兄弟で違うスポ少に入りたいと言われたらどうする?選択肢と解決案を考えてみた

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子供が小学校へ上がると、「スポ少やりたい!!」と言われること、ありますよね。

親御さんの中には、「スポ少って親が大変なのでは?」「お茶当番とか、結構回ってくるんじゃないの!?」といった恐怖を覚える人が、少なくないのではないでしょうか。

そんな中、兄弟で違うスポーツ、違うスポ少チームに入りたいと言われたら、難色戸惑いを隠せない親御さんが大多数かと思います(笑)

ともみ

はい、我が家のことです。

そこで今回は、兄弟で違うスポ少に入りたいといわれたらどうするか、記事にまとめてみました。

この記事では、兄弟で違うスポ少に入りたいと言われた時の選択肢や解決案を紹介しています。

我が家のエピソードと併せて、お話しします。

※「きょうだい」は兄姉弟妹いろんなパターンがありますが、表記を「兄弟」で統一します。

目次

兄弟で違うスポ少年に入りたいと言われたら

タイトルのままですが、兄弟で違うスポ少に入りたいと言われたら…

家庭の状況により最適解が変わってきますので、一概には言えません。

一切のしがらみを無視すれば、各々をやりたいスポ少に入れてあげたい、と思うのが親心ですよね。

しかし、キレイゴトだけでは済まされないのがスポ少です。

なぜなら、多くのスポ少は親(その他保護者)のサポートが必須だからです。

「スポ少って親が大変なのでは?」と思っている親御さんは、こちらの記事を参考にしてください。

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兄が先にスポ少に入っている場合

兄が先にスポ少に入っており、弟もスポ少に入りたいと言った場合のことを考えてみましょう。

※下の子が先にスポ少に入っている場合もありますので、兄弟のうちどちらか一方が入っている場合、とお考えください。

弟の選択肢としては、以下の4つが考えられます。

  • 弟が入りたいスポ少に入れる
  • 兄と同じスポ少に入れる
  • 他の習い事に入れる
  • 諦めてもらう

詳しく説明します。

①弟が入りたいスポ少に入れる

兄が既にスポ少に入って入るが、弟も入りたいスポ少に入れる場合です。

メリットデメリット
・各自やりたいスポーツができる
・子供に兄弟格差を感じさせない
・送迎が大変
・当番が倍になる
・役員・係が倍になる
・お金がかかる

親心としては、一番してあげたい選択でしょう。

兄もスポ少を継続でき、弟も好きなスポ少に入れるため、子供たちは満足です。

ただし、日々の送迎は本当に可能か、2つのチームでそれぞれで当番や役員をこなせるのかなど、親への課題はたくさんあります。

また、スポ少によっては月謝の兄弟割を実施しているチームもありますが、兄弟でバラバラだと、それぞれで月謝を払うことになります。

②兄と同じスポ少に入れる

兄が既に入って入るスポ少チームに、弟も入ってもらう場合です。

メリットデメリット
・送迎は楽
・役員などの勝手が分かる
・兄と同じスポーツが好きになるかも
・月謝が安くなるかも
・弟は不満かも
・兄弟で遠征場所や練習時間が違うことがある
・試合が被ると見られないかも

弟はやや不満かもしれませんが、兄と同じスポ少チームに入ってもらうという選択もあります。

弟が一番やりたいスポーツではないかもしれませんが、「何かスポーツをやりたい」という気持ちは叶えられます

続けていくうちに、兄と同じスポーツが好きになる可能性もありますしね。

「兄により上手くなるぞ!!」「弟には負けない!!」と良い刺激にもなるかもしれません。

また、兄弟で同じスポ少であれば、当番や役員の勝手が分かり、スムーズにこなしやすいでしょう。

スポ少によっては月謝に兄弟割制度があり、安く参加できるかもしれません。

デメリットとして、兄弟で同じスポ少だからといって、常に一緒に行動とは限らないことが挙げられます。

試合は学年毎のチームで行われますので、兄弟でスケジュールが違うことも大いにあります。

すると、送迎ができない、応援に行けないという状況もあり得ます。

③他の習い事に入れる

兄が既にスポ少に入って入るため、弟はスポ少には入れず、習い事をさせる場合です。

メリットデメリット
・習い事なら当番がない
・習い事なら役員をやらなくて済む
・好きなことを習える
・弟は不満に思う可能性がある
・スポ少より月謝が高い可能性がある  

