チームにボスママがいたら…どのように接したらよいか、答えは一択です。
適度な距離を保つ
これに限ります。
近づきすぎて、親子ともどもトラブルに巻き込まれることもありますし、ボスママの取り巻きとなり、いつの間にか誰かを傷つけてしまう可能性もあります。
遠すぎても、チームに居づらく感じたり、陰口を言われたりと鋼のメンタルを持っていないとあなたが傷ついてしまうかもしれません。
「そんな無茶苦茶な…」と思いますよね。
ですが、そんな無茶苦茶なボスママって、どこにでもいるものなんです。
「自分とは合わない」と感じるボスママとは、どこまでいっても価値観や感性が合うことはありませんので、真っ向から向かっても火に油を注ぐ結果しか見えません。

冒頭から恐いことを書き連ねてしまいましたが、もちろん平和的に活動しているスポ少チームもあります。
ボスママに限らず、「スポ少の人間関係ってどんなもの?」が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


スポ少ボスママの攻略法
では、スポ少のボスママと適度な距離を保つための、具体的な行動を紹介しますね。
挨拶はする
人の礼儀として、挨拶はきちんとしましょう。
ふんだんに苦手意識を持ったとしても、挨拶は必須です。
むしろ「挨拶のみしておけばよい」と言っても過言ではありません。



ボスママに目をつけられてしまうと、挨拶しても無視されるなどの情報もありました。
が、そこは人としての礼節を守り、挨拶はしましょう。
あなたまで無視したりと、同じレベルにまで下がる必要はありません。
プライベートな話をしない
距離を保つために、深入りは禁物です。
なぜならプライベートな話は、相手との距離を縮める効果があるからです。
後ほどボスママの性格的特徴なども紹介しますが、相手をよく知らないうちに自分のプライベートな情報を出すのは危険だと思います。
ボスママのことをよく知った上で、仲良くなりたいのであれば、そこから距離を縮めてみても遅くはないはずです。
許容できることは容認する
自分や子供に害のないこと、気にはなるけど大したことではないことなどは容認しちゃいましょう。
要は、「勝手に言わせておけ、やらせておけ」という感じです。
たとえば、
- その場のノリで急に打ち上げを企画する
- 遠征時、近くにあるカフェやマルシェなどへ行き、なかなか帰ってこない
- 炊き出しを企画され、割り勘の人数に含まれている
などです。
急に、勝手に決められてモヤモヤすることはありますが、許容範囲のことであれば、当たらず触らずで任せておきましょう。
悪口・派閥には参加しない
ボスママと一緒になって悪口を言ったり、派閥に入るのはおすすめしません。
どこで誰が話を聞いているかわかりませんからね。
ボスママは発言力があるため、恐くて話を合わせざるを得ない場合もあるかもしれません。
しかし、肯定も否定もせず、タイミングを図って話題を変えるか、その場からスッと立ち去るのが良いでしょう。
一緒になって悪口・陰口を言うと、ボスママと同じレベルに落ちるということですし、自分の本心ではなかったとしても、誰かを傷つける結果になってしまう可能性があります。



グループLINEの中で、他の学年のママさんの悪口になったことがあります。
自分は参加したくなくても、連絡事項のやりとりもするグループLINEだったので、見ないわけにはいかないんです。
標的になったママさんを擁護するような発言ができた人は誰もいませんでした。
悲しい気持ちになりました。
意見がある時は役職者を通す
ボスママと違う意見がある時や物申したい時は、面と向かっていわず、チームの役職者に動いてもらうのも手です。



役職者に申し訳ない気もしますが、自分のメンタルを守るためです。
チームの役職者であれば、チームを運営する責任と権力を持っていますから、ボスママにも働きかけやすい立場にいます。
きっと、ボスママとの人間関係に悩むような方は、大人しい方ややさしい方が多いと思われます。
意見を述べたい時や困り事がある時は、チームの役職者を頼ってみましょう。
「スポ少活動の時だけ」と割り切る
ボスママとの付き合いは、
子供がスポ少にいある間だけ
スポ少の活動中だけ
と割り切っておきましょう。
よく「ママ友」はお子さんが同じ幼稚園や小学校など、同じ集団にいる間だけの関係、と言いますよね。
ママ友は「ママ友」であって、私の「友達」ではない、これもよく聞くフレーズです。
スポ少ボスママも、スポ少だけの付き合いです。
ボスママのお子さんと同じ中学校に進学する場合もありますが、中学生になると保護者同士の関わりは小学生の時より薄くなりますよ。
同じ部活に入れば多少関わりはあるかもしれませんが、それでもスポ少活動と比べたら雲泥の差です。
「スポ少卒団とともにボスママとも卒業★」と心に刻んでおきましょう。



