私は手帳歴15年以上の手帳愛好家、手帳マニアです。
その内、10年以上A5サイズの手帳を愛用しています。
綴じ手帳もシステム手帳も愛してきました。
そんなA5サイズ愛好家の私ですが、某大手文具店で本革製のシステム手帳バイブルサイズを拝見した時に、雷に打たれたような衝撃を受けました。
「…なんと可愛いのだろう!!」
熱いため息がでました。
「バイブルサイズのシステム手帳(本革製)を使いたい!!」
と、ムクムクと浮気心が芽生えてしまったのです。
(2年燻らせました 笑)
思いを募らせ、2026年私はシステム手帳バイブルサイズデビューすることになりました!!
システム手帳のサイズ変更って、結構勇気のいることなんですよ。
- 必要な情報を新しいサイズのリフィルに転記しなければならない
- 必要なアイテムを揃えると、まぁまぁお金がかかる
今回のお話しは「手帳になら惜しみなく時間もお金も掛けられる!!」という方はスルーしてください。
私のように、
- そんなに自分時間、手帳時間が割けない
- お小遣い制で使える金額に限りがある
- 失敗したくない!!
という方は、ぜひこの先へお進みください。
A5サイズ手帳を使っているけど手帳のサイズダウンを検討している方、システム手帳バイブルサイズが気になる方の参考になります!!
A5サイズとバイブルサイズ比較
まずは基本的なところから…A5サイズとバイブルサイズを比較してみましょう。
A5サイズとバイブルサイズの紙面の広さは以下のようになっています。
A5サイズ…W148×H210(mm)
バイブルサイズ…W95×H170(mm)

横幅は、だいぶ差がありますよね。
次に手帳本体のサイズを比較してみましょう。
綴じ手帳の場合は、手帳本体のサイズは紙面のサイズとほぼ同じと思ってOKですが、システム手帳となると話が違ってきます。
システム手帳の場合、リングがあるので本体のサイズは必然的に大きくなります。
また、大切なリフィルを守るために、紙面よりも一回り大きく作られているのが一般的です。
メーカーやリング径により多少サイズが違いますが、目安として参考にしていただけると。
15mmリング
ブラン・クチュール:W175 ×H235×D26(mm)
ダ・ヴィンチ オリーブレザー:W165×H233×D25(mm)
ブラン・クチュール:W125 ×H190×D25(mm)
ダ・ヴィンチ ロロマクラシックW:120 × H186 × D25(mm)

ブラン・クチュールのA5サイズは、私のファーストシステム手帳です。
20mmリング
ダ・ヴィンチロロマクラシック:W175 × H234 × D30(mm)
ブリットハウス トスタゴート:W178×H228×D42(mm)
カスール:W126×H180×D26(mm)
ブレイリオ ロイヤルコードバン:W125×H188×D36(mm)



リング径が大きくなれば、その分本体サイズも大きくなります。
なるべく本体サイズを抑えたい場合は、リング径が小さいものや「スリムサイズ」「ジャストリフィルサイズ」などと表記されているものを選びましょう。
A5サイズからバイブルサイズへ移行する時の心構え
「心構え」というと大袈裟に聞こえますが、A5サイズ愛好家がバイブルサイズに移行するのは一大イベントです。
A5サイズ愛好家さんが、バイブルサイズに挑戦する時の心構えをお伝えします。
- いつでもA5サイズに戻ってもいい
- サイズ移行は「裏切り」ではなく「経験」
- 可愛さで手帳を選んでもいい
- 使い方を熟考する
- とにかく試す、やってみる
それでは本題へ。
A5サイズからバイブルサイズへ移行する時の注意点
ここからが本題です。
A5サイズからバイブルサイズへ移行する時に気を付けたい点は、以下の3点です。
- 書きたい内容が書き切れるか
- 俯瞰性低下への対策
- リング径問題
詳しく説明します。
書きたい内容が書き切れるか
リフィルの筆記スペースが小さくなるため、あなたが書きたい内容が収まるか、注意が必要です。
ちなみに、A5サイズからバイブルサイズに変えると、リフィルが48%サイズダウンします。





