スポ少に入るメリットとデメリットを徹底解説!!野球チームに入れた親の本音

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お子さんが小学校に上がると、スポ少に勧誘されたり、子供が入りたいと言ってきたりするでしょう。

親としては、子供がやりたいことは応援してあげたいという気持ちになりますよね。

しかし、スポ少は親が大変、という話も聞きませんか?

この記事では、スポ少入団後に起こりうる、保護者・子供のメリットデメリットが分かります。

メリットとデメリットをしっかりと把握した上で、スポ少入団を決めましょう。

それでは解説していきます。

目次

スポ少に入るメリット

保護者と子供、それぞれのメリットから見ていきましょう。

保護者側のメリット

まずは親のメリットからです。

月謝が安い

この月謝が安いというのが1番のメリットではないでしょうか。

スポ少の月謝は、他の習い事やスクールに比べてかなり安い場合が多いです。

今の世の中、物価は上がっても賃金が殆ど上がらない会社の方が多数派ですよね。

子供に何か習い事をさせたいけど、お金が…と思っている家庭の強い味方です。

我が家の情報ではありますが、以下を参考にしてください。

スポ少野球某野球スクール
入会金¥3,000¥10,000
月謝3年生~:¥1,500
1~2年生:¥1,000
兄弟割あり(下の子半額)
¥16,500
活動日数/時間週2日
土曜日:半日
日曜日:1日(1~2年生半日)
週1日:110分
スポ少野球と野球スクールの料金比較

活動場所が家から近い

活動場所は学校の校庭体育館が多いでしょう。

他の団体と被ってしまう時は別の場所を借りるようですが、他校の校庭や、市内のグランド、公民館などが活動場所になります。

スポ少チームによって場所はまちまちですが、市内を利用しているパターンが多いはずです。

子供が通う学校で活動していれば、子供自身で行けますよ。

子供側のメリット

子供側のメリットも見ていきましょう。

週末を楽しく過ごせる

スポ少の多くは土日に活動しているので、子供は暇を持て余すことなく、活動を楽しめます

毎週末お出掛けしている家庭以外、学校の無い週末は子供にとって暇です。

週末に、好きなスポーツを友達とできるのは、子供にとっては楽しい時間ですよね。

ともみ

中には祝日まで練習を入れる猛者なチームもありますよ。

交友関係が広がる

チームには市内、市外から子供達が集まってきますので、交友関係が広がります

昔は自分が通っている学校のスポ少チームに入るのが主流でしたが、現在は学区の垣根がなくなり、自由にチームを選べます。

決まった人間関係の中だけでなく、繋がりが広がっていくのは良いことだと思います。

ともみ

息子のチームには3校から子供が集まっているので、他校の友人もできました。

地域の人との交流できる

スポ少は地域の活動にも積極的に参加することを推奨しています。

たとえば、地域の体育祭や駅伝など、スポーツ系のイベントには招待されます。

ともみ

やっぱり、イベントに子供がいると盛り上がりますからね。

また、「昔、子供が(同じ)スポ少チームに入っていた」などの理由から、地域の人が応援してくださることも多々あります。

地域のグランドで試合をしている時に見に来てくださったり、声を掛けてくださったり、ありがたいことです。

参考:スポーツ少年団とは|JSPO(日本スポーツ協会)

スポ少に入るデメリット

では、デメリットは何があるでしょうか?

こちらも保護者と子供に分けて解説していきます。

保護者側のデメリット

一番気になるのは、親のデメリットですよね(笑)

保護者が関わることが多い

まず、スポ少でスポーツを指導するのは「団員の保護者で、自分もそのスポーツの経験者」である場合が多いです。

また、指導するからといって、報酬が出る訳でもありません。

完全ボランティアです。

ともみ

プロの指導者を雇う訳ではないから、月謝が安く済むんでしょうけどね。

そして、経験がなく指導ができない保護者は、スポーツ指導以外の運営面や、練習の補佐を率先してやらなければならない、という心理状態になります

土日が潰れる

練習が週末なので、指導者、コーチをしている保護者は土日が潰れます。

練習に参加していなくても、土日に試合や遠征などが入ると、役割分担で仕事が回ってきたり、送迎などで駆り出されたりします

土日が潰れる「スポ少の車出し問題」については、こちらの記事からどうぞ。

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余談ですが…

野球やサッカーなどの屋外スポーツだと、練習後の埃や砂、時に泥まみれの子供を車に乗せることになります。

自分の子供だけでなく、他の団員を乗せることも多々あります

オーバーパンツ(※)は穿いてもらいますが、スパイクとかも結構汚れますからね。

※オーバーパンツとは、汚れたユニフォームの上から穿かせ、周りを汚さないようにするためのパンツ

人間関係に悩まされる

どこの集団にも押しの強い人はいるものです。

派閥があるなんて話もよく聞きます。

保護者がボランティアで運営面を担うので、子供愛が強すぎる人、経験者で熱い人、あまり関わりたくない人…そりゃ、温度差で揉め事はおきるよなって感じですかね。

息子が入団しているチームは、今は平和ですけど、親同士の衝突で辞めていった子もいますし、「〇〇さんと△△さんは仲悪い。」と聞いていたこともありました。

ともみ

私は野球経験者ではないので、練習内容はコーチにお任せ(文句を言わない)、係などの活動はやれる範囲で積極的に、LINEの声掛けには必ず返信を心掛けています。

スポ少での親同士の人間関係について、もっと深く知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。

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子供側のデメリット

子供が受けるかもしれないデメリットを見てみましょう。

練習内容や質が指導者に左右される

指導者が「経験のある保護者」の場合、指導のプロではないので練習内容は保障されません

指導者が1人の場合、偏った見方になり兼ねませんし、複数人いても、指導者同士で方針が合わず、揉める可能性があります。

ともみ

スポ少の指導員をする場合、講習を受けることになります。
しかし、具体的なスポーツの指導は、その人の経験などに基づいていることがほとんどです。

大人の事情に巻き込まれることもある

保護者同士でギスギスしていたり、派閥があったりすると、平等に指導されないこともあるでしょう。

また、試合時のポジション決めにも、大人の事情が垣間見える時もあると、聞いたことがあります。

ともみ

相性が悪いのは仕方ないかもしれませんが、子供の前では出してほしくないですよね。

スポ少の実態について、詳しくしりたい人のために、参考記事を貼っておきますね。

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土日がスポ少三昧で終わることも

土日両方、1日中練習しているなど、練習量多めのチームだと、土日はスポ少一色になります。

スポ少で推奨されている活動時間もありますが、実際のところ、練習の頻度や時間は、それぞれのチームで決めています。

体力がない子や思うような結果が出せないスランプ中の子など、毎週スポ少のキツイ練習で嫌になってしまう可能性もあります

スポ少の練習時間に関する記事は、こちらを参考にしてください。

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スクールという選択もあり

子供と大人に起こりうるデメリットを全て解消するには、スクールに入れる選択肢があります。

月謝は高くつきますが、プロの指導者から指導を受けられ、面倒な係や人付き合いもありません。

通える範囲にスクールがあり、金銭面でなんとかなるなら、検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

スポ少に入った際の、保護者側、子供側のメリット・デメリットについて解説しました。

子供に顔なじみの友達と、気軽にスポーツを楽しんでもらいたい、というならスポ少は最高でしょう。

ただし、保護者は時間的拘束、人間関係について覚悟はしておいた方が良いです。

こんな記事を書いていますが、スポ少はチームによって雰囲気が全く違うのも事実です。

仲良く、上手くいっているチームもあります。

入団する前に体験会に参加するなどして、お子さんと一緒に検討してみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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