ゴールが見えていると、いくぶん気持ちも楽になりますよね。
嫌なボスママの特徴
私が情報収集をした中で、嫌なボスママとはどんな生態・性格的特徴があるのかまとめてみました。
- 多様な価値観を認められない
- 自分の思いどおりにしたい
- 下級生ママを見下す
- 自己中心的
- 仕切りたがる
- 派閥をつくるのが好き
- 面倒なことはやらない
- 気の合う(従ってくれる)人と群れる
- 発言力がある
- その場のノリ、気分に左右される
- 子供を贔屓する
- 子供より子供
- 相手の気持ちを推し量れない
- 相手や場を振り回す
- すぐにケンカ腰
- 悪口・陰口が日常
羅列してみましたが、「どうにもならんな」といった感じですよね。
こんな人と同じ土俵に上がってやり合うのも、あなたが消耗してしまうだけです。
当たらず触らず、割り切って、距離を保つのがベストです。
ボスママに限らず、スポ少で「こんな親は嫌われる」をまとめた記事もあります。
気になる方はどうぞ。


嫌なボスママにならないために
先ほど紹介したボスママの特徴、客観的に見ると本当に恐いですよね。
誰もこんな人間になりたいと思わないでしょう。
ですが「こんなボスママになっていないかな?」と過った方、不安になった方、いますか?
ここで立ち止まれたあなたなら、大丈夫です!!
では、スポ少で嫌なボスママにならないための方法も紹介します。
関わる時は公平に
スポ少は保護者が担う活動がたくさんありますが、スポ少の活動内で保護者同士関わる時は公平な態度で接しましょう。
「この人とは相性が合わないから」「違う学年だから」と差別的な態度を取るのは、大人の対応とは言えません。
スポ少の保護者活動は、子供たちのための活動です。
保護者みんなが、子供たちのために気持ちよく活動できるように配慮するのが好ましい対応です。
悪口・陰口を言わない
良好で円滑なスポ少活動のために、悪口・陰口を言わないのが大人の対応です。
- 悪口・陰口は空気を悪くする
- 悪口・陰口は人を傷つける
- 人の悪口・陰口を言っていることに子供が気付くかも
- 悪口・陰口から何も生まれない、解決しない
- 自分が標的になる可能性もある
もしかしたら、あなたの話に合わせてくれる方もいるかもしれませんが、その人も、実は気分を害している可能性もありますよ。
また、親が誰かの悪口・陰口を言っている姿を、お子さんに見せたいですか?
自分の行いが、周りにどんな影響が出るのか、一度立ち止まって想像してみるのが良いかもしれませんね。
相手の話をきちんと聞く
良好な人付き合いのためのマナーとも言えますが、自分とは合わない意見、反対意見でも、相手の話に耳を傾けましょう。
もしかしたら、自分には無い視点であったり、より子供たちのためになる意見の可能性もあります。
自分の意見を出すのは悪いことではありませんが、相手の話もきちんと聞きましょう。
多様な価値観があることを心得ておく
人それぞれ価値観は違いますから、人の数だけ価値観があるということを心得ておきましょう。
価値観に「正しい」も「間違い」もありません。
自分と合わない価値観の人がスポ少チームにいても、攻撃するのは間違いです。
スポ少はあくまで、子供たちが主役の集団です。
保護者はサポート役にすぎませんので、「それぞれの考え方があるんだ」と一歩引いて受け止めるくらいが丁度良いかと思います。
派閥をつくらない
同じ価値観の人でグループをつくった方が安心感や心地良さがあるかもしれませんが、派閥化して他を排除するような行動は取らないのがスマートな大人です。
人は相性がありますので、話しやすい人や一緒にいて楽な人はいますよね。
ただの雑談、世間話を気の合う人としているのは問題ないのですが、スポ少活動で関係性を丸出しにするのは止めましょう。



何度も言いますが、スポ少の主役は子供たちです。
子供たちの活動をサポートするために、保護者同士協力し合いましょう。
ボスママが「悪」という訳でもない


ボスママに対し厳しい意見ばかり書き連ねてきましたが、全てのボスママが悪いというわけではありません。
中には、持ち前の明るさ、行動力がプラスに発揮される人だっているのです。
たとえば、試合中の応援で盛り上げてくれたり、打ち上げを企画してくれたりなどがあります。



私が内向的な性格のため、盛り上げ役や打ち上げの幹事などは荷が重すぎます。
率先して行動してくれるボスママがいると、心強く感じます。
人間誰しも相性があり、どうにも合わないことはあります。
スポ少のボスママと合わないな~と思っても、良いところを見つけたり、素直に認めたりすると、あなたの成長にも繋がるでしょう。
まとめ
スポ少にいるボスママの特徴や具体的な攻略法(解決案)を紹介しました。
「イイ大人なんだから、幼稚なことはやめてくれ」と言いたいところですが、厄介なボスママってどこにでもいるものです。
ボスママと自分は合わないなと感じたら、距離を保ち、深入りしないことがベストです。
もし、お子さんのスポ少チームにボスママがいて、「合わないな~」と感じたら、この記事で紹介した攻略法を試してみてくださいね。
また、ボスママだからといって、全てのボスママが悪い人というわけでもありません。
良いところ、尊敬できる部分もあるかもしれませんので、よく観察してみてください。
お子さんが楽しくスポ少を続けられるよう、頑張ってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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