スポ少のママさん、パパさんの人間関係って
実際どうなの?
本当に仲悪いのかな?
と、気になりますよね。
子供の活動の場ではあるけれど、親の関わりも多いスポ少だからこそ、親の人間関係の実際のところを紹介しようと思います。
お子さんをスポ少に入れようか検討している人、お子さんがスポ少に入りたいと言っている親御さんは、ぜひ参考にしてください。
※じぃじ、ばぁばが子供のサポートに入っていることもありますが、ここでは「親」と統一させていただきます。
私の息子は小学校に上がると、即スポ少野球チームに入団しました。保育園に通っている時から、本人が「小学生になったら野球チームに入る!!」と決めていたのです。
4月に入団を前提に体験練習に参加し、その日に入団しました。
スポ少親の人間関係は本当に悪いの!?
結論、「チームによる」そして「どこにでも多かれ少なかれ諍い、モヤモヤはある」です。
体験談と、その他の情報から紹介しますね。
息子が所属している団
息子が所属している団の人間関係は、「比較的良好」と言えます。
そりゃ1年生の時から所属していますので、何も無いことはないです(笑)
しかし、私自身がいじめられた、ひどい扱いを受けたことは一度もありません
- コーチとの相性が合わず、団員が辞めた
- 監督と父母間で考え方の違いがあり、監督と子供が辞めた
- 遠征時の送迎に全く協力しない、理由も言わない
- 子供が車酔いしやすいのを知っているのに、対策もせず送迎を人に任せる
- 監督が自分の子だけ贔屓しているように見える
実際、相性が合わず退団した人も何人かいます。
合わないのは仕方がありませんし、辞める選択が悪いことではないと思います。
他のチームや他のスポーツに変えるのも、悪くないですよね。
スポ少活動は、基本的に土日や祝日です。
また、公式戦や練習試合と、遠征することが結構あります。
当然、遠征先までは大人が車を出して送る必要がありますが、仕事を抱えている人もいますよね。
うちの団では、仕事や家庭の用事などのさまざまな理由から、協力できない事情があることに理解のある雰囲気です。
しかし、無償で団のために活動しているのは、どこの家庭も同じです。
理由も言わず任せっきりなのは、あまり印象の良いものではありません。
やはり、所属している以上は「お互い様」「助け合い」の気持ちは必要になります。
余談ですが、息子が所属する団の仲良しエピソードも紹介しておきます。
- 球場へ観戦に行く
- たま~に学年みんなで食事へGO!!(焼肉、しゃぶしゃぶなど)
- 年に1回は川でBBQを開催
他のチームでは
ママ友情報やネットリサーチで得た情報からすると、やはりどこのスポ少チームも…
- まぁまぁ仲は良い
- 派閥がある
- 親の人間関係が悪い
- ボスママがいる
- 表面上仲はイイ
出てくる、出てくる(笑)
「私のママ友から」って言う極狭い世界での感じだと「基本的にはまぁまぁ仲良くやってるよ」という印象です。
「一切の問題がなく、穏やかに、平穏に活動できている」ということは、まず、ありません。
どこのチーム・団も大方「まぁまぁみんあ上手くやってる」という感じなのではないでしょうか。
スポ少で嫌われる親に関しても記事がありますので、良かったら参考にしてください。
スポ少の人間関係が悪化しやすい理由
スポ少の人間関係はなぜ悪化しやすいのでしょうか?理由を考えてみました。
スポ少に対する熱量の違い
どんな集団にも言えることですが、チーム内の温度差って、結構感じることが多いのではないでしょうか。
スポ少の場合だと…
- 経験者の親と未経験の親
- 上手な子の親とそうでない子の親
- 子供の活動に積極的な親と「そういうの面倒くさい」な親
- 土日も仕事が忙しい親と融通が利きやすい親
既に不穏な空気が漂ってきました?(笑)
例として挙げたものだけでも、バチバチしそうな雰囲気はありますよね。
活動方針への考え方の違い
上記【熱量の違い】にも通ずるところがありますが、考え方は人それぞれですので、方針の違いは生まれます。
やはり、経験者の親は熱いです。
そして野球の特性として「監督の意見は絶対」みたいな風習(?)も濃く残っています。
我が家みたいに、夫婦ともども野球未経験で「おまかせします」ってスタンスの人ばかりではありませんからね。
「子供が他のポジションをやりたいと言っている。」
「楽しいだけじゃなく、勝つ野球をするのも大事!!面白くない!!」
みたいな話は実際にありました。
親のサポート体制の違い
親の熱量、仕事の忙しさなどで、サポート体制にも差が出ます。
我が団で「親のサポート」とは
- 遠征時の送迎(車出し)
- 体調不良時の対応(熱中症、鼻血、怪我…etc)
- 暑い日の氷提供
- 試合時、ベンチ内での子供達の世話
- 係活動(運動会、イベント、卒団式、グランド…etc)
などです。
スポ少の活動って、
- 主役はあくまで子供達
- 報酬のない完全ボランティア
ですので、いくら子供のためとは言え「大変」であることは間違いありません。
負担が偏り続けると、人間関係の悪化につながります。
スポ少保護者のサポート内容について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
強めの人の存在
どこにでも気の強い人はいるものです。
監督、父コーチ、ママ…キッパリ、ハッキリ意見を主張する人、いますよね。
スジの通った主張、多くの人が納得するような主張なら良いのですが、自分の意見をゴリ押し、我が子だけを贔屓するような主張だったら…チームの空気が悪くなります。
ただ、気が強くても性格の良い人もいます。
言いづらいことをズバッと言ってくれることもあるので、悪いことばかりではありません。
味方であれば心強いですが…ってところです。
