中学野球の「軟式or硬式」選択ガイド|迷える保護者へ徹底解説

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中学生になっても野球を続ける場合、または中学生から野球をやりたい場合、どちらも気になるのが、「中学野球を軟式にするか、硬式にするか」です。

単純に、「進学先の中学野球部に入部する」という選択もアリですが、もし、お子さんがその先もずっと野球を続けていきたいと考えているのなら、ちょっと待ってください。

軟式で野球をやるのか、硬式で野球をやるのか、ちょっと真剣に考えてみてもいいのではないでしょうか。

この記事では、中学生になったら、軟式野球をやるのか硬式野球をやるのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説しています。

保護者目線で気になる点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

我が家の紹介

息子が小1からスポ少野球を始め、現在リトルシニアチームに所属し、野球を継続。

主なポジションは「ショート」「ピッチャー」

目次

中学野球は軟式にするか硬式にするか

結局のところ、本人やご家庭の判断ですよね。

「やっぱりそれかい!!」って声がたくさん聞こえてきそうです。

恐縮です。

でも、実際のところ、合う合わないは本人次第ですよね。

また、中学生だと練習試合や遠征などで、まだまだお子さん自身では対応しきれませんよね。

よって保護者の協力は多かれ少なかれ必要になります。

家庭のサポート体制も、チーム選びの上で重要な要素になってくるんです。

なので、中学野球を軟式にするか硬式にするかは、お子さん本人の気持ちや、家庭の事情により最適解が変わる、というわけです。

ともみ

これから紹介する情報をもとに「軟式にするか硬式にするか」を、じっくり決めてもらえたらな、と思います。

軟式野球と硬式野球の違い

まずは基本的なところから。

軟式野球と硬式野球、何が違うかと言えばボールが違います。

ちなみに中学生が使うそれぞれのボールのスペックは、以下のとおりです。

※公式戦で使用する公認球です。

 軟式ボールM号硬式ボール
重量138±1.8g141.7~148.8g
サイズ直径約72±0.5mm直径約72.93~74.84mm
反発高さ80±10cm48~55cm

軟式ボールのスペックは厳密に決まっている感じですね。

ちなみに、軟式ボールはJ号もあり、M号よりも少し小さめです。

小学生が使用します。

硬式ボールのスペックに幅があるのは、構造が複雑であることや、縫い合わせるのは手作業だから、だそうです。

硬式ボールは1種類のみなので、小学生からプロまで、同じボールを使用しています。

ともみ

ちなみに「反発高さ」とは、高さ150cmのところからボールを落とした時に、どれだけ跳ねるか、の値です。

参考:野球ボールの大きさについて|サイズ.com

軟式野球と硬式野球Q&A

軟式か硬式か、気になるポイントをQ&A形式で紹介します。

硬式野球の方がケガをしやすいって本当?

確かに硬式の方が注意は必要。でも軟式だからと言って油断しないで。

まず、野球で起こるケガのリスクは、大きく分けて2種類あります。

  • 過度な投球による筋・関節への過負荷によるもの
  • ボールが当たることによる外傷

さきほど紹介したとおり、軟式と硬式ではボールの重さが違います。

野球を知らない人が数字で見ると、その差は大したことないようにも感じますが、この微妙な差でもケガを起こすリスクは違うのです。

単純に考えて、重いボールを投げる方が、体への負荷は多くなります。

デッドボールや捕球ミスでボールに当たった時も、より重いボールの方が大きなダメージになるのは、想像に難くないでしょう。

ともみ

軟式ボールはゴム製、硬式ボールは核がコルクで、回りを綿糸などで巻き、牛革で覆っています。材質の違いからも、硬式ボールの方が体に当たった時、ずっしりきそうですよね(苦笑)

ただ、野球肩や野球肘など関節の故障は、投球のしすぎで筋や関節に負荷がかかり過ぎて発症します。

もっと言えば、悪いフォームでたくさん投げまくると、関節を壊しやすいのです。

なので、軟式でも適切なフォームで投げないと、故障のリスクは十分ありますよ。

軟式野球の方が道具の価格が安いって本当?

