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【HSP=陰キャ】は間違い!!内向型と外向型の違いから知る自分らしい生き方

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HSPって内向型の人が多いよね

内向型って陰キャの人ってこと?

HSPという言葉が広がり、多様性や個性を大切にする風潮になった昨今、「内向型」「外向型」という言葉を目にすることが増えたのではないでしょうか。

この記事にめぐり合ったあなたは、自身がHSPであったり、HSPという特性や心理学などにも興味があるのかと思われます。

あなたは「内向型」「外向型」自分の言葉で説明できますか?(笑)

この機会に、今回は「内向型」「外向型」について、一緒に学び直ししましょう。

この記事では、内向型外向型特徴思考・行動傾向の違いなどを説明しています。

性格や個性の断定ではなく、あくまでも「傾向がある」「こういう特徴を持つ人が多い」という話です。

「ここは自分にあてはまるけど、ここは違うなぁ」と軽い気持ちで読み進めてくださいね。

目次

内向型と外向型の特徴

「内向型」「外向型」という言葉を心理学に導入したのは、精神科医のカール・ユングです。

1921年に出版した「心理学的類型」の中で「内向型」「外向型」と性格分類として提唱されました。

カール・ユングの言葉を借りると、

内向性を「主観的な心的内容を通じて人生に向き合う姿勢タイプ」と定義し、外向性を「外的な対象に興味を集中させる姿勢タイプ」と定義した。

引用元:外向性と内向性|ウィキペディア

となっています。

…なんだか難しいですよね。

簡単に言うと、関心の向きが自分の内側なのか、外側なのかで分けることができます。

関心が自分の感情や思考など自分の内側(内的世界)に向くのが内向型

関心が自分の外側(外界)の他者や環境に向くのが外向型

なぜ、関心の向きが違うのか説明しいますね。

まずはサラッと表で確認してみましょう。

内向型 外向型
自分の内側から得るエネルギーの充電方法自分の外側から得る
敏感刺激への感度鈍感

では、詳しく説明していきます。

エネルギーの充電方法

両者はエネルギーの得方、充電方法が違います。

内向型:自分の内側からエネルギーを生み出し充電

外向型:自分の外側からエネルギーを得て充電

内向型は一人で静かに過ごす時間が好きと言われるのは、自分の内側からエネルギーを得るためです。

自分の思考や感情と深くつながることで、活力が生まれるわけです。

ともみ

だから内向型が物思いに耽っていたり、ぐるぐる思考の沼にどっぷり浸かったりするのですね。

一方、外向型は自分の外界との直接的な関わり、つまり、社交的な活動や他者交流からエネルギーを得ます。

そのため、1人で静かに過ごす時間ではエネルギーが充電されず、むしろ退屈と感じることもあるのです。

刺激への感度

外部からの刺激に対する感度に違いがあります。

内向型:刺激に対して敏感

外向型:刺激に対し鈍感

この刺激に対する感度は遺伝子で決まっており、「DRD4(ドーパミン受容体)」の長さが関与しています。

内向型は「DRD4(ドーパミン受容体)」の長さが短く、外向型は長いと言われています。

DRD4(ドーパミン受容体)の長さが短いと、刺激に対する受容量が少なく、少しの刺激でいっぱいいっぱいになってしまいます

そのため、受ける刺激量を抑えるため、1人で静かに過ごすことを好むのです。

反対に、DRD4(ドーパミン受容体)の長さが長いと、刺激に対する受容量が多く、少しの刺激では満足しません

たくさんの刺激がないと満足できないので、更なる刺激を求める行動を取ります。

そのため、社交的な活動や、他者との交流を好むのです。

内向型と外向型の内面の思考・外界での行動傾向

「内向型」「外向型」3つの視点を押さえた上で、内面や外界でのそれぞれの特徴を整理していきましょう。

※あくまでも「傾向」の話です。

社交性

関心の向き、エネルギー充電方法、刺激への感度から既に物語っていますが、内向型は1人や少人数で過ごす時間を好みます。

内向型の特性上、他者との関わりがストレスになってしまうことがあるんですよね。

反対に、外向型はたくさんの人と過ごす時間を好み、新しい出会いや体験にも積極的です。

他者との関わりに喜びを感じ、エネルギーも充電されるので、積極的に関わろうとします

内向型外向型
・狭く深くの関係性が心地良い
・1人の時間は必須
・人との浅い交流への関心が低め
・人からの注目が苦手
・じっくり考えてから話す
・広く浅くの関係性も楽しめる
・1人の時間は退屈に感じることも
・人との交流を大切にする
・目立つのが好き
・話ながら考える

思考

関心の向きが内側か外側かにより、思考内容情報処理記憶への定着ルートに違いがあります。

内向型は刺激情報に意味付けや解釈を加えて処理するため、時間がかかります

外向型は刺激情報はそのまま受け止め、リアルタイムの状況判断で次の行動が即決されます。

ともみ

だから内向型はスピード感のある会話や突発的に話をしなければならない雑談が苦手なのですね。

内向型外向型
・深く考える
・1つのことを深掘りしたい
・ルールや規律を重んじる
・ぐるぐる脳内会議が繰り広げられる
・内省が得意
・考えるより直感で行動する
・幅広く情報を求める
・フットワークが軽く、活動的
・情報処理がシンプル、スピーディー
・あまり過去は振り返らない

参考:なぜ内向型は「生きづらさ」を感じるのか?日本社会における原因と、あなたの強みを活かす最新の科学的アプローチ|Japanese Healty

環境適応・行動

環境の変化は「刺激」となるため、内向型・外向型で適応度や行動が変わります。

太古の昔、敵の気配、僅かな空気の変化、家族のちょっとした違和感に気づくことは、命を守るためのアラートとして重要な働きをしていました。

ですが、安全な生活が保障されている現在では、このアラート機能が過敏すぎてしまうんですよね。

よって、刺激に敏感な内向型は保守的になりがちなのです。

反対に外向型は刺激をエネルギーに変えられるので、活動的になれるのです。

内向型外向型
・1人で進める方が得意
・計画を立ててから行動する
・初対面の人に緊張する
・環境の変化に弱い
・集団の中で力を発揮しやすい
・臨機応変な対応ができる
・初対面の人とも打ち解けられる
・環境の変化をエネルギーに変えられる

HSPは内向型なの?