スポ少の人間関係に疲れた時の対処法
カオスなスポ少の人間関係に疲れた時の、私が考える対処法を紹介します。
挨拶は必ずする
「苦手」「嫌い」と感じている人にも、挨拶はしましょう。
マナー、常識でもありますからね。
特に野球は良くも悪くも「昭和」を色濃く残したスポーツですので、子供達にも「挨拶」「礼儀」は指導されます。
子供達に挨拶の指導をするのですから、大人もちゃんとしないとですよね。
距離を保つ
無理して密に付き合う必要はないと思います。
仲の良い人同士はプライベートでも飲みに行ったり、練習のない時に家族ぐるみで遊びに行ったりもあります。
プライベートでも仲良くしたいと思える人がいたら仲良くすれば良いし、望まないなら無理に関わることもありません。
子供同士は仲が良く、遊ぶこともあると思いますが、親同士の付き合いは自分で決めて良いと思います。
割り切る
スポ少はこういうもんだ、私は子供のサポートをするだけ、と割り切って一歩引いておきましょう。
最初から、心に一線を引いておくのです。
スポ少活動は、どんなに長くても、お子さんが小学生の間だけです。
中学に行っても同じスポーツを続けるかもしれませんが、中学の部活であればスポ少ほど親のサポートは不要です。
シニアチームなど学校外のチームに入れば、保護者のメンバーも変わります。
ストレスを取り除くことはできませんが、終わりが分かっていると、心持ちが軽くなりますよね。
係や決められた仕事はきちんとこなす
割り当てられた仕事、係活動はきちんとこなしましょう。
正直、係によって負担の大小があります。
もし、休日でも仕事が忙しいなどの理由があれば、最初から負担が少ない係を選びましょう。
また、「休日も仕事で」「下に赤ちゃんがいるので」など、自分の都合を言えるくらいには、日頃から関係を築いておいた方が良いでしょう。
やらないと困るのは子供達ですからね。
子供の活動の場であることを意識する
「子供がやりたくて参加しているだけで、自分はあくまでサポート役」と割り切りましょう。
自分が選んで入団した訳ではないし、自分が親メンバーを選んだ訳でもありません。
だ・か・ら…無理して付き合う必要もないのです。
実際、子供を集合場所に送迎するだけで、車から降りずに去ってしまう親もいます。
まぁ、何年も長く入団するのであれば、親同士の関係は良好に越したことはありません。
自分が頑張れる範囲で、良い距離感を探っていきましょう。
信頼できる人を見つけておく
何人も人が集まれば、自分と気の合う人っているものです。
超人見知りな私も、団で仲良くなったママいますよ。
実際、助け合わないと子供の練習参加が厳しい状況になることもありますので、信頼できる人がいるのは貴重です。
たとえば…
- 土日に仕事が入る
- 兄弟(姉妹)に別の用事が入る
- 自分や家族の用事が入る
- 自分が体調不良
などで、子供のサポートが難しいことがあります。
そのような時は、信頼できる人と協力できれば心強いです。
また、顔を合わせた時にちょっとした世間話ができると気分転換になりますし、団に居場所があると感じられます。
番外編:ご機嫌リストを持っておく
「私はコレがあったらご機嫌になる」「コレをやったらストレス解消になる」というものを知っておくだけでも違います。
スポ少でモヤモヤしたら、信頼できる人に話せれば良いのですが、話してもスッキリしない、話せる内容ではない時ってありますよね。
そんな時はストレス発散・解消するしかありません!!
ご機嫌リストの例を挙げるなら…
- カフェで美味しいスィーツを食べる
- 一人でゆっくりお風呂に入る
- 自然豊かなところを散歩する
- 好きな香りのアロマやお香を焚く
- 怪談系YouTubeを視聴する
これ、私のご機嫌リストです。
どうしてもツライ時は
それでもツライ時の解決策はコレです。
スポ少チーム・団を辞める。または、移籍する。
子供の気持ちを一番に考える必要がありますが、団を辞めたり移籍したりしても良いと思います。
逃げたっていいんです。
スポ少活動で、親の関わりを0にするのは不可能ですからね。
そして、親もひとりの人間です。
心身を病むほど我慢しても仕方ありません。
子供に「他のチームの体験に行ってみない?」と誘ってみてはいかがでしょうか?
- スクールに所属すれば、親のサポートがグッと減ることもある
- とりあえず親の精神安定が確保される
- より子供や親に合う雰囲気の団体があるかもしれない
- 他のスポーツの方が子供に合っている、楽しい可能性がある
- 方針や考え方が、より自分達と近い団体に出会えるかも
メリットも結構ありそうですよね。
もし他の団体に移籍する場合は、見学や体験への参加をお忘れなく。
まとめ
スポ少親の人間関係は本当に悪いのか、実際のところを暴露しました。
私の息子が所属する団は、比較的良好な関係を築けていますし、親同士の空気もまぁまぁ良いと思っています。そして、私が知っている周りのスポ少チーム・団でも、似たり寄ったりな印象ではあります。
しかし、過去にピリつくことがありましたし、どこのチームも「比較的良好」と言える訳ではありません。
あくまで、主役は子供達ですから、
- 挨拶はする
- やることはやる
- 割り切りも大事
- チーム内に信頼できる人を見つけておく
この辺りを意識して、上手く乗り切っていきましょう。
スポ少親は、大変であることは間違いないですが、楽しいこともたくさんありますよ。親同士の関わりの中で、良いこと・楽しいこともたくさんありました。
どうしてもツラくなってしまったら、辞めることや移籍することを考えたって良いのです。
この記事を参考に、親子で楽しめる道を模索してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント