ピアノと聞くと
子供の習い事
小さい頃からやっていないと、指が動かないのでは?
と思う人もいますよね?
ですが、ピアノを始めるのに年齢は関係ありません!!
「プロとして活動したい!!」という場合は別ですが、趣味としてのピアノは大人にもおすすめです。
私も大人になってからピアノを始めた一人です。
特に、お子さんがピアノを習っている場合は、始めるチャンスですよ!!
私は4歳の頃から8年間エレクトーンを習っていました。中学生からは吹奏楽にのめり込み、社会人の楽団に所属していた時期もあります。
現在は、娘がピアノを習い始めたのをきっかけに、独学でピアノを弾いています。ちなみに、我が家には中古のアップライトピアノがあります。
では、本題に入りましょう。
大人の趣味にピアノがおすすめな理由
かなり主観も入っていますが、おすすめの理由を挙げていきます。
ストレス解消になるから
好きなことに集中して取り組むことで、余計なことを考えずに済みますし、スカッとしてストレス解消になります。
ストレス解消になるな~って理由を、もう少し詳しく説明するとこんな感じです。
- もともと楽器演奏が好きで、単純に楽しい
- 新しい曲や練習中の曲だと、譜読みに頭を使うため、雑念が生じない
- 少しずつ上達することで自己成長を感じられる
私がピアノをおすすめする一番の理由はコレなんですよ~
実際、精神科や認知症ケアの施設などでは、「音楽療法」でうつやストレスの緩和を行っているところもありますよ。
音楽は人の心を癒す効果があると、医療や福祉の世界でも認められています。
私の職場でも、音楽療法士さんが音楽療法を実施しています。
参考:うつや不安を和らげる音楽療法の効果とは?|元住吉こころみクリニック
弾けると格好イイから
単純に、ピアノが弾けたら格好イイからです。
私は子供の頃、エレクトーンを習っていましたが、ピアノは弾けませんでした。
エレクトーンあるあるなのですが、
ピアノをやっている人はエレクトーンも難なく弾けるのに、エレクトーンをやっている人はピアノが弾けない
というのがあります。
不思議ですよねぇ。
ピアノはタッチによって音量や音色の変化を繊細に表現していきますよね。
ですが、エレクトーンは鍵盤をどのように押しても同じように音が出ます。
音量は音量ペダルで変えますし、音色はエレクトーンに搭載されたスイッチを切り替えることによって変化させられます。
ですので、ピアノに必要である繊細なタッチなどは身につけていません。
エレクトーンをやっていた人だって、ピアノの音を出すことはできますが、「演奏する」「表現をする」となると思ったように弾けず、「あ、私はピアノ弾けない…」と思ってしまいます。
なので「ピアノが弾ける人って格好イイ!!」と思うのです。
私はそれをピアノコンプレックスと呼んでいます(笑)
子供と一緒に弾けるから
子供がいて、ピアノを習っている場合に限られますが、子供と一緒にピアノを楽しめますよ。一緒に弾くことで以下のようなメリットがあります。
- 親がピアノを弾いていると子供も弾きたがり、子供の練習につながる
- 子供が頑張っているピアノがどんなものなのか知れる
- 頑張っている姿を行動で示せる
- 一緒に切磋琢磨できる
- 子供のピアノ教室の発表会などで連弾できる
- 子供の譜読みが手伝える
娘がピアノを習い始めた頃は、曲も簡単ですし、私も教えてあげられました。
今では娘の方が技術は上です。譜読みは未だに任されますが(笑)
娘が低学年の頃は、連弾で発表会に出たこともありましたよ。
脳が活性化される
ピアノを弾くということは、
- 譜面を読んで理解する(音符や表現記号などたくさんの情報を目で確認する)
- 弾きつつ少し先の譜面を読む(譜面の記憶、マルチタスク)
- 譜面通り正確に音を出す(自分で出した音を聴く。左右の手、足で違う動きをする)
- 譜面の指示、又は曲に合った表現をする(自分の音を聴く。指先の繊細なタッチ、ペダル操作をする)
と、実は結構複雑な活動なのです。これが脳に良い刺激となります。
高齢者にとっては、認知症予防にもつながったりします。
参考:ピアノを弾くと頭が良くなる?! ~脳科学者も認めるピアノが脳にいい理由~|脳トレナビ
上達するのが楽しい
ピアノに限らずですが、技術が向上したり、成長が感じられたりすると嬉しいものですよね。
ピアノは弾けなかったところが弾けるようになったり、曲として仕上がってきたりと、成長を実感しやすいのでおすすめです。
私は吹奏楽部現役時代に演奏した曲をピアノで挑戦したり、娘がコンクールで弾く曲を自分も弾けるように練習したりしています。
大人が趣味でピアノを始める方法
趣味としてスタートするにはどうしたら良いか、紹介します。
ピアノを弾ける場を準備する
