春休み、我が家は北海道旅行をしました。
我が子たちは初の飛行機に大興奮でしたよ。
今回の旅行中、札幌にある「札幌市青少年科学館」へ行ったので、実体験を元にレビューしたいと思います。
札幌市青少年科学館は、この4月、リニューアルオープンしたので、展示物やアトラクションも一新し、内装もキレイになりました。
小学生のお子さんがいるご家族には特におすすめなので、この記事を参考にしてくださいね。
札幌市青少年科学館はどんなところ?
めちゃくちゃ簡単に言えば、「科学を楽しく学べる施設」です。
大まかにジャンルを分けると、「宇宙」「サイエンス」「気候・環境」ですかね。
「宇宙」「サイエンス」「気候・環境」に関して、展示物や実験・体験を通し、子供から大人まで楽しく学べますよ。
札幌市青少年科学館の見どころ
札幌市青少年科学館の見どころを紹介します。
我が家が行った時に、諸々の事情で見られなかった・見忘れたエリアもありますので、独断と偏見で選んでいることをご了承ください。
サイエンスパーク
3階の大部分を占めているサイエンスパークは、お子さんにおすすめのエリアです。
大昔、理科の授業で習ったような力学の滑車、磁場、密度、音…いろんな理科の要素を取り入れた展示物を、実際に触って体験できます。
未就学児だと、ただただ「楽しい!!」とおもちゃで遊ぶ感じになるかと思いますが、小学校中学年以上であれば「理科でやった!!」「こういうことだったんだ!!」と学びに繋がると思います。
大人が体験しても「昔こんなこと勉強したな~」と懐かしくなりました。
宇宙飛行士 山崎直子コーナー
山崎直子宇宙飛行士が、実際に宇宙へ持っていった道具や身に着けていた衣服等が展示してあります。
触ることはできませんが、実際に宇宙へ行ってきたアイテムが見られるのは、貴重な経験になりますよね。
写真を撮ってくるのを忘れてしまったので、ぜひ、実際に行って、あなたの目で見てきてくださいね。
ちなみに、山崎直子宇宙飛行士は、札幌市青少年科学館の名誉館長を務めているそうですよ。
プラネタリウム
平成28年4月にリニューアルされ、デジタル4Kと新たな音響機器を使用しているため、大迫力の映像で楽しめるのでおすすめです。
なんと、約一億個の星を映し出せるそうです!!
地元のプラネタリウムは古いので、映像がボケボケなので…快適に素晴らしい星空が見られました!!
プラネタリウム投影時間
プラネタリウムは、平日と休日で投影開始時間や、1日に投影される回数が違うので、よく確認しましょう。
土日祝日の方が投影回数は多いですが、小中学校の長期休暇期間などは平日でも土日祝日のスケジュールで投影されているそうです。
投影は1~2時間に1回、投影時間は30分または50分です。
投影される内容によって異なります。
プラネタリウムの投影時間や内容を詳しく知りたい人は、こちらから公式サイトに飛んで確認してください。
プラネタリウムの観覧料金
大人は1回¥500、中学生以下の子供は無料で観覧できます。
観覧料金の詳細や、お得なセットチケットについては、後ほど紹介しますね。
フーコーの振り子
フーコーの振り子とは、地球が自転していることを証明するためにつくられた実験装置です。
1851年、フランスのレオン・フーコーが考案したものだそうです。
長時間振り子を振り続けると、しだいに振れている面の角度が少しずつ回転していきます。
確かに、最初に見た時と、帰りにみた時で若干角度が変わっていました。
フーコーの振り子は札幌市青少年科学館の入口付近にありますので、入場の際に確認しておくと良いでしょう。
このフーコーの振り子は、振り子の特性である「振れる方向は、外力を受けない限りずっと一定」という法則を利用しているそうですよ。
振れる方向は一定なのに、振れる面の角度が動いているということは、地球自体が回っているということだ!!
と証明できるそうです。
大昔にこんな装置を思いつくなんて…!!いつの時代にも天才っているんですね!!
参考:弘前大学 フーコーの振り子|弘前大学理工学部/大学院理工学部研究所
札幌市青少年科学館の体験アトラクション5つ紹介
AIなどさまざまな技術を使用したアトラクションが5つありますので紹介します。
どれも人数制限があり、整理券を配布しているので、早めに確保した方が良いですよ。
スケルトン
前のスクリーンにスケルトンのコースが映し出されるので、台にうつ伏せになり、体重移動で操作します。
私は最初スケルトンという競技を知らなかったのですが、うつ伏せでソリに乗り、雪のコースすごい速さで滑走していくスポーツだそうです。
スケルトンでは曲がりたい方向に体重を移動させるのですが、体験している人をみていると、コースがカーブしている方に体重を傾けてしまっている人が多くいました。
コースのカーブとは反対方向へ、進みたい方向に重心移動させるとタイムが速くなりますよ。
1度に4人まで挑戦できます。
大人は、特にママさんは台の上に座って体験している人も多かったです。
私はガッツリうつ伏せでやりましたが(笑)
正面から見た姿勢で空気抵抗などもタイムに加味されているようなので、ガチでやりたい人はうつ伏せでやりましょう。
カーリング
壁や床にカーリングの盤面やストーンが投影されるので、カーリングを体験できます。
スウィーパー(ブラシ)にセンサーがついており、盤面の擦り方でストーンの進み具合が変えられるんですよ!!
