繊細で傷つきやすく、環境の変化にも弱いと言われているHSPさん。
そんなHSPさんも、この日本で生活していくのであれば課せられるのが「勤労の義務」と「納税の義務」です。
いろんな働き方がありますが、よく「HSPの人は会社員に向かない」と言われています。
HSPのあなたなら、聞き覚え、ありますよね?
HSPでも、そつなく会社員をこなしている方も、もちろんいらっしゃいます。
が、実は結構ツラかったり、辞めたいと思ったりしている方も多いのではないでしょうか。
今回は、会社員をしているHSPさんの「あるある」について、体験も交えて紹介していきますね。
「わかる~!!」と共感できるものばかりだと思いますので、楽しんで読み進めてください。
- 医療福祉系の国家資格所有
- 週4フルタイムの非常勤
- 現在の職場は3ヶ所目
- 高齢者施設勤務
- 内向型HSPで16personalitiesではINFJ
HSPについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。


それでは本題へ進みます。
会社員HSP×コミュニケーション

はじめに、会社員HSPさんのコミュニケーションに関するあるあるを紹介します。
休み時間の雑談が苦手
HSPさんは、目的のない会話や臨機応変な対応が求められる雑談は苦手ですよね。
相手から具体的に聞かれた内容であれば、答えられるのですけどね。
(考えすぎてなかなか答えられないことも多々ありますが…)
一対一ならまだしも、複数人での雑談になったら、さぁ大変!!
表向き、ニコニコしながら聞き役に徹するHSPさんが多いことでしょう。

勇気を出して話を振ってみても、盛り上がらなかったりスルーされたら、精神的にかなりのダメージを食らいます。
感情を深読みしてしまう
相手が同僚でも上司でも部下でも、HSPさんは反応を気にしてしまいます。
「変なこと言っていないよね?」「傷つけちゃったかな?」「失礼じゃなかったかな?」と。
自分の発言に責任を持ちすぎて、必要以上に気疲れしてしまうのです。



何気なく言ったことでも「さっきのアレ、言わない方が良かったかな!?」と一人反省会が始まってしまうんですよね。
職場の人間関係が手に取るように分かる
HSPさんは人の表情や仕草から感情を読み取り、空気を読む力にも長けているため、職場の人間関係をすぐに掴むことができます。



入職してから日が浅くても、結構早い段階でわかっちゃいますよね。
「この人とこの人は相性が合わない」「この人たちは仲が良い」など、飲み込まれると面倒な場合もありますが、物は使いようです。
人間模様を知ることで、リスク回避する術が見つかることもあるでしょう。
相手の反応が悪いとめっちゃ気になる
会話の際、相手からの反応が素っ気なかったり、思った反応と違うと、めちゃくちゃ気になります。
相手に不快な思いをさせていないか、相手から嫌われていないかとの気持ちが強く出てしまうのです。
相手がたまたま忙しかった、聞こえていなかった、などの可能性もあるのに、「自分が悪かったのかも」と責めてしまいます。
キャパオーバーな時も仕事を頼めない
たとえ自分の仕事が多過ぎてキャパオーバーな時も、HSPさんは周囲に頼ることが苦手です。
「私の仕事なのに、頼んだら相手の負担になる」「自分のせいで仕事増やしたら、嫌われてしまうかも…」と考え、八方塞がりになってしまいます。



相手に迷惑をかけたくないし、嫌われたくない。
周りの人にも穏やかな気持ちでいてもらいたいし、平和に過ごしたいと思うんですよね。
飲み会に誘われると憂鬱になる
休憩時間での雑談や複数人での会話が苦手なHSPさんは、飲み会のお誘いが負担に感じることも多いようです。
HSPさんは絶えず気を遣い、反応を気にしてしまうので、その対象が多くなるだけでどっと疲れます。
サシ飲みや仲の良い数人なら気が楽なのですが、部署の飲み会や会社全体の飲み会など、大勢の飲み会は結構キツイのではないでしょうか。
本音で話せる人がいない
笑顔で聞き役に徹していたり、物理的に距離を取ったりで何とかやり過ごしているHSPさんも、本音で話せる人がいないかもしれません。
「職場の人は友達ではない」と割り切ることで納得できていれば良いのですが、本音で話せる人が職場におらず、寂しさを抱えているHSPさんもいます。



職場では普通に話すけど、プライベートで遊びに行ったり飲みに行ったりいる人がいないので、寂しいです。
気心の知れた同僚が1~2人いてくれると嬉しいなと思っています。
会社員HSP×メンタル


次に、会社員HSPさんのメンタルに関するあるあるを紹介します。
仕事の失敗を引きずる
HSPさんは、仕事で失敗すると結構気にしてしまいます。
相手の反応を気にしたり、深読みしたりするので、注意をしてきた人に「幻滅されたのでは」「信頼を失ってしまったかもしれない」などと考えてしまうのです。
色々深読みをするため、結果的にずっと失敗を引きずる形になってしまいます。



利用者さんと歩行練習中、支えきれず転倒させてしまったことがあります。
大事には至らなかったし、支えようとしたことを評価されたけど、専門職なのに転倒させてしまったことが申し訳なさすぎて、自己嫌悪に陥りました…
注意を受けているのを見ると自分事に思う
感情移入しやすく、情動反応が強いため、他の人が注意を受けている時は自分事のように感じてしまいます。
特に、「怒り」の感情を出して叱責しているような状況だと、HSPさんはますますツラくなり、居心地悪く感じることでしょう。
複雑に考えてしまう
HSPさんは、あらゆることを複雑に考えがちです。
HSPの特性上、抜群の収集力で大量に集めた情報から、思いつく色んなパターンで物事を深く考えるからです。
この特性が良いアイディアにつながったり、危機回避につながったりすることも、もちろんあります。
しかし、ひねりにひねり過ぎて複雑化してしまったり、深読みし過ぎてネガティブな思考に進んでしまうこともよくあります。
空気感が合わないと感じる
「なんとなく違うかも」「なんか居心地悪いかも」がチリツモになり、「私には合わないかも」と思い始めてしまいます。
HSPさんは同僚や上司の表情、職場内の人間関係など、周囲の情報をキャッチする能力に長けていますからね。
良くも悪くも無意識に情報をキャッチしてしまうので、ちょっとした違和感を蓄積しがちです。
会社員にしんどくなる
HSPさんは、情報のキャッチ力、周囲からの影響のされやすさなどから、会社員で働くことにしんどくなる人が多いです。
- 合わない人とも一緒に働かなければならない
- 周りとペースを合わせて働かなくてはならない
- 上司やお客様の顔色をうかがいながら働かなければならない
- 大勢の人がいる空間で働かなければならない
- 通勤のため満員電車に乗らなければならない
などなど、HSPでなくとも会社員に負担はつきものですが、HSPの方が特性上さらに負担に感じやすいのです。
会社員HSP×職場


会社員HSPさんの職場や職場環境に関するあるあるを紹介します。
ガヤガヤうるさいと集中できない
人口密度の高いオフィスや、騒音下での仕事など、周囲の雑音で集中できないのもHSPの特性です。
HSPさんは、感覚が鋭い人が多く、五感からの刺激をストレスに感じる場合もあります。
逃げ場があれば良いのですが、デスクが固定されていたり、他に場所がない職場だったりだと、HSPさんにはかなり厳しいのではないでしょうか。
HSPさんが環境から受けるストレスについて、詳しくしりたい方はこちらの記事をどうぞ。


誰かに見られていると緊張する
相手の反応を気にしやすいHSPさんは、誰かに見られている状況だと、パフォーマンスが下がる傾向があります。
要は、変に緊張してしまう、ということです。
普段はできることでも緊張してしまい、上手くできなかったり、失敗してしまったりすることがあります。



会社員時代の話ではないのですが、学生時代の実習で、バイザーに見られながら治療するのが、すごく負担でした。
人前で発表するのが苦手
相手の表情や仕草、空気感を敏感に察知するため、人前で話しをするのが苦手な傾向があります。
2~3人での雑談も苦手な場合もあるのに、職場で複数人の前で発表するなんて、かなりのハードルになります。