筆記スペースがほぼ半分になるなんて!!
たとえば、システム手帳で日記を書きたい場合、同じページ数で書きたいのなら、簡潔に書くなり内容を絞るなりする必要があります。
詳しくは、以下に示す「A5サイズからバイブルサイズへ移行する時のアドバイス」を参考にしてください。
俯瞰性低下への対策
A5サイズからバイブルサイズに変更すると、筆記面積が小さくなるので、一度に俯瞰できる内容・情報が減る可能性大です。
特に今までA5手帳を愛用していた場合、抜群の筆記面積で多くの情報を書き込めていたことでしょう。
バイブルサイズになると、小さく細かい字で埋め尽くすか、書く場所を変え、ページを行ったり来たりする必要が出てきます。



一発で俯瞰できることに慣れてしまっていると、ページの反復横跳びに煩わしさを感じる可能性があるため、対策が必要です。
リング径問題
筆記スペースが小さくなるため、今まで1ページに収まっていた情報を複数ページに分けて書かなければならない可能性があります。
すると、必然的にページ数が増えるので、今まで使っていたリング径よりも大きなリング径にしなければならない可能性も出てきます。
たとえA5サイズでリング径の大きいシステム手帳に慣れていたとしても、バイブルサイズの大きなリング径は使いづらさを感じる可能性があります。
リフィルが小さい分、筆記時にリングに手が当たる場面が増えるからです。
A5サイズからバイブルサイズへ移行する時のアドバイス
先ほど説明した「A5サイズからバイブルサイズへ移行する時の注意点」を踏まえ、僭越ながらアドバイスを少々。
アドバイスは以下の3点です。
- 実物を見てみる
- どこに何を書くのか熟考する
- 安いアイテムで試してみる
詳しく説明します。
実物を見てみる
あれこれ考えるのも大事ですが、まずは実物をあなたの目で見ることが大事です。
バイブルサイズのリフィル、本体のサイズ感を実際に見て、可能であれば手に取ってみましょう。
やはり実物を見た方が、手の馴染み具合や使い方などがイメージもしやすいものです。
私は、地元の文具店では品揃えが良いとは言えないので、銀座 伊東屋まで足を運びました。



伊東屋さんは、システム手帳だけでなく、たくさんの文房具が置いてあります。
手帳マニア・文房具好きはにワクワクが止まらないパラダイスです。
どこに何を書くのか熟考する
リフィルサイズが変わるので、何の情報を入れるか、どこに書くかなどの使い方は吟味した方が良いです。
リフィルサイズが小さくなるため、恐らく今までと同じ使い方はできなくなるからです。
と、いっても、システム手帳はリフィルの入れ替えが自由にできるところが強みです。
難しく考えず、とりあえず書いてみる、始めてみる、でもOKです。
安いアイテムで試してみる
私のように、一度買ったリフィルは1年間(または使い切るまで)きちんと使いたいと考えるなら、安いリフィルを購入して試してみることをおすすめします。
私は徳用リフィルを購入し、マンスリーやウィークリーを手書きし、試してみました。
こんな感じです。




ちなみに買ったリフィルはこちら。


バイブルサイズ本体はこちらを購入しました。





安い上にリング径20mmもあるので、本革の本体を購入した後はリフィル保管用のバインダーにしようと考えています。
まとめ
A5サイズ手帳からシステム手帳バイブルサイズに変える際の注意点やアドバイスを紹介しました。
A5サイズからバイブルサイズに変更すると、リフィルが小さくなるため、筆記面積も少なくなります。
A5サイズで広々自由に筆記していたA5サイズ愛好家さんには、このサイズダウンのハードルがなかなかの高さになるのではないでしょうか。
ですが、可愛らしいバイブルサイズを使ってみたい!!と思っているのは私だけではないはずです!!
「可愛いけど…私には小さすぎる…」
と諦める前に、どうしたらバイブルサイズを使えるか、検討してみましょう!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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