本当です。

硬式の方がボールが硬く、重いので、バッドやグローブなども頑丈な造りになっています。

そのため、硬式の方が野球道具が高価になっています

たとえば、野球の必須アイテム「グローブ」で比較をすると…

軟式:¥20,000~50,000

硬式:¥30,000~60,000

おすすめランキングなどで調べてみると、上記の価格帯が相場かなぁと。

ただし、ショッピングサイトによって値段が違ったり、セールをしていたりがあるので、買う前にはよく吟味してくださいね

また、野球道具の中古販売をしている店などもありますので、覗いてみるのも良いかもです。

おすすめランキングで選ばれているグローブをいくつか紹介すると…

ZETT ネオステイタス ¥21,000
アトムス ナショナルライン ¥32,000
ミズノ ミズノプロ ¥50,000
久保田スラッガー 硬式グローブ ¥40,000
ウィルソン 硬式グローブ ¥50,000
ミズノ ミズノプロ ¥60,000

※2025.11現在 大まかな金額で表示

ちなみに、うちの息子はD-Questのオールラウンドグローブを購入しました。

当時¥35,640でした。

参考:中学生用硬式グローブのおすすめ人気ランキング【2025年】|my best

実際のところ、中学で軟式と硬式どっちに進む子が多い?

中学生の競技人口は軟式の方が多い

2022年のデータではありますが、中学軟式野球の競技人口は約13.7万人、中学硬式野球の競技人口は5.3万人だったそうです。

中学校の部活では軟式野球であることが多いため、競技人口は軟式の方が多いのかもしれませんね。

ともみ

息子が所属していたスポ少チームでは、息子以外は中学野球部に入部しました。
部活なので軟式です。
また学区の違った同期は、進学した中学校に野球部がないので、クラブチームの軟式チームに入団しました。
なので息子の時に限って言えば、硬式への入団率は10%になります。
代々の卒業生をみても、やはり中学の野球部に入る選択をする子が多かったですね。

中学野球を部活でやるか、外部のチームに入るか、記事にまとめていますので、こちらも参考にしてください。

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軟式野球と硬式野球のメリットを比較

中学の軟式野球と硬式野球のメリットを表にしてみました。

軟式野球硬式野球
・体への負担が少ないと言われている
・野球道具が硬式よりも安価
・学校の部活で活動できることが多い
・指導者のレベルが高い
・全国大会に出られるチームが多い
・高校スカウトの目に止まりやすい
・チーム数が多く、練習試合を組みやすい
・高校野球への移行がスムーズ
・プロ野球選手は中学硬式出身の方が多い

それぞれ説明します。

軟式野球のメリット

体への負担や金銭面については、先ほどのQ&Aで紹介したとおりですので、その他の項目についてお話ししますね。

軟式野球であれば、中学校の部活で活動できる可能性が高いです。

現在、中学校野球部の多くは軟式野球ですから、進学する中学校に野球部があれば、多くは軟式ということになります。

しかし、現時点では硬式野球よりも軟式野球の方が中学生の競技人口は多いですが、年々減り続けている事実があります。

中学野球部が廃部になってしまったり、地域や民間委託で活動していたりすることもあるので、中学野球部への入部を考えている場合は、進学先の中学校の野球部について情報を集めておきましょう。

硬式野球のメリット

硬式野球のメリットとして、全国大会に通ずるような全国大会の数が、軟式よりも多く開催されています。

リトルシニア、ボーイズ、ポニーなどのそれぞれの連盟ごとの試合もあれば、混合で組まれる試合もあります。

試合が多いということは、高校のスカウトの目にも止まりやすいということですし、勝ち残るチャンスも多く与えられている、ということです。

また、中学硬式野球チームは全国に1596チームと数が多く、練習試合なども組みやすいというメリットもあります。

ともみ

うちは関東のとある地域ですが、周囲に〇〇シニア、△△ボーイズなど多数のチームがあり、パッと頭に思い浮かぶチームは10以上あります。

高校にも軟式野球はありますが、やはり高校野球といえば甲子園で行われる「全国高等学校野球選手権大会」ですよね。

チーム数も、圧倒的に硬式の方が多く、高校野球のメインは硬式と言えるでしょう。

そんな高校野球への移行も、中学から硬式野球をやっていればスムーズですよ。

ともみ

ちなみに、2018年のデータにはなりますが、全国の高校男子硬式野球部員は161,573人、軟式野球部員は9,303人というデータがあります。
参考:都道府県別高校男子硬式・軟式野球部員数|とどらん」

そしてそして、野球クラブチームの監督・コーチは元プロ野球選手、大学で活躍した元選手など、指導者自身のレベルが高い方が多い印象があります。

軟式野球と硬式野球のデメリットを比較

デメリットの方も表にしてみますね。

軟式野球硬式野球
・公式大会が少ない(全国大会が少ない)
・チーム数が少なく、試合を組みにくい
・高校から硬式にすると、慣れるまで時間がかかる
・指導者の質に幅がある
・体への負担が大きいと言われている
・野球道具が高価
・部活ではなく、外のチームへ入部する