前に立ったら、みんなの顔なんて見れません!!
上手く間を置いたり、トークを挟み込める人を見るとすごいな
~と思います。
アドリブ・緊急事態でテンパる
急なフリ、変更、緊急対応など、臨機応変な対応を求められる場面は苦手なHSPさんが多いでしょう。
次から次へと変わる状況に情報処理が追い付かず、フリーズしてしまうHSPさんが少なくないのです。



会議用のコメントを作成し忘れ、その場で発言することになった暁には、しどろもどろで伝えたい情報の半分も言えなかったことがあります。
同じ職場で長く働けない
一つの場所で長く働かず、転職を繰り返すHSPさんは結構いるようです。
先ほど紹介した【空気感が合わない】のところと似ていますが、違和感のチリツモでどんどん居心地が悪くなってしまったり、働き続けることに疑問を持ってしまったりします。
昔は一つの会社で定年まで働くのが良いとされていましたが、今は前向きなキャリアアップのために転職する人も増えているので、転職が悪いという訳ではありません。



ちなみに、私の今の職場は3ヶ所目です。
産育休を除くと、1つの職場では3年くらいで移っています。
今の職場は色々ありますが、6年目となりました(笑)
マルチタスクが苦手
HSPはマルチタスクが苦手と言われています。
理由としては、
- 情報や刺激を受け取りやすく、その対象が複数になることで頭がパンクしやすい
- 深く思考するため、それぞれに時間がかかり、結果成果を出しにくい
- 相手の期待に応えようと、期待以上に頑張り過ぎ、エネルギー切れとなる
などが挙げられます。
「ちゃんと仕事をこなそう」と頑張るのですが、HSPの特性上、複数のタスクを抱えることは、あまり得意ではないようです。
ペース乱されるとイラつく
共同作業やグループワークは周囲の人とペースを合わせなければならないので、苦手と感じるHSPさんは多いです。
共感力が高いため、人に合わせられないことはないですが、心の負担にはなります。
HSPさんは深く情報を処理し、細かいことにも気づくため、自分なりに精一杯結果を出そうとします。
刺激過多からくるエネルギーも枯渇しやすいため、自分なりのペースもあります。
ある程度自由の利く環境でないと、ひどく疲れてしまったり、イライラしてしまったりするでしょう。
会社員HSP×体調


最後カテゴリーは、会社員HSPさんの体調に関するあるあるです。
仕事が終わるとエネルギー0
私もかなり自覚があるのですが、HSPさんは低体力と感じている人が少なくありません。
無意識に情報収集し、頭を回転させ、周りに気を遣いで、エネルギーはすぐに底を尽きます。
なんとか仕事をやり抜き、帰宅したらほぼエネルギー0なんて話、HSPさんなら誰もが納得なのではないでしょうか。
職場環境が悪いとすぐ体調に出る
職場の方針や体制への違和感、人間関係の闇、騒音や空調などの環境など、働く環境に自分と合わない部分があると、体調に影響が出てきます。
HSPさんは周囲の環境を敏感に鋭く察知していきますから、「ちょっと変だな?」という違和感はHSPのあなたには合わない部分なのです。



私は、社会人最初の職場がどうにも合わず、出勤するたびに頭痛、眩暈、嘔気に悩まされていました。
ですが異動した途端、すっきり治りましたよ。
自分と100%合う会社なんて無いとは思っていますが、あまりにも体調に出てしまうと、働き続けるのは難しいですよね。
体調が気候に左右されやすい
周囲の環境からの刺激も受け取りやすいHSPさんは、気候の影響も受けやすいです。
たとえば、
- 雨の日はどんより気分も落ち込みやすい
- 湿気が高く、不快感で集中できない
などでしょうか。
HSPではなくても落ち込んだり、不快に感じたりすると思われますが、HSPさんの方がより繊細に影響を受けやすいようです。
寝ても回復しない
寝るだけでは、なかなか回復しないHSPさんは多いです。



