2026年、満を持してシステム手帳バイブルサイズデビューします!!
ず~~~~っとA5サイズ手帳愛好家を名乗り続けていましたが、システム手帳バイブルサイズの可愛さに心を打ち抜かれてしまって…

バイブルサイズ可愛い!!
欲しい!!
と、



いやいや、バイブルサイズは小さくて書き切れないよ!!
の狭間で2年、悶々としていました。
が、腹を括ってシステム手帳バイブルサイズを使ってみることを決めました。
(浮気ですね)
私がお迎えした子はブレイリオ (Brelio)の「ブラ・ルバ」です。
(名前も可愛くないですか!?)
悩みに悩み抜いてお迎えした子なので、この子の紹介を存分にしたいと思います。
本革のシステム手帳を探している、ブレイリオのシステム手帳に興味のある方のお役に立つ情報となっています。
【ブレイリオ】ブラ・ルバ バイブルサイズの基本情報
私が購入した、ブレイリオのシステム手帳を紹介します。


| ブランド名 | ブレイリオ(Brelio) |
|---|---|
| 商品名 | システム手帳 ブラ・ルバ バイブル20mmベルト |
| サイズ | H18.8×W12.5×D3(cm) |
| リング径 | 20(mm) |
| 重さ | 約273(g) |
| カラー | ダークグリーン×ナチュラル |
| 素材 | 牛革 外側:クレイトンブライドル 内側:ミネルバリスシオ |
| 仕様 | 左側:ホルダーポケット×1、大ポケット×1 右側:カードポケット×1、大ポケット×2、ペンホルダー×1 |




この「ブラ・ルバ」は2022年に新作システム手帳として誕生しました。
現在、ブレイリオの公式サイトに「ブラ・ルバ」の取り扱いがなく、私はAmazonで購入しました。
ちなみに、購入価格は¥29,920です。
公式サイトで取り扱いのある中で、私が購入した「ブラ・ルバ」に似た商品は、ALLブライドルレザーのものがありますよ。
こちらからも購入できます。
ブラ・ルバ|革の特徴
ブレイリオの「ブラ・ルバ」は、名前のとおりブライドルレザーとミネルバリスシオでつくられた高級感あふれるシステム手帳です。
それぞれの革の特徴を紹介しますね。
ブライドルレザー
もともとは手綱や鞍などの馬具に使用するためにつくられた牛革です。
イギリスで誕生し、1000年以上前から伝統的な製法で作り続けられています。
英国にはいくつかの老舗タンナーがありますが、ブレイリオでは1840年創業のClayton(クレイトン)社の革を使用しています。
| 耐久性 | 馬具に使用するためにつくられた革であり、非常に耐久性が高い 型崩れしにくく、長年の使用にも耐える |
|---|---|
| 耐水性 | 完全防水ではないが、蝋引き加工されているため水分を弾く性質がある |
| 製造方法 | ナチュラルタンニンで鞣した後、ロウやワックスをじっくり染み込ませる |
| 経年変化 | 使い込むほどに艶が増し、風合いが出てくる 初期では、革に染みこんだロウが白っぽい粉状に浮き出ることがある(ブルームと呼ばれる) |
| 手入れ方法 | ・ブラシなどで表面の汚れを落とす ・半年に1回程度、オイルなどを表面に塗り込み、乾いた布で拭く ・蜜蝋を使用するのがオススメ |
| 注意点 | ・手入れを怠るとヒビ割れしやすい ・擦れ・引っかきなどによる傷はつく |
馬に引っ張られても耐える頑丈な革ですから、堅牢でかっちりとした佇まいに高級感を感じられるでしょう。
革の経年変化と言えば、徐々に飴色に変化するものを想像する方が多いかと思いますが、ブライドルレザーは色の変化ではなく、艶が増していきます。
英国製のブライドルレザーにはブルームと呼ばれる白い粉状のものが浮き出ますが、使い込むうちに消えてしまいますので、質感の変化も感じられそうです。