最初にどのコースでストーンを送るか選び、盤面にガイドラインが出てきます。
ガイドラインに沿ってストーンを滑らせられるように頑張りましょう!!
1度に2名まで体験できます。
低温プレイグラウンド
低温設定された部屋に入り、低温環境ならではの体験ができるそうです。
部屋の温度はなんとマイナス30度!!
1日に4回、各回15分の開催なのですが、残念ながら整理券が手に入らず…
我が家は体験できなかったので、体験した人はぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!!
スノードームシアター
かまくらのようなドームに入り、映像に映し出された光の粒を厚め集め、大きなつららをつくっていくゲームを楽しめます。
1度に4人まで挑戦でき、1番大きなつららをつくった人が勝ちです。
全身を、特に上半身を大きく動かすので、日頃運動していない大人はちょっとキツイかもです(笑)
地下鉄
札幌市内を走る、札幌市営地下鉄東西線の車両の実物が展示されています。
この東西線の車両は、日本で初めて本格的にゴムタイヤを使用した案内軌条方式車両だそうですよ。
地下鉄に利用している科学や工学などを学べます。
また、映像を観ながら地下鉄の運転を体験できるのですが、整理券に間に合わず、我が家は体験できませんでした。
こちらも、体験された人がいましたら、コメントで感想を教えていただけると嬉しいです。
札幌市青少年科学館を満喫するための注意点
札幌市青少年科学館を満喫するために心掛けておきたい注意点を紹介します。
- 人数制限のあるアトラクションの整理券は、早めに取る
- チケットはWEB購入がおすすめ
- 飲食は決められたスペースで
先ほど、体験アトラクションでも紹介しましたが、人数制限があり整理券を配布しています。
この整理券を手に入れないと、体験できませんので、注意してくださいね。
我が家は開館と同時に入れるチケットが手に入らず、1時間後に入場できるチケットでした。
それでも整理券を手に入れられなかったアトラクションもあったんですよね。
AI技術を駆使したアトラクションをコンプリートしたい人は、開館と同時に入場するのがベストです。
チケットは当日、窓口購入もできましたが、結構並んでいたので、WEB購入した方がスムーズですよ。
また、館内の展示スペースや体験エリアは飲食禁止です。
休憩スペースなど決められた場所では飲食OKなので、マナーは守りましょうね。
2階に、こんな感じの休憩スペースがありますよ。
札幌市青少年科学館の口コミ
札幌市青少年科学館へ実際に行った人たちの口コミを紹介します。
まだリニューアルしたばかりなので、たくさんの口コミを発見できませんでした。
が、みなさん楽しまれているようです。
札幌市青少年科学館へ行ってきた私の感想
子供から大人まで楽しめる施設だなと思いました。
体験アトラクションや子供向けの体験できる展示はもちろん、宇宙のことや北海道の自然(地層、海流、気候、etc…)のことも学べるので、大人も退屈しません。
もともと宇宙に関しては興味があるので、解説をじっくり読ませていただきました。
昔、学校の理科で習ったような内容から、知らなかった情報もあり、私は面白かったです。
アトラクションは、AI技術満載で、動画を見ながら実体験しているような感じで楽しく遊べました。
大人だけだとちょっと恥ずかしいですが、子供と一緒なので、思い切り遊んじゃいましたね。
あと、荷物を預られるロッカーがリターン式なのが地味に嬉しかったです。
札幌市青少年科学館へ行ってきたうちの子たちの感想
「まぁまぁかな」が率直な感想でした。
AIアトラクションや理科実験アトラクションは、「理科」の要素を絡めているので勉強になりますが、一通り見ると「飽きた」となったようで。
特に上の子は。
春休み中かつリニューアルしたばかりで、結構混雑していたのですよね。
小さい子が多く、ガヤガヤしていたり、チョロチョロしていたり、その辺はちょっと嫌だったようです。
宇宙や理科実験に興味のある子なら、小学校高学年でも十分楽しめると思いますが、うちの子のように、「興味ないことには塩対応」な子だと、すぐに飽きてしまう可能性があります。
札幌市青少年科学館へのアクセス・基本情報など
札幌市青少年科学館への行き方や、基本情報を紹介します。
アクセス
主に電車と車で来館するのがおすすめです。
電車
札幌市青少年科学館は駅近なので、電車利用がおすすめです。
- 地下鉄東西線新さっぽろ駅 1番出口正面
- JR千歳線新札幌駅 サンピアザ経由徒歩5分
車
敷地内駐車場や、近隣に提携駐車場がありますので、車で行くこともできます。
- 土日祝日や特別展示期間中は一般車にも無料で開放
- 約40台分の駐車スペース
- 身障者用車両駐車スペースあり
身障者用駐車場を利用したい場合は、事前に問い合わせておくと良いそうですよ。