年のせいでは?と言われたら、否定できませんが(笑)
仕事でミスした日は気にしすぎてあまり眠れなかった
低体力のため、すぐにエネルギー0になり回復した気にならない
職場がツラいと感じていると、気持ちが滅入って朝から疲れている
などなど。
「ただ病んでいるだけでは?」と言われそうですが、HSPの特性上、日々消耗しやすい状態であることは確かです。
息抜きが上手くできない
会社で疲れ切る、頭がフリーズ状態だと、息抜きのための行動も腰が重くなりますよね。
人それぞれ、好きなことや趣味、リラックスできることなど、何かしらあると思うんですよね。
しかし、どんなことでも「行動」することに気力・体力は使います。
日々消耗していると、なかなか息抜きが上手くできないHSPさんは多いのです。
会社員HSPの強みの活かし方


会社員HSPさんの、苦手、しんどい、キツイことの「あるある」を紹介しましたので、次は強みの活かし方や対処法についても考えてみましょう。
まずは「強みの活かし方」からいきましょう。
HSPさんが力を発揮しやすく、強みにしやすい能力としては、以下の4つが挙げられます。
- 自分のペースでコツコツと積み上げる能力
- 深く学び、情報を得る能力
- あらゆる可能性を想定し、着実に物事を進める能力
- 感じたものを文章やイラスト、デザインなどで表現する能力
この中から、自分に合いそうなものを働く際に取り入れてみると、上手くいくかもしれません。
もう少し詳しく説明しますね。
自分のペースでコツコツと積み上げる能力
常に流動的で臨機応変の仕事より、ある程度枠組みやマニュアルがあったり、適切に指示をしてくれる上司がいる仕事の方が上手くいきます。
なぜなら、突発的な案件や事態が常に勃発する職場では、HSPさんは情報過多となり疲弊してしまいますからね。
仕事をルーティーン化したり、静かで集中できる環境をつくったりすると、さらに力を発揮できるでしょう。
深く学び、情報を得る能力
HSPさんは知識欲旺盛の人が多く、自分の興味のある分野であれば、情報収集や学びは苦になりません。
もっと知りたい!!もっと学びたい!!と惜しみなく没頭できてしまいます。
知り得た大量の情報から、必要なものを選び出し、まとめたり研究したりで、能力が発揮されるでしょう。
あらゆる可能性を想定し、着実に物事を進める能力
多角的な視点から、可能性を導きだす観察眼や思考力に優れています。
このタイプの人は知識欲旺盛な人も多く、豊富な知識から、あらゆる可能性をあぶり出すことができるのです。
また、多角的な視点からリスク管理も得意であり、準備を怠らず頼られる存在にもなるでしょう。
感じたものを文章やイラスト、デザインなどで表現する能力
自分の感情や世界観など、内面的なことを表現する力に長けています。
「創造性」とか、「アーティストタイプ」の人たちのことですね。
話すことは苦手でも、文章やイラスト、歌、デザインなど他の手段を使って表現することができます。
ある程度職種が限定されてしまいますが、創造力を活かせる仕事や部署で働けると、活躍できるでしょう。
会社員HSPの苦手対処法


次に、会社員HSPさんが苦手に感じることへの対処法を紹介しますね。
会社員HSPさんが苦手なことに遭遇したり、「キツイな」と思ったりしている時は大きく分けて3つの対処法が考えられます。
- 考えすぎない
- 距離を置く
- 強みを活かす
では、具体例を挙げながら解説していきます。
会社の人間関係に疲れる場合
会社は仕事をする場なのに、人間関係で疲れてしまっていては元も子もありません。
HSPさんが人間関係に深入りしすぎると疲れるのは目に見えていますので、距離を置くのが一番です。
以下のような考え方を持つと、気持ちが軽くなるかと思われます。
- 会社は働く場所であって、友人をつくる場でない
- 仕事がきちんとこなせればOK
- 苦手な人は挨拶だけはきちんとする
- 関係がある人のみと良好な関係を築ければよい
「職場の人とは仕事の時だけの関係」「プライベートの話は一切しない」とばっさり切るのも、選択肢としてはアリです。
しかし、それでは寂しいという場合は、「職場の中でも仲良くできそうと思う人を選ぶ」「関係部署の飲み会は参加する」など、限定的に一歩踏み出すのも良いですよね。



