ピアノコンクールは何歳から出場するのがベスト?娘の挑戦から考察してみた

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ピアノは、子供の習い事の人気上位にあり、実際に習わせているご家庭もたくさんあります。

ピアノを習っていると、先生にピアノコンクールのお誘いを受けたり、お子さんからピアノコンクールに出たいと言ってきたりすることもあるでしょう。

この記事では、何歳からピアノコンクールに出るのが良いか分かります。

ピアノコンクールの話を受けた、ピアノコンクールに興味があるお子さんをお持ちのママさん、パパさんは、参考にしてくださいね。

また、自宅でピアノの練習をしたいけど、ご近所さんの目が気になるという人は、こちらの記事も参考にどうぞ。

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目次

ピアノコンクールは何歳から出るべき?

ズバリ、お子さんが「出たい!!」と思った時です。

ピアノコンクールのレベルは様々ありますが、出場すると決まったらとにかく練習が必要になります。

課題曲を練習したり、スキルの底上げを目指したりと、とにかく練習あるのみです。

本人にやる気がないと、厳しい練習に耐えられず、ピアノコンクール出場はただの苦痛でしかなくなります。

もし、お子さんのピアノコンクールに出たい気持ちが強く、親御さんもサポート体制が整いそうなら、なるべく低年齢で経験しておくことをおすすめします。

ともみ

将来ピアニストになる!!って子だけが出る訳じゃありません。
ピアノが好きなお子さんは、挑戦する価値がありますよ。

ピアノコンクールは何歳から出場できるの?

ピアノコンクールにもよりますが、「キッズ」や「幼児」枠として3歳から出られるものが多いようです。

ピアノコンクールによって出場条件や決まりなどがあるため、エントリーする前によく確認しましょう。

ともみ

娘のコンクール初出場は年長さんの時です。

また、

「コンクールに挑戦したい!!」

「手厚くレッスンしてもらいたい!!」

という場合は、個人の先生が開いているピアノ教室がおすすめです。

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ピアノコンクールに出場するメリット

ピアノコンクールに出場することで得られるメリットはたくさんあります。

  • ピアノのスキルが各段に上がる
  • 度胸がつく
  • 自信がつく
  • 努力の大切さを学ぶ
  • 受賞すれば、将来経歴が役立つかも
  • ホールでグランドピアノが弾ける
  • 他の出場者の演奏が聴ける
  • 可愛いドレスを着られる(特に女子)

ピアノコンクールに向けて先生も気合が入り、みっちり練習してもらっています。

家でも練習するので、スキルは各段に上がります

ともみ

最初に譜面を受け取った時は「これは無理だろ~」って思った曲が、すぐにそれなりの形になっていた時は驚きました。

「できないことができるようになった」「難しい曲が弾けた」という思いは自信になっています。

また、ホールで審査員の前で、1人でピアノを弾くのはかなりの緊張感があります。

そこを恐れず、弾ききるのですから、度胸はつきますよ。

ともみ

私は子供の頃、人前で弾くのが嫌過ぎて、発表会でさえ1度しか経験がありません(笑)

ピアノコンクールは低年齢で出場した方が良い理由

私の印象では、小さいうちから経験した方が良いなと思っています。

小さなお子さんがピアノコンクールに出場することは賛否両論あるのも事実ですが、低年齢で出場した方が良い理由を紹介します。

競う相手も低年齢だから

ピアノコンクールでは年齢学年毎に演奏レベルを競います

自分と同じ年齢くらいの子がライバルな訳です。

そしてピアノは早くても3歳くらいから始めるので、みんなピアノ歴は短い状態です。

そこで「うちの子、周りよりちょっとよくできるかも」と光る何かを感じられているのであれば、期待大です。

まだよく分かっていないうちに場数を踏む

小さなお子さんもピアノコンクールの緊張感を感じ取り、怯んでしまう子もいますが、まだまだ状況把握能力は低いです。

小学校中学年くらいになれば

「審査員がいて、点数がつけられて、評価される。」

「ここで合格しないと、次のステージにいけない」

など、状況がよく分かってきます。

状況理解が進むことで、より鮮明に緊張を感じてしまうでしょう。

「いつもと違う!!」「なんか恐いかも。」くらいの状態で、場数を踏むのもありだなと感じています。

その後のスキルアップに差が出る

ピアノコンクールに出場するために、とにかくスキルを磨きます

当然、ピアノコンクールに出ない子より、スキルが上がります。

また、小さなうちから始めた方が変なクセがつく前なので、正しい奏法でレベルUPが可能になります。

ともみ

学校にピアノを習っている子はたくさんいるので、
「上手~!!」
「こんな難しい曲が弾けるの!?」
と言われると嬉しいみたいです。

ピアノコンクールを低年齢で出場するデメリット

一応、デメリットも紹介しておきます。

ピアノが嫌いになるかも

ピアノコンクールに向けたレッスンは質も量もお腹いっぱいになると思います。

たとえ自分から「コンクールに出てみたい。」と思った子でも、あまりの練習量に嫌気が差す可能性は大いにあります。

折角ピアノを習い始めたのに、嫌いになってしまっては元も子もありません。

音楽を、ピアノを楽しむのが最重要と考えるのなら、コンクールに出る必要はないでしょう。

お金がかかる

ピアノコンクールに出場するには、諸々にお金がかかってきます

  • ピアノレッスン料
  • コンクールエントリー料
  • ドレス
  • 交通費(宿泊費)

