デジタル化、ミニマリストなどの言葉に注目が集まる昨今ですが、アナログ、ちょっと重たいA5システム手帳の人気は続いています。
そして手帳愛好家さんなら、一度はシステム手帳に興味を持ったり、自分も使ってみたいなと思ったりすること、ありますよね。
ただ、A5サイズのシステム手帳だと、重たすぎるのではないか、持ち運びに不便なのでは…と不安に思う人もいるのではないでしょうか。
手帳は「相棒」「秘書」ですから、できれば持ち歩きたいですよね。
A5サイズのシステム手帳は持ち歩ける?
結論から言えば、持ち歩きは可能です。
手帳としては大きいサイズですが、仕事で使うようなA4サイズのトートバッグならすっぽり入りますからね。
ただし、貴重品とちょっとした小物が入るだけの小さめバッグや、ミニショルダーなどの場合は入りません。
A5サイズのシステム手帳を持ち歩くには、B5サイズ以上の大きさのバッグが必要になります。
私のA5サイズシステム手帳の持ち歩きについて
私は2022年まではA5サイズのシステム手帳を愛用していたので、仕事やプライベートにも持ち歩いていました。
さすがに「ちょっとコンビニに行く」くらいの時には持っていきませんが、娘の習い事、病院受診の際など予定やライフログの情報が必要になりそうな時は、持参していました。
A5サイズのシステム手帳本体の重量は?
A5システム手帳本体のみの重さですが、もの凄くざっくり言えば、プラスチック製で150g前後、本革製で400g前後です。
リング径や本体の素材、ポケットなどの装飾により、重さはまちまちで一概には言えません。
どんなシステム手帳にも言えることは、金具がついている分、同じサイズの綴じ手帳よりは重いということですね。
システム手帳が重い要因を以下にまとめてみました。
- リングがプラスチック製よりも金属製の方が重い
- 本体がプラスチック製よりも本革製の方が重い
- リング径が大きい方が重い
- 同じ本革でもオイルをたっぷり含んだ革の方が重い
ちなみに、私が使用しているシステム手帳は本革製で、リング径は15mmです。
革工房のブランクチュールさんにオーダーメイドで依頼しました。
ブランクチュールさんの公式サイトに載っている商品情報はこんな感じです。
サイズ | 縦235mm×横175mm×厚さ26mm |
重量 | 350g |
革の種類 | ヌメ革 |
リング径 | 15mm |
価格 | ¥16,900(税込み)※R6年3月の楽天市場での価格 |
標準仕様 | 内面左側:下部横差し大ポケット×1、カードポケット×1 内面右側:下部横差し大ポケット×1、チケットホルダー×1、 伸縮式ペンホルダー×1 |
カラー | マリーヌ(紺色)、グレージュ(灰色)、ルージュ(赤色)、 コニャック(琥珀色)、フィーユ(緑色)、ノワール(黒色) |
私は横幅を1cm小さくしてほしいと依頼したので、若干軽くなっているかもです。
カラーは、現在公式にはりませんが、ナチュレというそのままのヌメ革で作成していただきました。
ブランクチュールさんは、親身に希望を聞いてくれますよ。
自分だけのオリジナルシステム手帳に憧れる人は、ブランクチュールさんで検討してみてくださいね。
A5サイズのシステム手帳の総重量は?
本体重量や挟み込むリフィルにもよりますが、+200gくらいは覚悟してください(笑)
リング径が小さく、あまりリフィルを入れない場合は軽くなりますが、紙のリフィル、ジッパーファイル、下敷き…などとアイテムが増えるほどに重さは増します。
ちなみに、私が買ったレイメイのお得な再生紙111シート入りのリフィルは、包装ビニールも含め285gでした。
私の現在のA5システム手帳の重量
私のA5システム手帳は、現在の重量が660gでした。
今は綴じ手帳を使用しているため、システム手帳は読書記録、気になる言葉集、パスワード記録、気になるカフェなどのチラシ・パンフレット…などが入っています。
趣味が詰まっていますので、スケジュール管理の手帳として使っていた時より重くなっています。
スケジュール管理にシステム手帳を使っていた時は、1年分のマンスリー、2ヶ月分のウィークリー、子供の小学校の必要書類、ToDo管理、メモ、などが入っていました。
当時、システム手帳の重さを測っていないので、正確には分かりませんが、500gのペットボトルと同じくらいか、ちょっと重いかな~というくらいだったと思います。
A5サイズのシステム手帳を持ち歩くのに向いている人
A5サイズのシステム手帳を持ち歩くのに向いている、というのも変ですが、無理なく使いこなせそうな人を紹介します。
- デスクワークが多い人
- 主婦(夫)、または在宅ワークの人
- 普段から大きめのトートバッグなどを使用している人
- 手帳以外の荷物が少なめの人
- どんなに重くても、システム手帳を手放したくない人
私はデスクワークではありませんが、一応自分のデスクがあり、仕事の1/3くらいの時間は書類仕事をしています。
小学校のプリントなど、なかなか目を通す時間がなくても、仕事の休憩時間中などでサッと見られるように、システム手帳に挟んであると便利でした。
ワーママって、正直なところ、仕事中にふと子供の予定や家の用事のことを思い出したりしています。
(みなさん、そうですよね?)