HSPさんの感覚は鋭いので、「苦手だな」と思った人は、その後もたいてい苦手なままであることが多いと思います。
しかし、中には「苦手だと思った人も、話してみたら実はイイ人」という場合も無くはないので、あまり構えすぎず、自分のペースで人間関係つくりをしましょう。
HSPさんが人間関係から受けるストレスについて、原因や対策などを紹介している記事もあります。
良かったら参考にしてください。


集中できない場合
狭いオフィスで人口密度が高い、PCのカタカタ音がうるさい、話声がうるさいなど、集中しにくい職場環境であれば、集中しやすくする工夫をしましょう。
HSPさんが集中できるのは静かな場所です。
いくつか案を挙げるので、取り組めそうなことからた試してみましょう。
- 他の場所で仕事をして良いなら、移動する
- 上司に損談し、空き部屋を使用する許可をもらう
- イヤホンや耳栓を活用する
- 同僚と作業をする時間をズラす
- リモートワークにしてもらう
職場や職種によっては、上記のような案が難しいこともありますよね。
そのような時は、好きなアロマやお気に入りのグッズをデスクに置くなど、少しでも心地良い空間にしてみましょう。
失敗を引きずってしまう場合
HSPさんは繊細さゆえに、失敗を長く引きずってしまうことも多々あります。
そんなHSPさんは、以下の3つを頭の片隅に置いておくと、気持ちが軽くなるかもしれません。
- 失敗をして反省することは悪いことではない
- 失敗したら、次に活かせば良い
- 人間なら誰しもがミスをする可能性はある
気持ちの切り替えが簡単ではないことは、私も十分承知しています。
私も失敗を引きずってしまうことはあります。
頭の中でエンドレスで失敗を悔み、モヤモヤし続けてしまうのであれば、ノートや紙に感情を吐きだすことをおすすめします。


仕事を抱え込みすぎてしまう場合
仕事を抱え込みすぎてしまった場合、上司や同僚に相談して、助けてもらうのが良いです。
が、HSPさんは相手に負担をかけたくない、仕事ができないヤツと思われてしまうなどの恐怖感から、仕事を助けてもらうのが苦手な方もいるでしょう。
ならば、最初から自分のキャパ以上の仕事は引き受けないようにするのがベストです。
「仕事を断るのも苦手なんだよ~」という声が聞こえてきそうですね。
しかし、できない仕事を引き受けて「できませんでした。」というより、最初から丁寧に断りを入れた方が、会社としてはダメージが少なくなります。
まずは、自分のキャパをしっかり把握しておきましょう。
「この仕事ならこのくらいの時間がかかる」
「このタスクの締め切りは●日まで」
と、抱えている仕事の内容や締め切りはきちんと把握しておきます。
具体的に抱えている仕事内容を把握していれば、仕事を断る際も具体的な説明ができ、相手を納得させられるできるでしょう。
人前で話さなければいけない場合
社内プレゼンや、会議など、HSPさんも会社内で発表や発言を求められることがあるかと思います。
アドリブ、即興で話すことが苦手なHSPさんは、話すことを紙に書き出す、これに尽きます。
書き出すのは大変ですが、紙にまとめる作業は理解を深め、より分かりやすい説明ができたり、自分自身の頭の整理にもつながったりとメリットはたくさんあります。
一言一句紙に書いておくは難しいですが、使いそうな資料やデータを準備したり、問われそうなことを予測して回答を用意したりと、準備を万全に行うことで乗り切りましょう。



私の職場では週1、担当の利用者さまについて会議を開きますが、毎回カンペをつくっています。
まとめ
会社員HSPさんの仕事や職場でのあるある話や、苦手の対処法を紹介しました。
HSPのあなたなら、「わかる~!!」を連呼したことでしょう(笑)
HSPではないあなたは、「HSPって、こんな風に感じているんだ」とちょこっとでも私たちの世界を垣間見ていただけたら嬉しいです。
HSPの特性は病気ではありませんが、感覚が鋭かったり、相手への共感性、情報を深く処理する能力は良い方にも悪い方にも働きます。
今回のあるあるはちょっとブラックに、共感を生ませるためにあえてネガティブなことを集めました。
しかし、HSPさんの強みを上手く使えば、会社員でも世間の荒波を上手く乗り越えることもできます。
無理せず、自分にできることや強みを探し、会社員生活を頑張りましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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