ピアノコンクールに出場するなら、通常の週1回1時間程度のレッスンでは間に合いません。

親御さん自身がピアノを教えられない限りは、先生に託す他ありません。

レッスン時間を増やすなら、レッスン料も増えます。

また、コンクールの出場にもお金がかかります。

コンクールにもよりますが、だいたい¥7,000~10,000くらいはかかりますよ。

もし全国大会まで行けた場合、遠方だと交通費や宿泊費などもかかってきます。

ともみ

予選、本選、全国と、勝ち進むたびにエントリー料が発生します。

そしてコンクールの出場は基本ドレスです。

女の子のお子さんだと、この可愛いドレスがモチベーションになっている場合も少なくないです。

1着のドレスでずっと着まわせれば良いのですが、お子さんは成長しますからね(笑)

ともみ

私は同じピアノ教室のママさんから、「もう着られないから」と大量にドレスをいただきました。そのママさん、神です。

親のサポートは必須

小さなお子さんだと、親のサポートは欠かせません

ピアノ教室への送迎、日々の練習への声掛け・促し、自主練習の付き添い…サポートは様々あります。

1人で自主練習してくれれば良いのですが、小さいお子さんは「ママに見ててほしい。」と思っています。

我が家の場合、最初の譜読みやリズムの確認など、ある程度の形になるまでは私がサポートしています。

レッスン時間を譜読みなどの初歩の初歩に当ててしまうのが勿体ないからです。

ともみ

私はピアノを習ってこなかったので、専門的な奏法などは教えられません。

一通り弾けるようになってからも、「ママも一緒にやろ~」とよく言われます。

誰だって1人で向き合うのは余程の精神力が必要ですからね。

時間にも気持ちにもゆとりがあればいいのですが、「マジで勘弁してくれ」と思うことも多々あります。

ともみ

私、働いていますので。常に時間に追われています。

お子さんがピアノの練習をしなくてお困りの人は、こちらの記事も参考にしてください。

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娘の場合

娘が初めてピアノコンクールに出場したのは年長さんの秋です。

ピアノを始めたのは年中さんの春からですので、だいたい1年半後くらいですね。

そもそも出場を決めたのは、ピアノの先生が「そんなに難しいコンクールじゃないし、動画を撮影して送るだけだからやってみたら?」と勧めてくださったのがきっかけです。

娘は最初、人前で弾くコンクールが恥ずかしく、ものすごく抵抗感を持っていました。

でも「ビデオならいいや」と挑戦することにしたのです。

年長さんでピアノコンクールに挑戦したことがきっかけとなり、度胸や技術が身に付き始めました。

娘本人も「同じ年の子の中では、結構弾ける方♪」と自信を持っているように感じます。

ともみ

なにより、コンクールを通じて得たものが、娘にとってピアノを楽しむことに繋がっているのが、良かったなぁと感じています。

子供向けピアノコンクールのおすすめ

ピアノコンクールはたくさんあるため、どれに出場すべきか分からないですよね。

人気があり、おすすめのピアノコンクールをレベル順に紹介します。

ともみ

上に表示されているほど難易度が高くなっていますよ。

スクロールできます
全日本
学生音楽コンクール
・小4~高校生しか参加できない
・日本で最も歴史のある子供向けピアノコンクール
・課題曲の難易度が高く、相当な覚悟が必要
・専門的にピアノをやっていきたい子は挑戦する価値あり
ショパン
国際ピアノコンクール
in Asia
・課題曲にショパンにゆかりのある作品を使用
・審査はかなり正確でシビア
・年々権威性が高まり、レベルも高くなっている
ピティナ
ピアノコンペティション
・子供のピアノコンクールの中では、最も規模が大きい
・課題曲の難易度が低く、受け皿は広い
全日本
ジュニアクラシック
音楽コンクール
・課題曲がなく、演奏曲を自由に決められる
・予選と本選で演奏する曲を分ける必要がある
・ピアノだけではなく、様々な楽器や声楽も扱っている
グレンツェン
ピアノコンクール
・感染症拡大の影響で動画コンクールを取り入れた
・課題曲の難易度は優しめ
・入賞率が高い
子供向けおすすめコンクールの特色

我が家では、娘が

年長、小1:グレンツェンの動画コンクール

小2以降:全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

に出場しています。

グレンツェンは2回とも本選も通過はしたのですが、本人から「もうイイ」と言われ、次には進まず打ち切りにしています(笑)

入賞しやすいので、初めてピアノコンクールに出場するにはおすすめです。

ともみ

娘は、全日本ジュニアでは、まだ本選を通過したことがありません。今年も出場予定です。

子供のピアノコンクールで演奏する曲に関しては、こちらの記事からどうぞ。

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まとめ

ピアノコンクールに出場するなら、何歳からが良いのか解説しました。

お子さん本人の気持ちが1番大事だけど、出たいなら小さいうちから挑戦した方が良い、というのが私の結論です。

反対意見として

「幼いうちから厳しい練習に耐えられるのか?」「音楽を楽しむより勝ち負け重視になってしまうのでは?」

という声もあります。

しかし、私は自分で決めた目標に向かって挑戦していくのも素晴らしい体験だと思っています。

スキルや自信がつくことは悪いことではありませんし、なにより娘はピアノが好きです。

好きなことに打ち込んで、評価も伴うならこれ以上に最高な体験はあるでしょうか?

お子さんが「ピアノコンクールに出たい!!」と言ってきたら、ぜひ挑戦させてあげてほしいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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