詳しく説明します。

軟式野球のデメリット

軟式野球の公式試合は、硬式野球と比較すると少ないです。

さらに、全国大会のある公式試合では、出場する代表は各都道府県から1校と狭き門になっています。

また、先ほども触れましたが、少子化などの理由により、中学野球部が存続できなくなっている学校は増加傾向です。

周囲に同じ軟式野球チームが少ない場合、頻繁に練習試合が組めなかったり、遠くまで遠征する必要が出てきます。

そして、中学野球部の場合、指導者は学校の先生になります。

もちろん、顧問の先生自身に野球の経験がある場合が多いかもしれませんが、経験の無い先生が顧問になる場合もあります。

ともみ

学校外から指導者が来てくだされば良いですが。

中学野球部ですと、どうしても学校教育の一環での「野球」になるので、指導のレベルは外部のクラブチームの方が質が高い傾向にあります。

硬式野球のデメリット

体への負担や金銭面については、先ほどのQ&Aで紹介したとおりです。

リトルシニア野球でいくらかかるか、詳しくまとめた記事がありますので、こちらを参考にしてください。

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あとは親の負担でしょうか。

中学野球部であれば、学校生活の一環として学校内で完結しますが、硬式野球を選択する場合、外部のクラブチームなどに入る場合がほとんどです。

小学生の時からスポ少やリトルなどに入って入れば、親の負担感はお分かりかと思いますが、中学でもクラブチーム野球は親のサポートが必須です。

ともみ

それがまた3年続くと想像してみてください…。

所属するチームにもよると思いますが、我が家の場合ですと、日頃の練習場所も遠征先も小学生の時より遠くなりました。

小学生の時の練習場所→家から車で5分

現在の練習場所→家から車で25分

外部のチームに入る場合の親の負担ですが、こちらの記事が参考になるかと思います。

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我が家の決め方

うちの息子は、中学野球部ではなくリトルシニアへの入団を希望しました。

同じスポ少チームの子たちは中学野球部に入部するとのことだったので、「本当にいいの?知っている仲間と野球を続けるのも楽しいのでは?」と何度か訊ねましたが、本人は「硬式がいい」と。

小6の秋の終わりくらいから、ちょこちょこと体験会に参加していたのですが、本人が硬式をやりたいと感じたみたいです。

実は息子、小5の時に肘をケガしまして、母としては硬式に入るのが心配でした。

スポ少の3つくらい上の先輩が、硬球が目の上に当たり、顔面骨折をしたという話なども聞いていたので、そういうケガも心配でした。

まぁ、やるのは本人なので、息子の意見を尊重しました。

ぶっちゃけ、中学野球部に入ってくれた方が、親は楽です。

ともみ

私は副業も始めていたので、作業時間が確保できる方(中学野球部)が本音ではありがたいのですが、息子の人生ですから。
親のサポートありきは、小学校で6年間スポ少に入っていたので慣れました(笑)

ただ、本当にケガだけは気をつけてほしいので、パパが日々ストレッチやら筋トレやらを取り組ませています。

(実はパパも同じ医療系国家資格を所有しており、整形外科病院勤めだから私よりも運動に詳しい 笑)

なんとか高校、大学と、ケガせず野球を続けさせてあげたらなと思っています。

まとめ

中学野球、軟式野球と硬式野球をどっちにするのか、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説しました。

どちらにもメリット・デメリットがあり、お子さんの気持ちや家族の事情など、さまざまありますよね。

軟式野球のメリットは

  • 体への負担が少ないと言われている
  • 野球道具が硬式よりも安価
  • 学校の部活で活動できることが多い

軟式野球のデメリットは

  • 公式大会が少ない(全国大会が少ない)
  • チーム数が少なく、試合を組みにくい
  • 高校で硬式にすると、慣れるまで時間がかかる
  • 指導者の質に幅がある

硬式野球のメリットは

  • 指導者のレベルが高い
  • 全国大会に出られるチームが多い
  • 高校スカウトの目に止まりやすい
  • チーム数が多く、練習試合を組みやすい
  • 高校野球への移行がスムーズ
  • プロ野球選手は中学硬式出身の方が多い

硬式野球のデメリットは

  • 体への負担が大きいと言われている
  • 野球道具が高価
  • 部活ではなく、外のチームへ入部する

どちらが良い、おすすめ!!とも言い切れないので、最適解はお子さんを含め、ご家族で決めるしかありません。

ぜひ、この記事を参考に、ご家族で納得のいく答えを導き出してくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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