なので、学校のプリントを保管しやすく、広い筆記スペースもあり、スケジュールも管理できるシステム手帳が最高に使いやすいんですよね。
情報を一元化できるってすごい便利なんです!!
ですので、システム手帳はぜひ持ち歩いてほしいなと思っています。
A5サイズのシステム手帳の持ち歩きが不便な時の解決策
とは言っても、A5システム手帳が重いのは事実です。
重さがネックになりやすい、A5システム手帳を快適に持ち歩くための解決策を紹介します。
- 入れるリフィルを厳選する
- リング径の小さいものにする
- 薄いリフィルにする
- システム手帳用の小さめトートを活用する
一つずつ紹介しますね。
入れるリフィルを厳選する
必要最低限のリフィルのみ入れるようにすれば、重さは軽くできます。
たとえば、先ほどっも紹介したように、私は1年分のマンスリーは入れていましたが、ウィークリーは2ヶ月分にしていました。
ウィークリーまで1年分入れると、結構厚みがあり、重くなてしまいますからね。
マンスリーは半年分で差し支えなければ、そうすれば良いし、ウィークリーは2週間分あれば良い、という人は2週間分にすれば良いのです。
システム手帳は自分が入れたいリフィルだけ挟める、カスタマイズ性の高さが魅力ですからね。
リング径の小さいものにする
リング径が小さければ、挟めるリフィルが少なくなるので、その分軽くなります。
「A5システム手帳に何を挟みたいか?」を明確にすれば、その量にあったリング径が選べます。
あくまでも目安ですが、リング径と収容できるリフィルの枚数を表にしました。
※コピー用紙によく使用される「上質紙」を挟んだ場合です。
リング径 | 収容枚数 |
---|---|
15mm | 約105枚 |
20mm | 約155枚 |
30mm | 約265枚 |
単純計算ですが、マンスリーを1年分挟むと12枚、ウィークリーを1年分挟むと約60枚くらいになります。
リング径15mmのシステム手帳に1年分のマンスリーとウィークリーを挟むと、全容量の2/3以上は埋まる感じですね。
種類は多くありませんが、中にはリング径11mmや8mmのシステム手帳もありますよ。
薄いリフィルにする
リフィルに使用される紙は種類がありますので、なるべく薄めのものを選びましょう。
おすすめなのは、株式会社レイメイ藤井のダ・ヴィンチの手帳用リフィルです。
ほぼ日手帳でも採用されていたトモエリバーを製造する、巴川製紙所とレイメイ藤井が作成したオリジナルのリフィルです。
高品質なのにお手頃価格であるため、私も愛用しています。
システム手帳用の小さめトートを活用する
システム手帳の持ち運びに、小さめのトートバッグを活用すると便利です。
手帳を無造作にバッグへ入れると、汚れたり、カバーや中身を傷める可能性があります。
小さめトートバッグを活用すれば、大事なシステム手帳を守りつつ、必要な手帳アイテムを一緒に収納できるので便利ですよ。
私が愛用している手帳用トートバッグは、バッグインバッグにもなります。
まとめ
A5サイズのシステム手帳は持ち歩けるか、また持ち歩きに不便を感じる時の解決策を紹介しました。
A5サイズのシステム手帳は、A4サイズの半分の大きさです。なので学校のプリントや会社の書類なども収納しやすいんですよね。
また、自分に必要なリフィルだけを持ち歩けたり、使いやすい順番に並び変えられたりと、カスタマイズ性の高さがシステム手帳の良さです。
大事な情報を一元化しやすいので、とってもおすすめなのですが、重さがネックに感じる人もいますよね。
そんな時は、リング径の小さいシステム手帳にしたり、リフィルを薄いものに変える、必要なものに厳選するなど試行錯誤してみてくださいね。
A5システム手帳の軽量化には限界がありますが、持ち運びたい人は小さめのトートバッグを活用するのがおすすめです。
ちょっと重いけど、出先にもA5システム手帳をお供させてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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