HSPに内向型が多いのは事実ですが、

HSP=内向型ではない

コレが事実です。

実はHSPの中にも外向型タイプがありまして、全HSPの30%くらいは外向型と言われています。

詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
HSPには4つのタイプに分けられる|タイプごとの特徴や強みを紹介 あんなに人付き合いが上手いのに、HSPなの? HSPと言っているけど、あの人と私は全然違う。 HSPさんは他のHSPさんを見て、このようなことを思ったことはありませんか? ...

おまけ:HSPは陰キャなの?

冒頭でちょっと触れましたが、HSP=陰キャではありません。

ここで陰キャの定義をおさらいしましょう。

陰キャとは「陰気なキャラクター」

ということです。

つまり、内気、引っ込み思案といった性格パターンを持つ人のことを表すそうです。

「陰キャ」という言葉が使われるようになったのは2010年代。

最近なんですよね。

ともみ

2010年代が最近と言える、私の年代(笑)

陰キャはインターネットの普及と共に広まった言葉であり、恐らく、あまり良いイメージで使われる言葉ではありませんよね。

多様性、個性が認められるようになった日本も、まだまだ「外向型」の方が優れていると捉えられる風潮が根強く残っています

ともみ

外向型の方が行動力があったり、リーダーシップが図れたり、目に見える形で活躍しやすいですからね。

そこで「陰キャ」の対義語に当たる「陽キャ」はイコール「外向型」のように扱われ、良いこと、ポジティブな印象として扱われることが多い印象です。

内気、引っ込み思案、楽天的、明るい、どれも性格特性に過ぎません。

本来そこに優劣はなく、その人の持ち味であるだけです。

ともみ

どんな性格的特徴を持っていても、それを活かせることが生きやすさに通じ、その人の満足度や充実感にも影響を与えるだけのことです。

内向型・外向型のグラデーション

実は、内向型・外向型ははっきりきっちり分かれているわけではありません

内向型の方でも人との関わりが好きな方はいますし、外向型の方でも1人で過ごすのが好きな人はいます。

「内向型だから」「外向型だから」と、思考や行動パターンが上記の通りではなく、あくまでも「傾向がある」「特徴が強い」そんなところです。

ともみ

誰にでも内向型っぽいところもあれば、外向型っぽいところがあるってことですね。

また、内向型・外向型どちらの特性も同じくらい持っている場合「両向型」と言われることもあります。

人それぞれ性格や特性が違うように、内向型・外向型持っている特徴もグラデーションがある、ということですね。

私の場合

私は内向型HSPを自認しています。

上記の「1人の時間で充電する」「外界からの刺激を抑える行動を取る」には、身に覚えがありすぎます。

常に脳内会議というか脳内の一人言が繰り広げられています

頭の中ではよく喋っているのに、実世界では3人以上の会話になると自分から話を振れなかったり、他愛のない雑談で質問されたことも、正確に誠実に答えようとして、答えるのにまごついたりします(苦笑)

また、興味のあることをとことん追求すること、自己理解に興味津々なのも、私が「内向型」だからかと思います。

手帳マニアであること、手帳術について熟考するところも、内向型であるゆえかもしれません。

特性を知って活かす

あくまでも傾向ではありますが、内向型・外向型の思考パターンや行動パターンに合わせた生活を送ることで生きやすくなることは間違いありません

たとえば、内向型でも人と関わるのが好きな人はいます。

友人と楽しく過ごす時間は、かけがえのない大切な時間ですよね。

でも特性的にはエネルギー充電のため、1人でゆったり過ごす時間も設けた方が元気に過ごせるでしょう。

外向型でも「ちょっと自分の将来についてじっくり考えてみたい」と思うこともあります。

静かな空間で物思いに耽ったあとは、友人に夢を語ってみると、更に活力が湧いてくるかもしれません。

内向型でも外向型でも「誰かと過ごしたい」と思えば過ごせばいいですし、「1人になりたい」と思えば1人で過ごせばいいのです。

その上で、自分の特性に合わせた回復方法を取ることで、イキイキと生活できるのではないでしょうか。

まとめ

内向型・外向型の特徴や思考・行動傾向の違いなどを説明しました。

内向型・外向型の大まかな特徴として、関心の向きがあります。

自分の内的世界に関心が向いているのが内向型

自分の外界に関心が向いているのが外向型

その理由として、エネルギーの充電方法や刺激への感度が関与しているのです。

それぞれに特徴があり、思考や行動傾向の違いなどもありますが、内向型・外向型は白黒はっきり分かれているものではありません。

人それぞれ性格や特性、気質などが違うように、内向型・外向型どちらも持ち合わせているものです。

どちらの特性が強く出るかで、「自分は内向型だ」「外向型だ」と判断しているわけです。

あくまでも「傾向がある」というだけですので、自分の特性を愛してほしいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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