スポ少は無理でも、習い事ならやらせてあげられる可能性が高まることもあるでしょう。

スポ少ではなく、やりたいスポーツのクラブチームを探すのも手ですし、全く違う習い事を始めるのもありです。

習い事のメリットは、親の当番や役員がないということです。

送迎だけすれば後はお任せ、という感じが多いと思われますので、親の負担は少なめです。

ただし、弟が一番やりたいことではないかもしれないのと、月謝はスポ少よりも高い傾向にあることは注意しいてくださいね。

④諦めてもらう

兄がスポ少に入っており、弟のスポ少入団に関し、どうにも解決案が見つからない場合です。

メリットデメリット
・親の負担はない・弟は不満に思う
・兄弟格差が心の傷になる可能性がある
・親心として苦しくなる

弟までスポ少に入れてあげるのは不可能、代替案の習い事もないという状況であれば、諦めてもらうしかないかもしれません。

弟はかなり不満に思うでしょうが、仕方のないことです。

今はやりたい習い事がなくても、その内見つかるかもしれませんし、他のやりたいことが出てくるかもしれません

ここで注意してほしいのが「兄は好きなことをやっているのに」と兄弟格差を感じさせてしまうことです。

「兄の方が優遇されている」「大事にされている」「兄ばかりズルい!!」と、弟の心の傷になってしまう可能性があります。

弟との時間をたくさんつくる、何か希望を叶えてあげるなど、「あなたのことも大切に思っているよ」というメッセージを送ってあげたいですよね。

兄弟同時期に違うスポ少に入りたいと言われて場合

次に、兄弟で同時期に違うスポ少に入りたいと言われた場合を考えてみましょう。

  • 兄弟それぞれ好きなスポ少に入れる
  • 兄弟で同じスポ少にしてもらう
  • どちらも入れない

詳しく説明します。

①兄弟それぞれ好きなスポ少に入れる

兄弟で入りたいスポ少が違うが、それぞれが入りたいスポ少に入れる場合です。

メリットデメリット
・各自やりたいスポーツができる
・子供に兄弟格差を感じさせない
・送迎が大変
・当番が倍になる
・役員・係が倍になる
・お金がかかる

兄弟でスポ少に入る時期が同じかバラバラか、という違いだけで、【兄が先にスポ少に入っている場合】の「①弟が入りたいスポ少に入れる」と同じです。

父母で分担できると良き

子供たちはそれぞれ好きなスポ少に入ってもらい、父母で兄弟のサポートを分担する場合です。

メリットデメリット
・スポ少毎に分担すれば負担が少ない
・「自分だけ」感が減らせる  
・父母で週末休みでないと不可能
・雇用形態により負担に差が出る可能性がある
・休めない時は、スポ少を休ませる必要も

親御さん2人とも週末休みの職場であれば、大変なスポ少サポートを分担できるし、子供たちもやりたいことができるし、良い形で収まっていると言えます。

夫婦で担当のスポ少を決め、送迎も当番・役員も負担すれば、「お互いサポートしている感」「子育てに参加している感」があり、家族円満になるでしょう。

ただし、夫婦で週末休める職場でないと、どちらかに負担が偏ったり、兄弟平等にスポ少に参加できなかったりなどのデメリットが生じます

夫婦で労わり、助け合いができれば、負担が偏っても乗り越えていけそうですが、できないと夫婦ゲンカの種になる可能性が大いにあります。

②兄弟で同じスポ少にしてもらう

兄か弟、どちらかが希望するスポ少に統一してもらう場合です。

メリットデメリット
・送迎は楽
・役員などの勝手が分かる
・やりたいスポ少ではなかった兄弟が不満に思う
・兄弟で遠征場所や練習時間が違うことがある
・試合が被ると見られないかも

【兄が先にスポ少に入っている場合】の「②兄と同じスポ少に入れる」とだいたい同じですね。

兄弟どちらが希望するスポ少に合わせるか、で揉める可能性はあります

希望を折れてくれた兄弟の方のメンタルケアは忘れずに。

③どちらも入れない

兄も弟も、スポ少に入れない選択をした場合です。

メリットデメリット
・親は楽
・家族の時間は確保できる
・兄弟ともども不満かも
・他の代替案を考える必要がある

兄弟で交渉決裂、親もサポートが難しいとなれば、兄弟ともどもスポ少入りを諦めてもらうのも手です。

スポ少に入らなくてもスポーツをすることはできますし、他の習い事にするのもありです。

何より、週末がスポ少で潰れることがないので、家族の思い出づくりに時間を使えます

小学生の習い事はスポ少が全てではありません。

スポ少に入っていない子、何も習い事をしていない子も案外います。

土日は家族と過ごしたり、一緒に遊べる友人と遊んだりしたってよいのです。

ともみ

スポーツは中学校に上がってから部活で行う、という選択もありますよ。

どうやって決めるか?