ピアノが無いと、趣味として始めることができませんよね。
「昔ピアノを習っていたから実家にある」「子供がピアノを習い始めたから購入した」という状況なら話は早いです。が、実家にも無い、現時点で自宅にピアノが無いという場合はどうしたら良いか…
購入するか、ピアノ教室に通うかの二択が主な選択肢です。
ピアノ教室に通うメリット
- 自宅にピアノが無くても、ピアノ教室にはピアノがある
- 全く音楽経験が無い人も、丁寧に指導してもらえる
- レッスン料を払っている分、「弾こう!!」という気持ちになる
最初のうちは、自宅用にキーボードを購入し、ピアノ教室で本物のピアノに触る、というところからのスタートでも悪くないですよ。継続してみて、もっと本気でピアノをやりたい!!と思ったらピアノの購入を考えても良いでしょう。
電子ピアノなら10万円以下で買えるものもあります。中古アップライトピアノなら30万くらいはかかりそうです。
ピアノ教室に通うデメリット
- 月謝がかかる
- 講師の先生との相性が合わない可能性もある
- レッスンのため予定を空ける必要がある
当然ですが、ピアノ教室のお世話になるのであれば月謝はかかります。
また、講師の先生との相性が良ければ楽しい時間になりますが、合わなければピアノを弾くことさえ嫌になってしまう可能性もあります。
ピアノの購入価格の相場
大まかに言えば、電子ピアノ<アップライトピアノ<グランドピアノの順で高価になります。
そして、新品よりは中古の方がお安く手に入りますよ。
中古 | 新品 | |
---|---|---|
電子ピアノ | 2~5万 | 5~20万 |
アップライトピアノ | 30~80万 | 70~130万 |
電子ピアノは「電化製品」なので、買うなら新品をおすすめします。
国内メーカーのアップライトピアノなら、古くても品質や状態の良いものも出回っています。
特に60~80年代につくられたピアノは、当時の優秀な職人さんが手づくりしたものです。また、昔の方がピアノに使用している木材の材質が良いので、音色がキレイな場合もあります。
ピアノ教本を買う
教本を買えば、独学でもピアノを弾くことも可能です。
自分のペースでやってみたい、なるべくお金をかけたくないという人は、教本を買って練習を進めてみましょう。
私は、娘が使っているツェルニーやハノンを拝借しています。
他にも気になった曲があれば、「ぷりんと楽譜」というサイトからダウンロードして手に入れていますよ。
昔、吹奏楽現役時代に演奏した曲や、最近人気のアニメソングなど、「いいな」と思ったものは「ぷりんと楽譜」から購入していますよ。
「ぷりんと楽譜」は同じ曲でもアレンジが違うものがいくつかあったり、初級~上級までのレベルが選べるのでオススメです。
私はカノン、ロンドンデリーの歌、炎(鬼滅の刃)、えんとつ町のプペル…その他にも色々ダウンロードしました(笑)
ちなみに、ロンドンデリーの歌は中学生の頃、ソロコンテストで演奏した曲です。ソロコンでは金管楽器の部で優勝しました(自慢)
好きな曲の楽譜を買う
昔ピアノをやっていたなどで最低限の知識がある場合、好きな曲から始めてみるのもよいでしょう。
自分が好きな曲、挑戦してみたい曲であればやる気も出ますし、モチベーションも持続しやすいですよ。
大人が趣味としてピアノを始める場合、忙しくてなかなか練習時間を確保するのが難しいものです。
教本を買って、基礎からきちんとスキルを身に付けていくのも良いですが、趣味で始めるのであれば楽しさ重視でもいいですよね。
ちなみに私が購入したのはディズニー曲の楽譜です。
昔エレクトーンを習ってたとは言えかなりのブランクがあり、初級レベルにしました。
レベル別やディズニープリンセスに特化したものなどもあります。
同じシリーズでジブリもありますよ。
ピアノ関連の動画配信を見る
動画配信サービスでは、さまざまな情報を発信しており、ピアノに関する動画もたくさん配信されていますよ。
解説動画もあれば、お手本になるような素敵な演奏動画もありますので、自分の目的にあった動画を探してみましょう。
上手な人の演奏を聴くと、「こう表現するんだ」など勉強になります。
まとめ
大人が趣味でピアノを始める方法やおすすめする理由を紹介しました。
- ピアノが弾けたら格好イイ!!
- 子供と一緒に楽しめる!!
- 脳が活性化される
- 上達、成長を感じやすい
ピアノがあれば、独学でも弾けるようになります。もちろん、ピアノ教室に通って教わるのも良いですよね。
自分に合った方法で、ピアノを趣味にしてみるのはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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