参考:ブライドルレザーとは?デメリットや経年変化、お手入れ方法まで完全解説!|メンサイ
ミネルバリスシオ
イタリアのフィレンツェで、1000年以上の歴史を持つ「バゲッタ製法」でつくられている革です。
手鞣し、手染めの高級革なんですよ。
革の銀面が活かされ、個性や風合い、透明感のある染色が魅力です。
「リスシオ」とは「なめらか」という意味で、名前のとおりスムースな仕上がりになっています。
ブレイリオでは、イタリアのタンナーBadalassi Carlo Srl (バダラッシィ・カルロ)社の革を使用しています。
| 耐久性 | 傷や摩擦に弱い性質あり |
|---|---|
| 耐水性 | オイルがたっぷり染みこませてあり、比較的耐水性あり |
| 製造方法 | バゲッタ製法 イタリアの伝統的な製法であり、植物タンニンを使用し、ゆっくり時間をかけてオイルを染み込ませていく。 |
| 経年変化 | 色の経年変化が楽しめる 色が濃くなり、艶が増す |
| 手入れ方法 | ・たっぷりオイルが含まれているため、購入後の保革や定期的なメンテナンスは不要 ・ブラシなどで表面の汚れを落とす ・革が乾いてきたと感じたら、少量のクリームを薄く塗り込み、乾いた布で拭く |
| 注意点 | ・表面に大きな加工をしていないため、傷やシワがつきやすい |
先ほど紹介したブライドルレザーとは、違う特徴のある革だとおわかりいただけたかと思います。
ブライドルレザーは艶増しが楽しめる革ですが、ミネルバリスシオは色の変化も楽しめます。
手触りはスムースでやわらかい質感です。
革本来の傷や血筋などが活かされた革ですので、同じものは2つとない、所有欲も満たされる革といっても過言ではないはずです。
参考:大人の色気を放つ革の良さが詰まったミネルバリスシオ|FREE SPIRITS
ブレイリオはどんなブランド?
厳選されたさまざまな素材の革を使用し、革の特徴を活かした仕上げとデザインを追求し続けているブランドです。
ちなみにブレイリオ公式ホームページには、こんなメッセージが掲げてあります。
最高級の素材にこだわり、磨きあげられた技術で、
引用元:ブレイリオ公式ホームページ
生涯をともに過ごしていただける逸品をお届けします。
システム手帳のデザインはシンプルで落ち着いたデザインが多く、幅広いユーザーに愛用されていますよ。
ところで、「ブレイリオ」と聞いたら、コードバンのシステム手帳を思い浮かべる方が多いかもしれません。
そのとおり、ブレイリオの看板レザーと言えば「アニリンコードバン」です。
ですが、ブレイリオには素敵な革が他にも取り扱われています。
ブレイリオで主に取り扱いのある革は、以下の8種類です。
- コードバン
- ブライドルレザー
- ミネルバボックス
- ブレンタボックスカーフ
- モルビド
- サフィアーノ
- NEWクリスタルレザー
- ヤクレザー