サンピアザ
デュオ
北駐車場
南駐車場
Dパーキング 新さっぽろ駅前駐車場
Dパーキング札幌学院大学新札幌キャンパスは含まれていないので、注意してくださいね。
提携駐車場を使用する際の注意事項は以下の通りです。
- 入庫後2時間は無料
- 札幌市青少年科学館を利用した場合は、1階の券売・案内で駐車券の認証ができる
- 各駐車場の営業時間は異なるため、注意
- 札幌市青少年科学館横公道で駐車場の入庫待ち不可
基本情報
札幌市青少年科学館の基本情報を紹介します。
所在地 | 〒004-0051 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20 |
---|---|
電話番号 | 011-892-5001 |
観覧時間 | 5月~9月…9:00-17:00 10月~4月…9:30-16:30 |
ミュージアムショップの営業 | 開館時間-16:30 |
公式サイト | 札幌市青少年科学館公式サイト |
札幌市青少年科学館ではSNSにも力を入れているんですよ。
気になる人はチェックしてくださいね。
休館日
休館日は、基本的には以下の通りです。
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館)
- 毎月最終火曜日
- 祝日の翌日
- 特別展最終日の翌日
- 12月27日〜翌年1月4日まで
※ゴールデンウィーク期間中や特別展期間中は無休
※その他休館日あり
観覧料金
札幌市青少年科学館では、大人は入場料がかかります。
個人チケットは当日に窓口で購入するか、WEBで事前購入もできますよ。
区分 | 大人 | 減額対象者 | 子供 | |
---|---|---|---|---|
個人 | 展示室(当日券・WEBチケット) | ¥700 | ¥500 | 無料 (中学生以下) |
プラネタリウム(当日券・WEBチケット) | ¥500 | ¥360 | ||
団体 | 展示室 | ¥630 | ¥500 | 無料 (中学生以下) |
プラネタリウム | ¥450 | ¥360 |
チケットについて、注意点は以下の通りです。
- 子供料金の対象は中学生以下
- 団体割引が適応されるのは、大人料金がかかる人が30人以上の場合
- 展示室に限り、観覧チケットを持って入れば、その日中の再入場可
団体利用したい場合は、事前に札幌市青少年科学館へ問い合わせておくと確実です。
中学生も観覧無料ですが、生徒手帳の提示を求められるので、来館の際には持参しましょうね。
また、減額対象者は以下の方です。
- 65歳以上の方
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
障がい者割引利用の際は、手帳orスマホアプリ「ミライロID」による本人確認が必要です。
回数券も販売しているので、何度も行ける人にはおすすめです。
WEBチケットの購入はこちらからどうぞ。
チケットにはお得なセットもあります。
区分 | 大人 | 減額対象者 | 子供 |
---|---|---|---|
セット観覧券(展示室・プラネタリウム) | ¥1,000 | ¥860 | ─ |
展示室年間パスポート | ¥2,000 | ─ | ─ |
プラネタリウム年間パスポート | ¥2,500 | ─ | ─ |
窓口やWEB販売で、展示室とプラネタリウムの観覧券を別々に購入すると¥1,200なので、セット観覧券を購入した方が¥200お得になります。
年間パスポートはWEB販売のみですので、ご注意くださいね。
WEBチケットの購入はこちらからどうぞ。
まとめ
札幌市青少年科学館の見どころや展示内容、口コミなどを紹介しました。
- 札幌市青少年科学館は子供から大人まで、科学を楽しく学べる
- AIなどの技術を活かした体験アトラクションがある
- プラネタリウムはハイスペック機材で大迫力の映像
- 入場したら、アトラクションの整理券を早めに確保
- なるべく早い時間帯で入場するのがおすすめ
- 駐車場もあるけど、駅近だから電車でもOK
- 展示もプラネタリウムも楽しむならセット観覧券がおすすめ
今回、初めての北海道旅行で札幌市青少年科学館へ足を運びました。
リニューアル工事で長いこと休館していたようですが、丁度旅行日の数日前からオープンだったので、ベストタイミングでした!!
春休み中だったので、子連れ家族でごった返していましたが、十分楽しめました。
残念ながら見逃してしまったものもあるので、また機会があれば行ってみたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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