選択肢をあぶり出し、メリット・デメリットを紹介しました。

では、この中からどれを選択するか、問題はココですよね。

どう選ぶのかは…

  • 物理的に可能か
  • 家庭(保護者)の価値観

で、決めます。

物理的に可能か

スポ少は、親のサポートありきで活動していますので、現実的にサポートが可能なのかどうかを考えましょう。

スポ少で必要な親のサポートを大まかに紹介すると、以下の4つです。

  • 練習場所への送迎
  • 遠征時の車出し
  • 試合のサポート
  • 当番

スポ少の練習場所によっては、お子さんが自力で練習場所まで行ける可能性もあります。

しかし、スポーツをするためのアイテムや、水筒、お弁当など大荷物の場合、お子さん1人で行くのは難しいかもしれません。

ともみ

スポ少のチーム規約で、「●年生以下は親が送迎する」「自転車使用の場合は自己責任で」などと決められている場合があります。

また、普段の練習場所へは1人で行けたとしても、試合や合同練習の場合は、遠征になります。

低学年の内は、試合係や車出しから逃れられるかもしれません。

が、お子さんがスポ少に入っている間、全ての遠征を免れることは難しいと思います。

このような状況下で、兄弟別々のスポ少に送迎できるのか、できない場合はどうするのか、と考えてみましょう。

家庭(保護者)の価値観

何度も言いましたが、スポ少活動は親の協力が必須です。

活動が盛んなチームですと、土日だけでなく、祝日や平日の夜間なども練習が入ったりします。

ともみ

正直、週末はスポ少三昧で、時間に縛られます。

スポ少に入る前は、「週末は家族でお出掛け」「土日はおうち時間でのんびり」で過ごされていたご家庭は、週末の過ごし方が一変するでしょう。

親子共々、スポ少にどっぷりとハマるのもアリですし、家族とゆっくりする時間を優先したいというのもアリです。

子供のために時間を全振りするのも、自分の時間を守るのも、そのご家庭の価値観で決めることです。

ともみ

まぁ、スポ少に入れたら自分の時間が全くなくなる訳ではありませんけどね。
ただ、兄弟で別々のスポ少チームに入れば、間違いなく忙しくなるでしょう。

我が家のエピソード

我が家のエピソードをちょこっとお話ししたいと思います。

語る前に、子供たちいついて紹介します。

小学校1年生からスポ少野球をやっている。

中学校ではリトルシニアに入団を決め、早くも年明けからお世話になっている。

スポ少未加入。

4歳からピアノを習い、コンクールに出場経験あり。

フラダンスも習っている。

我が家の場合、兄は小学校6年生の11月にリトルシニア入団を決め、年明けからお世話になっています。

そんな中、妹がミニバスをやっている友人に誘われて、ミニバスの体験会に参加しました。

この時、「体験会に参加するのは良いけど、入るのは無理だからね。」と念押ししていました。

なぜなら、

  • 以前違うチームだがミニバスの体験会に行き、「バスケは微妙」と合わなかったから
  • 兄のリトルシニア入りを決めてしまい、物理的に厳しいから

しかし、今回のミニバスチームの体験会は楽しかったようで、「入りたい!!」と言い始めてしまいました。

我が家の結論を言うと、野球とミニバスの両立案(妥協案)を妹に提示し、本人がどうするか、というところで止まっています

解決はしていないので、現在進行形の問題として我が家に残っています。

親としてサポートできる限界は決まっており、それ以上でも以下でもありません。

子供たちが成長し、自転車や公共交通手段などで練習場所に行けるようになれば、また少し状況は変わってきますけどね。

とりあえず、現状は妹の回答待ちです。

この続きはnoteに書いていますので、気になる方はどうぞ。

note(ノート)
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まとめ

兄弟で違うスポ少に入りたいと言われた時の選択肢や解決案を紹介しました。

親としては、できれば子供のやりたいことをやらせてあげたいし、できる限りサポートしてあげたいなと思います。

しかし、キレイごとだけでは、生活が回りません。

それぞれのご家庭の都合、価値観により、選択肢や最適解は変わるでしょう。

できることはできるし、無理なものは無理、これは仕方のないことです。

この記事でパターンごとの選択肢を提示し、解決案も紹介しました。

できれば、頭ごなしに「無理!!」ではなく、一度「どうすればやらせてあげられるかな?」という視点でお子さんに向き合ってあげてほしいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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