モルビドは可愛らしいカラーもあり、SNSなどで愛用している女性ユーザーをよく見掛けます。
私が選んだブライドルレザーは堅牢で重厚感があるため、男性向けかもしれません。
(個人的意見です)
が、私が悩んで悩んで悩みぬいた結果選んだ手帳なので、愛でます。
私がブラ・ルバを選んだ理由
今年システム手帳バイブルサイズデビューする私が、なぜブレイリオの「ブラ・ルバ」を選んだのか、語ります。
まず、私が欲しいシステム手帳バイブルサイズの条件は以下のとおりです。
- 本革製
- シボの少ない革
- 経年変化を感じたい
- できればグリーン系のカラー
- 留め具はベルト
- リング径は15~20mm
この条件を、ブレイリオの「ブラ・ルバ」ダークグリーン×ナチュラルはすべて兼ね備えているのです。
ブライドルレザーもミネルバリスシオもシボがなく滑らかな革ですし、それぞれ経年変化も楽しめます。
カラーはダークでもグリーンですし、留め具もばっちりベルト式。
毎日持ち歩いて、スケジュールも夢や目標管理もするなら、リング径20mmは妥当。
どうですか?
こんなにフィットした手帳ってありますか!?
これから使用するのが楽しみです。
ブラ・ルバの好きなところ
本格的に使用するのはこれからですが、現時点での「ブラ・ルバ」の好きなところを挙げます。
- ブルームに特別感
- 経年変化が楽しめるところ
- 手に持った時のかっちり感&高級感
本革システム手帳の醍醐味って経年変化じゃないですか?
使い込むほどに味が出て、唯一無二の自分の相棒へと変化していくところ…ここが堪らないと思っているんです。
私はヌメが好きなので、今まで持っていた手帳はヌメが多いです。
今回初めてのブライドルレザーで、ブルームに手触りに大興奮です。
(めっちゃ個人的ですみません)
しばらくしたら、「ブラ・ルバ」の経年変化について、レポートしたいと思います。
ブラ・ルバのイマイチなところ
「ブラ・ルバ」のイマイチなところも紹介しますね。
- 180°開かない
- ベルトが外しにくい
- ペンホルダーが出しにくい
すべて、ブライドルレザーの堅牢さゆえの、というところですね。
「ブラ・ルバ」はベルトを外して開いた時に、パタンと開きません。完全な「V」字です。
使用しいていくうちに、徐々に馴染んでいくそうですが、今は「V」ですね。
無理矢理開くとブライドルレザーのヒビ割れの原因んいなるそうなので、無理強いはやめようと思います。
同じ理由で、ベルトが硬く、抜きづらいです。ペンホルダーはしっかりと本体に収納された状態だったので、引っ張り出すのに苦労しました。
いずれも、使用していくうちに馴染むものかと思います。
この辺りも、いずれ記事にしますね。
ブレイリオのブライドルレザーシステム手帳がおすすめの人
私が購入した「ブラ・ルバ」は現在、公式ホームページでは取り扱いがありません。その他通販サイトでの購入になるかと思います。
ブライドルレザーを使用したシステム手帳が一番「ブラ・ルバ」に近いかと思いますので、おすすめの人を紹介したいと思います。
- 堅牢でジェントルマンな雰囲気のシステム手帳がほしい人
- かっちりした正統派のシステム手帳がほしい人
- 経年変化による革の艶が好きな人
- ブルームの変化が好きな人
- 比較的取り扱いやすい本革が良い人
個人的な意見ですが、ブレイリオのシステム手帳ってデザインがシンプルです。
が、ベルトの重厚さがシステム手帳全体に高級感を醸し出している、と感じています。
ブライドルレザーそのものが堅牢でしっかりとした手触り、ブルームの浮き出しにも特別感があります。
なので、「男性的、格好いい、ジェントルマン、特別感」こんな感覚をシステム手帳に求めている方には、ブレイリオのブライドルレザーのシステム手帳がぴったりハマるのでは、と思います。
まとめ
ブレイリオのシステム手帳バイブルサイズ「ブラ・ルバ」について基本情報やおすすめポイントなどをレビューしました。
ブレイリオはコードバンのシステム手帳が有名ですが、さまざまな革の取り扱いがあります。
今回、私が選んだのは「ブライドルレザー」と「ミネルバリスシオ」のシステム手帳です。
ブライドルレザーは非常に耐久性が高く、堅牢な革です。英国製の革は、ブルームが浮き出てきます。
ミネルバリスシオは革本来の風合いと、透明感のある染色、スムースな手触りが特徴の革です。
どちらの革も、経年変化が楽しめるので、革好きさんにおすすめのシステム手帳です。
私の個人的な見解満載の記事になりましたが、システム手帳を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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